糖分をとりぎると糖尿病になる、というのとはみなさんも良く知っていると思います。
しかし人間の体は糖が少なすぎても調子を崩してしまいます。
それが低血糖症という病気です。
低血糖症ってどんな病気なの?症状は?妊娠中にはどんな影響があるの?
普段からできる対処法などについて、簡単にまとめてみました。
低血糖症とは
まず、低血糖症のいう「糖」というのは正確にはブドウ糖のことを指します。
つまり、血液中のブドウ糖が少ない状態のことをいいます。
数値の基準としては、血糖値が60〜70mg/dl以下になると低血糖とされています。
糖分は食事によって摂取することが簡単なので、
軽い低血糖であれば特別な治療をせずに食事内容によって改善することもできます。
しかし、ひどい場合は専門機関で治療をしなければなりません。
症状について
低血糖症の症状には大きく分けて2つの分類があります。
エネルギー不足による症状
- 疲労感
- 眠気
- ふらつき
- 失神
- 偏頭痛
このエネルギー不足によっていちばん被害を受けるのは実は脳なんです。
脳がエネルギー源としているのはグルコースのみなので、
低血糖症に陥ると一番に脳がエネルギー不足を起こします。
その結果として疲労感や眠気を感じるのです。
血糖の低下によるホルモンの過剰分泌による症状
- 冷え
- イライラ
- 不眠
- むくみ
低血糖症になると、アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌されます。
これにより精神的にリラックスできないため、イライラしたり眠れなくなったりします。
低血糖症いやーん!顔むくむし白くなるし頭痛いし気持ち悪いしー!薬なんか飲むもんかー!
— 忍足なな@テストまでツイ減 (@naaaaaaanaa) April 22, 2012
このように、むくみに悩む人も少なくありません。
また、アドレナリンは血管収縮作用をもつため、血液が末端まで回りにくくなり、
結果冷え症に悩まされたり、むくんだりします。
妊娠中の低血糖症
妊娠中の女性の体では、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが盛んに分泌されます。
このエストロゲンはインスリンの分泌を促す作用を持っているため、
妊娠中の女性は低血糖症に陥りやすい体になっています。
妊娠中の低血糖は、妊娠糖尿病という、軽度な糖尿病につながるケースが多いです。
これは、妊娠の中期〜後期にかけては、インスリンの働きが弱まり、
高血糖になりやすくなるためです。
そして、妊娠糖尿病になると、後期流産や早産の危険性が高まります。
また、胎児の発育不全や機能不全を引き起こす可能性もあります。
普段からできる対処法
血糖値は食事に左右されます。
食事を見直すことがいちばんの近道です。
みなさん、低血糖なら糖、つまり甘いものをたくさん食べればいい。
なんて考えていませんか?実はそれ、逆効果なんです。
一気に血糖値が上がると、
上がりすぎた血糖値を下げるためにインスリンがたくさん分泌されます。
これでは逆効果です。
インスリンの分泌は膵臓で行われます。
なので、すい臓に負担をかけない食事を心がけることが大切です。
血糖値をいきなり上げては逆効果なので、おだやかに糖を吸収できるように、
食事のはじめには食物繊維の多い野菜を取りましょう。
酒飲み後の寒気は低血糖と判断してブドウ糖接種するマン。
— ココ丸 (@cokomaru) March 26, 2017
外出先での急な症状の表れに備えて、飴などを持ち歩く方がいますが、
飴は溶かすのに時間がかかるため、即効性は期待できません。
急ぎで糖分を摂取したい場合には、ブドウ糖を摂るようにしましょう。
また、糖の代謝を上げるためにも、よく眠りしっかり体を休めることが大切です。
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まとめ
低血糖症とは血液中にブドウ糖が足りていない状態のこと。
エネルギー不足やホルモンの過剰分泌により、冷え、むくみ、不眠などの症状が出ます。
低血糖=甘いものを沢山とれば治る
ではありません!
急激な糖分摂取はインスリンの分泌を促すため返って逆効果になります。
妊娠中は、時期によってインスリンが多く作られたり、
また作られにくくなるため、血糖値の管理をしっかり行う必要がある。