夏になると1回は目にする食中毒や集団感染のニュース。
激しい吐き気と下痢に悩まされるとても身近にある感染症ですよね。

私も1度かかった時には、何度もトイレに目が覚め本当に辛かったのを覚えています。

ひとえに食中毒といっても、症状に程度があります。
中には入院が必要になるケースも。
今日は食中毒での入院や点滴についてお話したいと思います!

食中毒の症状に程度はある?

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激しい症状がみられる食中毒ですが、症状といっても軽症と重症にわかれます。

軽症の場合

主に自然に治ることが出来ます。
吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、といった症状が現れますが
多くは2~3日程度で回復に向かっていきます。
激しい下痢や嘔吐を繰り返すので、重症と思われるかもしれませんが
多くの食中毒の原因の菌で引き起こされる症状です。
自宅でゆっくりし体内から毒素が出て行くのを待つことが先決です。

重症の場合

病院に行き治療してもらうべき症状になります。
軽症と同じ症状の他に、血便や高熱、ショック症状が診られる等になると
重症になりますので、個人での療養は中止して病院に行き対処してもらうほうが良いでしょう。
さらにひどくなると、物が2つに見えたり、意識障害、呼吸困難になってきます。
こうなると一刻も早く病院に連れて行ってあげることが良いでしょう。


軽症か重症か、判断は難しいかもしれませんが
もしも自分が辛い、と思う時には病院を受診することが良いでしょう。

食中毒での入院はどれくらい?点滴もあるの?

大多数は病院に行っても薬を処方されて、
ゆっくり過ごしましょうと言われるだけで、自宅に返されます。

ですが、脱水症状になっていて体内の電解質のバランスが崩れていたり
1日に何度も吐き戻しがあるのに全く食事が取れる気配がないと
入院になったり点滴を受けることがあります。

入院は約3日。
症状の程度によって変わりますが、入院になった場合は約3日間入院する必要があります。
だいたい1日くらいで体を自由に操ることが出来るようになります。

気をつけなければならないのは、最もひどい症状の呼吸困難や意識障害になると、
1ヶ月位の入院になることもありますが、基本的には入院することはあまりありません。

点滴は症状によって違います。
体の水分が失われて、補給するよりも早いスピードで下痢や嘔吐でなくなり
体のバランスが崩れている時には点滴を行います。

抗生物質や下痢止めをあまり使用しない食中毒では
病院に行くと主に点滴という手段が多いでしょう。

個人個人によって量や点滴時間は異なりますが
軽症だと1時間程度点滴をすると、回復に向かうことが多いです。
重症の人は数時間おきに点滴を打ったりして様子を見ることになります。

どんな症状になるの?

食中毒は感染するウィルスによって症状が異なります。
よく耳にするウィルスによる症状はどのようなものがあるのでしょうか。

【感染型】

カンピロバクター
腹痛や不快感が起こり嘔吐、腹痛、下痢を起こします。
下痢は水便と粘液便の場合があります。
腸炎ビブリオ
悪心、嘔吐、下痢、発熱、腹痛などがおきます。
しびれが来てチアノーゼになることもあるので注意が必要です。
サルモネラ
嘔吐、発熱、腹痛などが急激に起きます。
水便や粘液便の辺が出る可能性があります

【生体内毒素型】

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嘔吐や出血を伴い下痢や腹痛などが起こる。
高熱はほぼなく、こどもや年寄りは合併症になる可能性があります。
セレウス菌
下痢、腹痛、けいれんなどが起こります。
熱はめったに見られません。
ウェルシュ型
腹部が張り腹痛、下痢を起こします。
2~3日で回復し悪化することは少ないです。

【毒素型】

ボツリヌス菌
物が二重に見えたり、弱視、呼吸困難、唾液や汗などの分泌障害が起こります。
セレウス型(嘔吐型)
吐き気や嘔吐、下痢、けいれんなどが起きやすくなります。
激しい嘔吐で吐瀉物をつまられる可能性がありますので、注意が必要になります・
ブドウ球菌
悪心や激しい嘔吐が主な症状になります。
下痢は通常水便ですが重症化すると粘液便になります。

このように、食中毒と言っても、様々な原因となる菌が存在します。
たまにとても重症化している場合がありますので気になる場合は直ぐに病院へ行きましょう。

毎日の予防法とは?

誰にでも感染することがある食中毒。
毎日どのようにすれば、予防することができるのでしょうか?

細菌を付着させない・増やさない・殺菌する

食中毒の原則として付着させない、
増やさない、殺菌するということがあります。
そのために、習慣にすることは

  1. 手をよく洗う
  2. 食品もよく洗う
  3. 充分に加熱する

が挙げられます。

手からの細菌感染を防ぐために、外出したり外遊びをした時、
トイレにった際には必ず手を洗いましょう。
手洗いのあとに殺菌消毒すると、より効果的です。

特に食事前は念入りに洗うことが良いでしょう。
食品も野菜や魚介類などは流水でしっかりと流してしましょう。
元々付いている細菌を流すことが出来ます。

そして、火を通す場合にはしっかりと通すことで殺菌することが大切です。
再加熱をする場合も、暖めるよりもしっかりと火を通すことで殺菌効果を得ることが出来ます。

このように、出来る範囲で食中毒のリスクを減らすことが出来ます。
しっかりと予防し、食中毒から身を守りましょう!

まとめ

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疲れが溜まっていたり体調がすぐれない時に、
食べてしまったもので発症することがあります。

もちろん、調理などに気をつけることも大切ですが、
まずは自分の体をしっかりと休めて体力をつけましょう。

そして、もしも食中毒になってしまった場合は、
しっかりと水分補給をして入院等重症にならないようにしましょう!