乳幼児が多く罹る感染症の内、
お腹の風邪と言われるロタウイルスは潜伏期間は短く、
ウイルス排出期間は長いウイルスです。

幼児用のスイミングスクールにお子さんを通わせている方は、
いつ再開すれば良いか心配になると思います。
お医者さんによると、基本的には便が通常の状態に戻ってからという事のようです。

ロタウイルスとは

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ロタウイルスは急性の胃腸炎として発病するウイルス性の感染症であり、
その元となるウイルスの事です。

0才から6才のいわゆる乳幼児期に
ほとんど全ての子供が感染すると言われていて、
ほんの僅かなウイルスで感染するとされています。

感染すると下痢、腹痛、嘔吐、発熱があり、
潜伏期間は2日から4日程という短い期間で発病するウイルスです。

発病すると水のような下痢や嘔吐が始まり、
脱水症状を引き起こしやすいので、ぐったりとしていたら
すぐに味噌汁やスープ、りんごジュース、
経口補水液などの水分を与えて病院に連れて行ってあげてください。

経口補水液は一般的なスポーツドリンクより
このような脱水症状の水分補給を目的としたものがオススメです。
スポーツドリンクの3〜4倍の水分補給力があるそうです。

脱水症状が酷い時には点滴の必要がある事もあります。
出来れば脱水症状にならないように
水分補給をこまめに行うべきなのですが、
乳幼児の場合下痢や嘔吐が続くと
なかなか補給が間に合わない事も多いので、
常に注意して様子を見るようにしましょう。

下痢や嘔吐は身体がウイルスを排除しようとする働きなので、
無理に下痢止めなどは使わない方が良いでしょう。

ロタウイルスの放出期間と対策

ロタウイルスはかなり放出期間が長いウイルスで、
症状が改善しても一週間から一ヶ月は
ロタウイルスがまだ体内に残っていると考えて良いでしょう。

それどころか、1年近く潜伏して、
時々症状を引き起こすという見解すらあります。

ロタウイルスの放出は嘔吐や下痢と共に行われ、
その中に含まれるほんの僅かなウイルスでも、
感染してしまう程感染力の強いウイルスとなっています。

感染は大体経口感染で、ウイルスの付着した手で物を食べたり、
料理を作ったりなどの事から感染します。

ロタウイルスには治療薬はありませんので、
患者は対処療法による自然治癒を待つ事になり、
基本的には自宅で療養する事になるので、
その世話をする家族がウイルスの持ち出しに注意する必要があります。

アルコール除菌はほぼ効かないので、世話をする時には
手袋マスク、エプロンの使い捨ての物を利用すると良いでしょう。

こういった嘔吐物などの処理に便利なセットもあるので
1セット常備しておくことをオススメします。

泡の石鹸による手洗いを徹底し、
付着した便や嘔吐物を無害化するには
次亜塩素酸ナトリウム配合の漂白剤を使って処理をするようにしましょう。
不安を解消する為にはお母さん同士の情報交換も大切ですね。


ウイルスだからとむやみに恐れる必要はなく、
基本的には脱水症状にだけ注意しておけば
症状自体はそう長くは続かない病気です。

スイミングや保育園などの利用再開について

前述した通り、ロタウイルスは放出期間が長く続き、
しかも感染力が強い為、スイミングや保育園などの
再開時期に迷ってしまうのではないでしょうか。

ロタウイルスの感染源は吐瀉物と便なので、
これらの排出が終わったら大体復帰のタイミングと見て良いでしょう。

便が完全に元の状態に戻っていない場合は
まだウイルスが排出されていると考えて良いので、
その間はスイミングや保育園はお休みした方が良いでしょう。

逆に言えば便が通常の状態に戻ったら再開の合図と思ってください。
ただし、ウイルスが身体からいなくなったという訳ではなく、
まだ体内に残っている場合も多々ありますので、十分に経過を見ておいてください。

また、施設責任者にもきちんとロタウイルスである事と経過を説明して、
利用再開にどのくらい掛けたら良いかを聞いてみると良いでしょう。
施設側は経験がある程度豊富である可能性があるので一人で悩むよりは良いと思います。

乳幼児期のウイルスについて

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ウイルスの感染症は新生児の頃に罹ると危険なのですが、
ほぼ誰もが5才前後に罹るウイルス感染症の場合は、
大人になってから罹るよりも子供の頃に軽く罹る方が良いとされています。

水疱瘡や麻疹などは軽く罹っている人の所に分けてもらいに行く事もあるようです。

また、ウイルスは
人間の身体の発達を促す役割を持っているとする研究もあり、
病気はなんでもかんでも予防して罹らないようにすれば良い
という訳でも無いと言う事もあるようです。

とは言え、あまりに幼い時に罹ると、
すぐに脱水症状を起こしてしまうので、ウイルスの症状直接よりも
脱水症状の方が遥かに危険な事もあり、
ある程度成長してから罹ってくれた方が安心ではありますね。

それにいつかは罹る病気とは言え、
親からすれば不安な事には変わりないので、
通常の状態を承知してくれている行きつけの病院を作っておき、
感染時に適切なアドバイスを受けられるようにしておくのも大切です。