水痘(水ぼうそう)と手足口病違いを、すぐに見分けられますか?
この二つの病気は、発疹と発熱という部分が共通します。

ですが、両方とも伝染する病気なので、
自己診断で間違ってしまってはいけません。

今回は、水痘、手足口病の特徴などについて、ご説明します。

水痘(水ぼうそう)の特徴は?

2016-01-28b

まず、水痘の特徴からご説明します。

水痘は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルスに
感染することにより、発症する病気です。

まず、37〜8℃程度の発熱がありますが、これは2〜3日で下がります。
問題はその後で、この病気の最大の特徴である発疹が全身に出るようになります。

発疹の状態は赤く平らな形状をしており、
その後に中に水が溜まった、水ぶくれ上になり、強い痒みを起こします。
この痒みが曲者で、乳幼児などはあまりの痒さに不機嫌になってしまうほどです。

しかも、痒さに耐えきれずに掻いてしまうと、
そこから化膿したりして、痕がずっと残ってしまうことも。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

もし水泡が潰れてしまったり、かいたり触ったりしてしまうようなら
ガーゼなどで保護してあげましょう。
小さなお子さんの場合、そういった処置をしながら
発疹を掻きむしったりしないように見守っていてあげる必要があるのです。

プラスモイストの詳細はこちら

この発疹は、出てから10日ほどでかさぶたとなって剥がれ落ちますが、
発疹は次々出るので、最初の発疹から最後のかさぶたが剥がれ落ちるまでは、3週間ほどかかります。

手足口病の特徴は?

手足口病は、水痘とはまた違ったウイルスが原因で起こる病気です。
この病気を引き起こすウイルスは、
コクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71など。
原因は、一つのウイルスではないということですね。

手足口病の特徴としては、
まずは2〜3日続く37〜8℃の発熱、そして発疹です。
ここまでは、水痘とほぼ同じのため、
見分けがつかないという意見も理解できます。

ですが、手足口病の特徴はその病名からもわかる通り、
手足や口内にしか発疹が出ないケースがほとんどです。
また、発疹の状態も、赤く細かいもので、
水ぶくれにはならずに、触感が固めでブツブツしています。

この発疹には痛みがあるということも、水痘との大きな違いですね。

新型手足口病に要注意!

ただ、最近大流行している手足口病には、
これまで見られていた手足口病とは異なる特徴があるようです。

この新型の手足口病を引き起こすウイルスは、
コクサッキーウイルスA6という型のもの。
従来の手足口病のウイルスの型違いのものなのです。

一番の違いとしては、まず、発熱。
通常の手足口病のように、
微熱や熱が出ないものとは異なり、39℃近くもなる高熱を出します。

そして、発疹が出る部位も、少々変わってきます。
手、足、口などに出るということは変わりませんが、
それ以外にも、臀部などにも発疹が出るようになり、
ひどい場合は爪に発疹が出て、爪がはがれてしまう場合もあります。

この新型の手足口病は、発疹の範囲が広範囲だということから、
特に水痘との見分けがつきにくいと言われています。

「手足口病っぽいけれど、熱が高いし発疹もたくさん出ている……」
と思ったら、お医者さんで診てもらって、どちらの病気か確定させましょう。

まとめ

2016-01-28c

いかがでしたでしょうか。
水痘と手足口病、それぞれの症状とその違いなどについてご説明しました。

ここで取り上げた新型の手足口病は、
2011年、そして2013年に大流行して話題になった病気です。

何しろ、見慣れた手足口病よりも高熱が出るのですから、
お母さんたちは「何か未知の重病では……!」と、不安になったそうです。

もしも今後、お子さんが新型の手足口病に感染したとなると、
ご家族はとても心配することでしょう。
ですが、結局は通常の手足口病の仲間ですから、
対処法さえ誤らなければ数日で回復して元気になってくれるはずです。

水痘にしろ、手足口病にしろ、周囲への感染予防や、
かかった本人に対するケアをきちんと行えば、
何も怖い病気ではありませんから、安心して下さいね。

関連記事
手足口病はどれくらいで完治するの?
リンゴ病と手足口病とはいったいどんな症状?正しい解決策を知ろう!
水疱瘡の初期症状とは?子供のかゆみの対策はどういうことが必要?