今、一部で「3低」とも言われる症状、低体温低血圧低血糖

この3つ、全て「低」の字が付くこと以外には、
あまり共通点があるようには感じられません。
しかし、ダイエット中の女性に多い症状という、意外な共通点があるのです。

今回は、これらの症状が起こるメカニズムについてご説明します。

低体温になりやすいのは女性の生まれつきの体質と、筋肉不足

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低体温、低体温症とも呼ばれますが、
これは、平熱が36℃未満のことを指し、病気ではありません。

しかし、体温が下がると免疫力が低下したり、
基礎代謝が下がるなどの悪影響があるため、望ましくない状態とされています。

性別で比較すると、低体温になりやすいのは女性の方と言われています。
熱を作り出す筋肉が付きにくく、自律神経が乱れやすいからです。

このように、ただでさえ男性よりも筋肉が付きにくいのに、
無理なダイエットなどをすると、
脂肪を燃焼する前に筋肉が痩せ、熱を作る量が更に減ってしまいます。
また、栄養バランスを考えない食事制限を行うと、
筋肉のもととなるたんぱく質も不足します。

このように、「女性+ダイエット」という組み合わせは、
正しく行わないとすぐに低体温になる恐れがあるのです。

低血圧も、筋肉不足から来る

低血圧も低体温と同じく、病気ではありません。
「低血圧」と呼ぶには診断基準があり、
血圧の最大値が110mmHg以下の場合を指します。

最低値が60mmHg以下だという基準を設けている場合もありますが、
あくまで低血圧は血圧の最大値が低いことを指す言葉のため、
最低値を考慮に入れないことも多いです。

この低血圧は、やはり筋肉が少ない女性に多く、
低体温のようにダイエットの影響を受けやすいです。

血圧は、血管や筋肉が収縮する力で高いか低いかで、決まってきます。
筋肉に力が無ければ、血液を送り出す力が弱くなり、低血圧となります。

そして、先ほどもご説明した通り、
筋肉を衰えさせるものはやはり無理なダイエット。

つまり、低血圧の改善も、
無理なダイエットをやめ、しっかり食べて運動し、
適度な筋肉を付けて全身の血の巡りを良くすることから始めるべきなのです。

そうは言っても、生まれつきの体質が占める部分も少なからずあります。
ここで、低血圧を改善する方法の動画を載せておきますので、参考にして下さい。

低血糖は身体が危険を知らせるサイン

低血糖は、女性に特別多いというわけではありませんが、
やはり美容意識の高さから、男性よりも女性の方が
ダイエットによる低血糖が起こりやすいようです。

血糖値は空腹時で70〜110mg/dlを正常値としていますが、
低血糖はこの70mg/dl以下の場合を言います。
低血糖になると、頭痛がしたり脳にエネルギーが行かなくなって
ぼーっとしてしまったり、めまいや吐き気などの悪影響が出ます。

このような数値になるのは、
糖尿病などで血糖コントロールがうまく行かないことの他、
単純に糖質不足が挙げられます。

糖質不足になる状況と言えば、
ご飯を食べられない状態が考えられますが、
飽食の時代である現代では起こりにくい状況で、
やはり急激な食事制限によるものが多いようです。

つまり、短期間で痩せようとしてご飯を食べない暮らしを送ったり、
カロリーを摂りたくないばかりに、
野菜などの糖質が少ないものばかり食べたりすることで起こるのです。

ダイエット中、めまいがするほど
頑張って食事制限をしている人は少なくないと思います。
でも、それは低血糖、つまり飢餓状態を迎えていることになるので、
体に良いことはありません。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。
このように、無理なダイエットによって起こる身体の不具合はたくさんあるのです。

低血圧は、特に病気として見なされてないために、
治療などが必要なわけではありませんが、
低体温は免疫力を低下させますし、不妊の原因にもなります。

また、低血糖は身体を動かすエネルギーの不足によって起こるものなので、
放っておいては命の危険すらあり得ます。

また、一度飢餓状態に晒されると、
体はエネルギーを蓄えようとするため、
次に食べたものが脂肪になりやすくなり、
リバウンドしやすい体質になってしまうということもあるのです。

こんな悪影響を受けてまで、
ダイエットをする意味は無いと思いませんか?

無理なダイエットは今すぐやめて、
地道に痩せる健康的なダイエットに切り替えることをおすすめします。

どうしても食事を抑えたダイエットをしなければならない場合は、
野菜や果物ジュースを使った断食がオススメです。

これなら栄養素を補給しながら食事量を抑えられますし、
デトックス効果もありますので、お通じが良くなり、お肌が綺麗になることもあるようです。