溶連菌というのはあまり聞かない名前ですが、
抵抗力の弱い子供に感染しやすい菌と言われています。

この溶連菌に感染すると、
風邪やじんましんに間違えられやすい症状が出ます。

しかし、風邪やじんましんと思い込んで、
適切な治療を受けないでいると、
こじらせて劇症化する事がある感染症なので、注意が必要です。

溶連菌とはどんな菌?

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溶連菌感染症は、種類の多い連鎖球菌の一種で、
そのタイプでいくつかに分かれています。

中でも感染すると症状が激しい物は、
通称人食いバクテリアとも呼ばれています。
この溶連菌に感染すると舌や上顎、
そして体や太もも辺りにじんましんのような赤い発疹が出ます。

また、熱が高かったり、喉が腫れたり痛かったりと、
風邪やじんましん、はしかなどと似た症状が現れる事があります。

溶連菌は抗生剤が効きやすいという特徴があるので、
感染直後はたいして治療の難しい病気ではないのですが、
放置していると腎臓や血管、心臓や神経が冒されて、
劇症化する事もあり、注意が必要な病気です。

感染力自体はそう高くはないのですが、
免疫が出来にくく、何度も感染する事もあります。

また、皮膚が虫さされなどで弱った時にそこに感染して、
トビヒのような発疹を起こす事もあります。

内臓に炎症を起こす事もあるようです。
これらは溶連菌の出すによって引き起こされる症状です。

溶連菌感染症についてはこちらの記事も参考にしてみてください(*^^*)

溶連菌感染症とじんましんの見分け方

溶連菌感染症は症状の出方がまちまちで、
そのせいで他の病気に間違われる事も多い病気です。

病院のお医者さんでも専門医でない場合は、間違う事があるようです。

気管に感染する事が多く、発症した時の特徴としては、
舌がイチゴのようになるイチゴ舌になり、喉が腫れ、咳が出て、熱が上がり、
しばらくして発疹が出るというのが一般的な症状で、上気道炎と言います。

じんましんと間違われる場合には、
全身に発疹が出てかゆみを伴う状態になった時で、
これも溶連菌の出す毒素のせいです。

処置を間違えると症状が進んでしまうので、
治療を受けていて少しでもおかしいと思ったら、
きちんとお医者さんに相談してください。

本来の上気道炎の症状が出ている上で発疹が発生していれば、
診断間違いはまず起きないのですが、
発疹だけが出て熱が出ないなどの症状の場合は注意が必要です。

現在はこの溶連菌感染症を、検査するキットが開発されていて、
すぐに検査が出来るようになっているので、検査をすればすぐに判断出来るはずです。


こんなつらい症状が出ないうちに早めに対処したいですね(*_*)

こちらの記事では蕁麻疹の対処法について詳しく説明しています。

感染について

溶連菌感染症は風邪のように、
くしゃみ、鼻水などで感染します。
しかしその感染力は高くなく、
体力の落ちている人に感染しやすいので、日頃からの健康な体作りが大切です。

年齢的に感染しやすいのは5歳〜15歳ぐらいまでの間で、
それ以上の年齢では抗体が出来ている場合が多いと言われています。

空気感染はせずに直接感染のみなので、
接触の多い相手がこの病気に掛かったら、
事前に予防として抗生剤を服用しておく事も出来ます。

早期に発見さえ出来れば治療は割りと簡単と言われていて、
見逃しによる症状の悪化が一番の問題となるので、
幼稚園や学校などで流行しだしたら、注意が必要です。

大人は抗体が出来ている事が多いとは言え抗体の出来にくい菌でもあるので、
一度罹った事があるからと安心せずに、症状に注意を払ってください。

劇症型溶連菌が人食いバクテリアと呼ばれる理由

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溶連菌はごく一般的などこにでも存在する菌で、
子どもの頃の風邪の多くは、この病気に罹ったという事が多いとされています。

人間の抵抗力が強いと劇症化する事もなく感染力自体は低いのですが、
抵抗力が弱っている時に感染してしまうと、
溶連菌の種類によっては命取りになるのです。

人食いバクテリアと呼ばれている劇症型溶連菌は、
毒素が強くその進行が早いため、
発見が遅れると最悪数日で死に至ってしまうという恐ろしい一面を持っています。

もちろんこの劇症型溶連菌も、同じ溶連菌の一種なので、
初期に発見されれば抗生剤で治癒する事が可能です。

とにかく早期発見が一番の病気です。
感染する場合、一般的に多いのは気管からですが、
傷口からの感染もありうるので、
傷口が異常に腫れ上がったりした場合には、急いで病院に行きましょう。

とりあえずの予防として除菌スプレーを持っておくのも
ひとつの予防方法です。

これだと容器もお化粧品のようなおしゃれなパッケージなので
外出先で出しても恥ずかしくないですね。

なんといっても成分がとってもお肌に優しいので
敏感肌の方や赤ちゃんにも安心して使えます。

この菌はどこにでもいる菌なので、
一番の予防法は健康体を保つ事でしかないのです。