子供に多い病気と思われがち手足口病ですが、
免疫が無ければ大人にもかかることがあります。

大人の手足口病は子供のものとは違い、症状が重くなりやすかったり
熱が下がりにくかったりするのだとか。

そこで今回は、大人の手足口病の症状や対処法についてご説明します。

大人の手足口病、熱が下がらないときはどうするべき?

大人が手足口病を発症すると、子供と同じく手・足・口内お尻水疱がたくさんできる症状のほか、
頭痛筋肉痛、手足の発疹から皮がむけ、爪が剥がれてしまうことが多いのも、大人特有の症状です。

そして、同じく特徴的なのが発熱の仕方です。

この発熱が子供の症状と大きく異なり、38〜40℃以上高熱になることも珍しくないそうです。
子供の手足口病は37℃台で落ち着くことが多いですが、大人の場合は高熱も覚悟しましょう。

高熱が出ても、通常であれば2〜3日、長くても7〜10日ほどで下がりますが、
この熱が下がらないときには、もしかしたら重症化や別の病気を合併しているかもしれません。

子供と同じく手足口病から髄膜炎脳炎進行するケースもあるようなので、
熱が下がらなければなるべく早く病院に行きましょう。

大人の手足口病の治療や対処法は

大人の手足口病は、子供のものと同じく特効薬はなく、自然治癒させる以外に治す方法はありません。

よって、病院に行っても口内を消毒するうがい薬や発疹を抑える抗ヒスタミン剤、
熱がある場合は解熱鎮痛剤を出されて終わりになります。

これらの対症療法がメインとなるため、通常は通院のみで治療が終わりますが、
発熱によって重度の脱水症状を起こしている場合は、点滴によって水分を補給する処置がとられます。

また、脱水症状時に適した飲み物は経口補水液です。

失われた水分や栄養素を効率よく摂取できますよ。
風邪の場合の水分補給にも適していますのでまとめ買いして常備しておくと安心かも(*^^*)

口内の発疹がひどい場合は飲食がしにくくなるため、
脱水症状を引き起こす人は意外にも多いそうです。
そうなる前に、口の中が痛くても我慢してこまめに水分補給するべきですね。

薬や食べ物で対処するなら

特効薬が存在しない手足口病は、市販薬で治すこともまず無理だと思った方が良いでしょう。

ただ、病院でも出されることが多いイソジンうがい薬や解熱鎮痛剤、
湿疹の痒みを抑えるお薬はドラッグストアでも手に入ります。

薬よりも、自宅で気を付けるべきは食べ物です。
食べ物で治すとまでは行きませんが、発熱などで体力を奪われる病気のため、栄養補給はできるだけするべきです。

口内の発疹の痛さは、大人の場合は子供よりもつらいとも言われています。
そんな中で食べられるものを用意して栄養補給することが、治りを早める近道となります。

口内を痛める酸味の強いもの、味の濃いもの、固いもの、辛いものは食べにくいですが、
冷たくて柔らかく、喉の通りが良いものなら食も進むはずです。
アイスクリームやプリン、冷やした茶碗蒸し、卵豆腐などが適度にカロリーも摂れて良いですね。

また、薄味の汁ものを冷やして、お豆腐やそうめんなどを入れて食べるのも良いでしょう。
その時は刺激になる薬味抜きで食べて下さいね。

こちらの動画にあるそうめんレシピをアレンジして食べるのもおすすめです。
手足口病の時は、薬味やラー油を抜き、水菜やお肉は細かめに切ると良いでしょう。

手足口病についてはこちらの記事もご参考に!

予防のためには

大人はかかるはずないと思いがちな手足口病。
既に子供の頃に免疫を獲得していれば大人になって感染することはありませんが、
もしも、その免疫が無かった場合の予防はどうすれば良いでしょうか。

手足口病を引き起こすエンテロウイルスコクサッキーウイルスは、
風邪と同じく飛沫感染や接触感染でうつります。
日常生活ではあまりもらう心配のないウイルスですが、
気を付けたいのは家族内で感染者が出た時です。

つまり、お子様が手足口病をどこかからもらってきたという時が一番危険です。


このように、子供からうつった!という人は多いです。

子供のお世話をする大人たちにうつらないよう、マスクをして接する、
お世話の後には手をしっかり洗う、おむつ交換をしたらそのおむつを密閉して捨てた上で、
やはり手をしっかり洗うということが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
大人の手足口病や症状、対処法についてご説明しました。

大人の手足口病は7〜10日ほどで症状が落ち着くことが多いですが、
そこからまた2週間ほどかけて発疹が出た部位の皮が剥がれ落ちるという経過をたどります。
この際に、大人の場合は爪まで落ちてしまうこともよくあるというのが怖いですよね。

普段きれいにネイルをする習慣がある人はもちろん、そうでない人も、
爪が無くなるというのはとっても不便ですし見た目もゾッとしてしまいます。

子供と同じく特効薬が無い病気ですから、なるべく予防に努めたいものですね。