RSウイルスは何も風邪と似たような症状があるだけではありません。
中耳炎の危険性もあります。

中耳炎をあまり重要視していない方もいますが、
耳は平衡感覚を司る場所であり、音の情報をキャッチする場所です。

中耳炎によって様々なトラブルが起こらない為にも対処法や危険性を理解しておきましょう。

RSウイルスとは?

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私たちが住む日本は世界的に見ても先進国であり、
医療分野も非常に発達した国として知られています。

また、国民の健康への意識も非常に高いレベルで保たれているので、
日頃から健康管理に気をつけている人が大半を占めています。
もちろん、中には健康を気にせずに暴飲暴食を繰り返したり
不規則で乱れた生活習慣を続ける人も居ますが、
生活習慣病」が社会問題となっている現代では
健康管理に気を遣っている人が過半数を占めています。

しかし、どれだけ健康に気をつけていても生活の中で外を出歩く限りは
」や「ウイルス」に感染するリスクがあるのも事実です。
最近では一般的な病気である風邪やインフルエンザと共に

RSウイルス感染症」と呼ばれる病気が流行の兆しを見せています。

RSウイルス感染症は基本的に秋口である11月下旬〜
冬が本格的に始まる1月末までの間で流行する傾向があります。

一般的な大人であれば風邪とよく似た症状で済みますが、
乳幼児や小さい子供がRSウイルスに感染すると重症化する恐れがあるので注意が必要です。

もし乳幼児や小さい子供がRSウイルスに感染した場合は
すぐに病院を受診して治療を始める必要がありますが、
初期症状が風邪に似ているために発見が遅れるケースが多発しています。

また、大人がRSウイルスに感染しても症状が風邪とよく似ているために放置してしまい、
結果として自分の子供に感染させてしまうといったケースも多数報告されています。

初期症状の発見の難しさと予防の重要性

girl, a doctor, the child, rabbit toy. Children dressed as doctors, nurses

RSウイルスは初期症状での発見が非常に困難なため、
事前の予防」がもっとも有効な対応策だと言えます。

RSウイルス感染症は風邪やインフルエンザと同様に
ポピュラーな病気として知られるようになりましたが、
その予防策について正しく把握している人はまだそれほど多くないのが現状です。

RSウイルスに感染しないための予防策としては、
手の消毒」と「徹底した除菌」がもっとも有効だとされています。

外から帰ってきたら、すぐに手洗いうがいと除菌を忘れずに。
ちなみに大人がRSウイルスに感染してしまった場合は
簡単に風邪だと自己判断せず、子供に感染させないためにもすぐに病院を受診する事が大切です。

また、RSウイルスに感染してしまった子供は2歳未満だと
その約7割は「中耳炎」を併発するという報告もされています。
さらに2歳以上の子供ではその内の約3割中耳炎を併発しており、
RSウイルスと中耳炎の関連性についても正しく把握しておく必要があります。

RSウイルスは子供が感染すると急性細気管支炎など重症化する場合が
ある事はよく知られていますが、「急性中耳炎」を併発する事については
まだそれほど認知されていないのが現状です。

つまり、乳幼児や小さい子供がRSウイルス感染症を発症したら、
それと同時に中耳炎の発症も疑う必要があります。

こちらの記事で大人と子供の症状について詳しく説明しています。

夜鳴きには要注意!早めの耳鼻科が大切

ただ、中耳炎を発症した場合の主な原因はRSウイルスではなく
細菌」なので、あくまでもRSウイルスは中耳炎を発症する
キッカケ」に過ぎないという事も正しく知っておくことが大切です。

もしRSウイルスに感染した子供が「耳に手をよく当てる仕草」をしたり、
夜泣きを頻繁にする」などの様子を見せたら、すぐに中耳炎を疑うべきです。
RSウイルス感染症によって中耳炎を発症した場合の治療は
抗生物質の投与」が一般的なので、自分の子供が中耳炎を併発したと判断した場合は
すぐに耳鼻科を訪れて検査を受ける必要があります。

また、それと同時にRSウイルスの治療も必要となってくるので、
病院を選ぶ際は「内科」と「耳鼻科」を同じ場所で同時に受診できる
大きめの病院をチョイスした方が無難だと言えそうです。

ちなみにRSウイルスによって併発した中耳炎は
「再発」の可能性が非常に高いので、治療後のケアについても
十分に注意しながら行うことが大切です。