急に立ちくらみがしたり、
いままでなんともなかったのに蕁麻疹が出たりといった状態になった事はないでしょうか。

それはもしかしたら副腎疲労症候群かもしれません。
副腎は調子を悪くすると身体全体が疲れやすくなり様々な障害が発症する場所です。

その副腎が疲弊する事で慢性病として発症するのが副腎疲労症候群なのです。

副腎疲労症候群とは

2016-06-01b

まず副腎とは何なのか?という事から知っておきましょう。
副腎とは腎臓の上にかぶさるようにある組織で、その中は2つの層に分かれています。

内側を副腎髄質と言い、
人が危険な状態に臨んでアドレナリンやノンアドレナリンを放出して
素早い判断や動きを実現させる事が出来るのはこの臓器のおかげです。

外側は副腎皮質と言って主にホルモンの製造を司っています。
いわゆるステロイド系ホルモンなどを分泌するのがこの部分です。
このように副腎の役割は生命維持の為に身体の状態をコントロールするという重要なものと言えるでしょう。

副腎疲労症候群とはこの大切な副腎が疲弊して正常な働きが出来なくなった状態を言います。
基本的に慢性的な病気なので長い期間辛い状態が続く事になります。

副腎で分泌されるホルモン類は人の精神的なコントロールと免疫や
身体の機能などのコントロールを司っているので、
疲れたり落ち込んだり病気に罹りやすくなったりと心身両面の状態が悪化します。
立ちくらみや蕁麻疹はその分かりやすい症状の1つと言えるでしょう。

立ちくらみの原因

立ちくらみというのはそもそもどういう時に起こるのでしょうか。
熱いお風呂から上がった時に急にくらっとした時はありませんか?

これは身体が暖められて血管が広がった状態で急に立ち上がった為、
血液が一気に下がり脳が貧血状態に陥る為に発生する現象です。

そもそも血液は液体で地球には重力がある為、
常に下に引っ張られるという性質があります。

立った状態で1番上にある脳は血液が巡りにくい場所にあると言って良いでしょう。
身体には脳に血流が巡るように様々な仕組みがありますが、
血圧が上手くコントロール出来ないとそれも完全には機能しません。

実は副腎の分泌するホルモンには血圧をコントロールする
コルチゾールという物があり、
副腎疲労症候群で立ちくらみを発症するのはこのコルチゾールが不足して
低血圧になってしまう為ではないかと考えられます。

蕁麻疹などのアレルギー症状と副腎疲労症候群

副腎の分泌するホルモンは免疫機能や血流、
代謝や消化、脂質の蓄積などのコントロールを行っているので、
この機能が低下するとアレルギーの大本である免疫機能が低下し、アレルギー症状を発症しやすくなります。

蕁麻疹はアレルギー症状の1つですのでアレルギーが発症しやすくなれば
蕁麻疹も発症しやすくなる訳です。

また、蕁麻疹には非アレルギー性の物もあります。
こちらはなんらかの刺激で発症するとされていて、
身体をこすったりする物理的な刺激でもストレスなどの疲労でも発症します。

副腎疲労症候群は身体全体のコントロールが低下するので
こちらの蕁麻疹も発症しやすくなってしまいます。

病気になりやすく蕁麻疹が出やすい、
花粉症を始めとするアレルギー症状がやたらと発症しやすくなったなどという事があれば
根本的な原因として副腎疲労症候群を疑ってもおかしくないでしょう。

アメリカなどでは人口の15%ほどがこの副腎疲労症候群ではないかとまで言われているのです。

そもそもアレルギーについてよくわからないあなたは参考にしてみてくださいね(*^^*)

副腎疲労症候群とうつ病

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副腎疲労症候群はその症状から原因不明のうつ病と診断される事が多い病気とされています。


そもそも副腎疲労症候群の原因になるとされるのが精神的ストレスと
肉体的ストレス、そして栄養不足やタバコや毒素の摂取などの蓄積型のものであり、
更にはその症状が疲労感や気分の落ち込み、睡眠障害や更年期障害など、
そして病気になりやすくなり食べ物の好みが甘味や辛味の極端な物に偏るという、
全体的に分かりにくい病気なので、本人は1番目立った症状の病気だと判断してしまう事が多いのです。

精神的な落ち込みが酷い場合はうつ病に、
アレルギーの発症が酷い場合はアトピーとして治療を受けてしまいます。

検査に際しても副腎疲労症候群は血液検査では判断出来ず、
問診で判断して唾液検査を行ってようやく判断出来るとされる病気なのです。

精神的な落ち込みだけでなく身体的にも問題が起こっている場合には
うつ病だけでなくこの副腎疲労症候群かもしれないと疑ってみても良いかもしれません。