秋から冬にかけて、
2歳までの小さなお子さんをもつご家庭で心配なのがロタウイルス

非常に感染力が強いため、
赤ちゃん同士の接触などでも感染してしまいます。

ロタウイルスに罹らない為の方法である予防接種やその有効期限など、
また、ロタウイルスに感染してしまった場合の対処法などをご紹介します。

ロタウイルスとは

2015-10-22b

ロタウイルスという言葉を聞いたことがありますか?
これは1973年に見つかった、
2層のタンパク質の殻に覆われた2本鎖RNAウイルスです。

非常に強い感染力を持っており、
免疫のない6カ月〜2歳くらいまでの子供さんは
必ずと言っていいほど経験する病気です。

ロタウイルスのピークは秋から冬の為、
冬季下痢症ともよばれています。

潜伏期間は1〜3日で、その後、水状の多量の便が出る下痢や、
激しい嘔吐を伴う症状があらわれます。
症状は、合併症がなければ嘔吐は1〜2日、下痢は約1週間で治まります。

感染経路は、ウイルスの付着した食器や
食べ物からの経口感染となります。

ウイルスは感染者の便に大量に含まれているため、
おむつを変えた際、手や爪に付き
それがほかの物に付着して口に入るケースも見られます。

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ロタウイルスの予防接種と接種可能な有効期間

第一の予防はやはり予防接種でしょう。
予防接種により約90%の重症化を予防できるといわれています。

日本ではロタウイルスのワクチンは、
ロタリックスとロタテックの2種類があります。

いずれも生後6週から摂取することができますが、
他の予防接種との兼ね合いで生後2か月からが最適と言われています。

ロタウイルスのワクチンは飲むタイプの経口摂取となります。
ロタリックスは一度目の接種後4週間あけて2回の接種をします。

生後24週以降は接種が不可能なため、
遅くとも生後3カ月半過ぎまでに一回目を受け、
生後5か月半ごろまでに2度目の接種を完了させます。

ロタテックは一度目の接種後4週間あけて、全部で3回接種します。
生後32週以降は接種が不可能なため、
遅くとも生後3か月半ごろまでに1回目を受け、
生後7か月半頃までに3回目の摂取完了させます。

接種できる有効期間が短いことと、
0歳児は他にも接種しなければならないワクチンが沢山ありますので、
かかりつけのお医者様と相談し、
あらかじめスケジュールを立てておきましょう。

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その他の予防法

ロタウイルスにはアルコールは効果がないため、
石けんでしっかりと手を洗いましょう。
特に食事や調理の前、お手洗いに行ったあとは念入りに。

感染者がいる場合は、吐瀉物、
おむつなどの処理は細心の注意を払う必要があります。


参照:楽天市場

前述のとおりアルコール消毒ができませんので、
便座やドアノブなど、皆が触れる場所は
次亜塩素酸水溶液などで消毒するようにしましょう。

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罹患したら気を付けること

ロタウイルスの特効薬はなく、
下痢や嘔吐でウイルスを体外に出し切ることが必要です。

激しい下痢と嘔吐が症状として出るため、
脱水症状に注意が必要となります。

電解質も失われているので、水ではなく電解質を含むイオン水や、
経口補水液などを少しずつ飲ませてあげましょう。

ただ、吐き気により飲むことがむつかしい場合などは
点滴などが必要となるため、
自己判断せず早めの受診で適切な処置を受けましょう。

まとめ

2歳までの小さな子供が感染することが多いロタウイルスですが、
症状が嘔吐や下痢と苦しいものなので、予防接種で感染しないように、
また感染したとしても重症化しないように予防してあげることが大切になりますね。

また、予防接種できる期間が非常に短いため、
うっかりしていて予防接種を受けられる有効期間が過ぎていた、
なんてことにならないようにしっかりと注意したいものです。

その他、普段から石けんでの手洗いを徹底したり、
風邪などをひいて体力を落とさない等
体調を万全に整えてあげるなどの予防に努めましょう。