女性や主婦で一番酷使する場所と言っても過言ではない場所の手。
毎日使う場所だから、負担も大きくなります。

そんな時に現れる辛い「手湿疹」。
ハンドクリームで保湿すれば治るかとおもいきや、悪化することがあるのをご存知ですか?

今日は手湿疹はハンドクリームで悪化してしまうのか、
本当に効果があるものは何かをお話したいと思います。

手湿疹って何?

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よく耳にする手湿疹。
手湿疹とはどんな症状なのでしょうか。
乾燥肌や保湿成分が減少することで起こる皮膚炎です。

毎日使う場所なだけに様々な刺激が有ります。
元々乾燥肌で少しの刺激でも荒れてしまったり、
家事や育児などで洗剤などをよく使うことで、
各層間脂質の保湿成分が少なくなってしまうと手湿疹は起こりやすくなります。

秋から冬にかけて起こりやすく、空気が乾燥していたり、
食器を洗うときにお湯で洗っているとさらに悪化しやすくなります。
主婦によく起こりやすい症状のため、
手湿疹は別名で主婦湿疹と呼ばれることも有ります。

赤く乾燥し、かゆみがあることも。
手湿疹は手のひらや指先が乾燥し、きめが荒くなっていき、赤くなったり、かゆみが起きます。

掻いてしまうとさらにひどくなり、
皮膚に亀裂が生じたり、ひどい場合は出血したります。
初期症状からかゆみが強く出てくるため、
無意識に掻いているといつの間にか手湿疹がひどくなっていたということもあります。


このように、みなさん手湿疹で辛い思いをされているようです。

ハンドクリームで手湿疹は悪化する?

手の乾燥と聞けば、一番に考えることは保湿ですよね。
保湿といえば代表的なのが、ハンドクリーム。
しかし、ハンドクリームは手湿疹の時に使ってしまうとかえってひどくなることがあるんです。

ハンドクリームは本来保湿をするものですが、含まれている成分は「界面活性剤」です。
界面活性剤とは食器用洗剤に含まれている成分と同じものなので、
手湿疹の原因となる洗剤をまた塗りたくっているのと同じことです。

本来クリームは水と油が溶け合ったもので、
皮膚に塗るとつやつやになりしっとりしますよね。

しかし、クリームを流してしまうと皮膚はごわごわになってしまっていることがあります。
これはクリームに含まれる界面活性剤が、
皮膚の必要な油までも分解してしまっているということになります。

ハンドクリームの説明書にはきちんと「健常な皮膚にのみ使用すること」と記載されている通り、手湿疹など炎症を起こしている時に使用することはタブーとなっています。

なので、手湿疹の時にハンドクリームを使用してしまうとかえってひどくなってしまうのです。

手に塗ると良いものとは?

では、手湿疹になった時や普段でもどのようなものを塗るとよいのでしょうか?

ワセリン

小さな子供がいる家庭は持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ワセリンとは保湿剤ではなく、皮膚を刺激から守るための保護剤のようなものです。

手湿疹を根本から治すことは出来ませんが、
ひどくならないために皮膚をカバーすることが出来ます。

そしてワセリンは水や油をはじく性質があるので、
水仕事の時にも使用することが出来ますし、赤ちゃんや子供がいても
全く害がないので安心して使用することが出来ます。
すこしベタつきがあるので気になる方は、
よる寝る前などにたっぷりと塗るのがおすすめです。

シアバター

手湿疹の原因となる油分の減少を抑えるために、
失われた油分を補充するのがシアバターです。
シアバターも油分のため、水仕事をしても水を弾いてくれるので悪化させずにすみます。

ワセリンよりもベタつきが少ないので
日中に使用してもストレスなく使用することができます。
また、皮膚再生を促してくれますので、
ごく初期の手湿疹ならば改善されることが有ります。

ホホバオイル

ホホバオイルも最近話題になっているオイルの一つですよね。
ホホバという植物の種から取れる油で様々な栄養素が有り、美容目的に使用されています。

保湿としてはワセリンのほうがカバー力が有りますが、
ホホバオイルにはワセリンにはない栄養素を含んでいることと、
肌への浸透性は圧倒的にホホバオイルが優っています。

ホホバオイルには金色と透明とあるのですが、
手湿疹の場合はより不純物が少ない透明が刺激を感じることが少ないと思います。
ハンドクリームには添加物がたくさん含まれています。
もちろん無添加と謳われているものも有りますが、
手湿疹になった時には一度自然由来のものを試してみると良いかもしれません。


手を保湿するにあたって、
さらに効果を良くする方法も覚えておくとより良いですね。

馬油は効果があるの?

馬油をご存知ですか?

名前の通り馬のたてがみや皮脂から抽出された油のことです。
馬油は人の肌の角質細胞間脂質に非常に近い成分で出来ているため
油分を補充したり、外部からの刺激をカバーすることが出来ます。

最初は少しベタベタしますが、時間が立つと浸透していき、
水分や油分を逃がさないように働きかけてくれるので、熱がこもりにくく痒みを抑えてくれるのも特徴です。

手湿疹は油分や水分が減少することで起ることがありますので
馬油は充分に効果があるといえます。

ですが、合わない場合があるので注意しましょう。
天然成分で誰にでも合うと思われがちですが、馬油は合わない人もいます。

それは動物アレルギーがある方や動物性油脂が合わない人です。
自分に動物に関するアレルギーが有る人は使用する前に
薬剤師などにきちんと相談してから使用するようにしましょう。

また手湿疹がある程度改善されてくると、
油分が強いためまた別のトラブルが起きる可能性があります。

メリットも大きい馬油ですが、
しっかりとデメリットも考慮して使用するようにしましょう。

まとめ

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手湿疹は毎年繰り返している方も多い、特に主婦にはつらい症状ですよね。
手湿疹があるから水仕事を休むわけにも行かないので、少しでも改善するにこしたことはありません。

そして、それが自宅でケアできるなら、良いですよね。
しかし、色々試しても良くならない、
ひどくなっている場合には皮膚科を受診するようにしましょう。

きちんと薬を処方してくれますので、一度受診してみると良いかもしれません。