あなたは脳膿瘍髄膜炎の違いについてご存知ですか?
脳腫瘍と髄膜炎は症状も似ていることから、間違いやすい場合があります。

どちらも脳に関わる病気なので、どっちになっても恐いですよね。
そこで今回は髄膜炎と脳腫瘍の違いや症状、予防法などについてご紹介します。

知っているのと知らないのでは随分対応も違うかと思います。
自分だけでなく周りの人のもしものためにも、ちゃんとした知識を身につけておくことが大切です。

髄膜炎と脳腫瘍の似ている点や違いは?

髄膜炎と脳腫瘍はどちらも脳の病気で、初期症状も似ています。
頭痛吐き気発熱がどちらにも見られる症状で、これらだけの症状だとどちらの病気なのか判断しにくいです。

また、どちらにもふらつき立ちくらみめまいが見られることもあります。
ほかの違う症状としては、髄膜炎は首の硬直が特徴的です。

脳腫瘍は、他に言語障害難聴耳鳴りなどが挙げられます。
さらに手足のしびれによって膝が曲げられなくなることもあります。

原因にも違いがあります。
髄膜炎は主にウイルスや細菌、寄生虫によって引き起こされます。

髄膜炎に関しての動画です。

それに対して脳腫瘍は、遺伝子の変異によるものだと言われています。
実はそれ以上のことはまだ解明されていないのですが、
食事による高たんぱく・高脂肪の過剰摂取や過度なストレス、タバコ、放射線、
さらには携帯電話の電波などが原因を作り出すのではないかと考えられています。

遺伝子との繋がりもあり、身内に脳腫瘍になった人がいると、脳腫瘍にかかる可能性が高いと言われています。

激しい胸の痛みを伴う場合は、クモ膜下出血の初期症状の場合もあるので、
早急に病院へ行きましょう。

治療経過が良いとどれくらいで完治する?

脳腫瘍の場合、良性悪性の場合がありますが、どちらも手術が必要になってきます。
開頭手術で頭蓋骨を取りだすので、術後もしばらくは安静にしておかなけれがなりません。

術後の経過や症状にもよりますが、
治療経過が良く腫瘍場所が浅ければ10日ほどの入院で済む場合もあります。

また、髄膜炎に関しては「細菌性」と「無菌性」があり、
細菌性だと抗菌剤の投与が必要となり、早い人は2週間ほどで完治します。

無菌性の場合はウイルスが原因なのですが、ウイルスには投与できる薬がなく、
対処療法が主な治療法になります。

しかし、細菌性よりも完治する期間は意外と短く、早い人では1週間ほどで良くなることがあります。

また、髄膜炎の頭痛に伴い市販薬を使用したいと思うかもしれませんが、これが意外と危険です。
頭痛薬で有名なイブプロフェンロキソニンは、
逆に副作用として無菌性髄膜炎を引き起こしてしまう可能性があるのです。

特に全身性エリテマトーデス混合性結合組織病の治療を受けている人は、
無菌性髄膜炎の症状を起こしやすいと報告されています。

髄膜炎も治療には入院が必要です。
市販薬で治すのはまず難しいでしょう。
自己判断で今をしのぐより、病院でしっかり検査してもらった方が将来的にも安全です。

髄膜炎の予防法

昔は細菌性髄膜炎の予防接種はありませんでしたが、近年開発されています。
赤ちゃんのうちに「小児用肺炎球菌ワクチン」と「ヒブワクチン」を受けることができます。

髄膜炎は子供も発症する可能性があるので、必ず受けるようにしましょう。
もちろん大人の方でも受けることができます。

大人の場合、細菌性髄膜炎の原因の大半が肺炎球菌によるものです。
特に高齢者の場合は致命的な最近になりかねないので、肺炎球菌の予防接種をおすすめします。

過去に受けた例がなく心配な人は予防接種を受けておくと良いでしょう。

また、無菌性髄膜炎に関しては予防接種がありません。
無菌性はインフルエンザなどのウイルスによって発症するので、
風邪予防やインフルエンザ対策が一番の有効策と言えます。

特に寒くなってくる時期には手洗いうがい
人混みを避けたり、生ものをなるべく避けるなどの注意が必要です。

ただ水で洗うだけでなく、消毒もして徹底して予防しましょう。

まとめ

  • 髄膜炎と脳腫瘍、どちらも脳の病気だけど違いはさまざま
  • 細菌性髄膜炎には予防接種、無菌性髄膜炎には抗ウイルス対策を!

今回の内容をまとめるとこのようになります。

髄膜炎も脳腫瘍も、どちらも脳にかかわる恐い病気です。
早期発見や初期症状段階に越したことはありません。
自己判断で症状をおさえようとするのも危険な場合があります。

手遅れになってしまう前に、頭痛や吐き気、ふらつきなどが見られたらすぐに病院へ行きましょう。

そして、髄膜炎に関しては予防接種は必須です。
自分の健康管理は自分でしかできません。
少しでも多くの人が脳腫瘍、髄膜炎から解放されることを祈っています。