子どもがかかりやすい病気として知られているりんご病ですが、
女性が妊娠中にかかると胎児に影響が出ることがあるということをご存じでしたか?
「りんご病が胎児に影響するなんて心配」「大人でもりんご病にかかるの?」と思う方もいると思います。

今回は、妊娠中にりんご病にかかってしまった場合に、
胎児にどんな影響が出るのかということなどについて、紹介していきたいと思います。
妊娠中だという方は、この記事を読んでりんご病にかからないように予防してください。

妊婦がりんご病になると「胎児水腫」を引き起こす可能性がある!

胎児水腫というのは、胎児の皮膚がむくんでしまい、お腹や胸の中、
心臓の周囲に液体がたまってしまう状態のことを言います。

わかりやすく言うと、胎児の様々な場所に水ぶくれができてしまっている状態です。
妊婦がりんご病にかかってしまうと、この胎児水腫を引き起こしてしまって、
最悪の場合、流産になってしまうこともあります。

妊婦がりんご病にかかると、体内で一時的に赤血球ができなくなってしまい、
胎児に血液がうまく供給できなくなってしまいます。

そうすると、お腹の中の赤ちゃんの赤血球も減ってしまい貧血を起こしてしまいます。
それが重症化すると、先に紹介した胎児水腫に起こしてしまうのです。

りんご病の感染は、抗体検査で分かる!

妊娠中にりんご病にかかるのは心配だという方もいるでしょう。
これまでにりんご病に感染したことがあるのか、
細菌感染したのかということについては、抗体検査を行うことで知ることができます。

抗体検査というのは、血液検査でlg-M抗体があるのかどうかということをチェックするのです。
妊娠初期にこの抗体が陽性であると、妊娠期間中に毎週抗体をチェックすることで、
りんご病に感染した場合に早期発見をすることができます。

妊婦がりんご病に感染した場合には、
感染してから2週間〜17週間後胎児に影響が出るので、長期的にチェックをする必要があります。

妊娠中にりんご病についての血液検査は一般的に行われないので、心配な方は申し出をするといいでしょう。

りんご病についてはこちらの記事もご参考に!

りんご病が妊婦や胎児に与える影響ってどんなものなの?

妊婦がりんご病にかかってしまうと、胎児が胎児水腫になってしまう可能性があるだけでなく、
妊婦自身が急激な貧血を起こしてしまうことがあります。

これは先にも述べましたが、
りんご病になることで赤血球の生成が一時的にされなくなることで、妊婦が貧血を起こしてしまうのです。

胎児に与える影響としては、胎児水腫の他にも、発育が遅れたり
低出生体重児として生まれたりする可能性があるということが挙げられます。

また、胎児水腫になってしまった場合に心配するのは、
胎児に障害が残るかどうかということだと思いますが、胎児水腫は自然に治ることもありますし、
胎児輸血で治療することもできるので、障害については心配がないとされています。

ただし、妊娠初期にりんご病にかかってしまうと、流産や死産になってしまうリスクが高くなり、
無事に出産できないことがあるので、妊婦はりんご病をしっかりと予防しなくてはいけないといえるでしょう。


妊娠中にりんご病にかかり、胎児が胎児水腫になってしまっても、
無事に出産できる方もいれば、流産してしまったという方もいるようです。

このような不安や心配を抱えないためにも、りんご病を予防することが重要ですね。

妊婦がりんご病に感染してしまうことについて、詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみてください。

りんご病は赤ちゃんにも感染する可能性がある?

りんご病と聞くと、小学生くらいの子どもがかかるイメージを持っている方もいるかもしれませんが、赤ちゃんでも感染する可能性があります。

赤ちゃんがりんご病にかかってしまうと、風邪のような症状が続き、
りんご病特有のほっぺたに紅斑が現れます。
風邪かなと思っていたら、りんご病だったということも少なくありません。

しかし、合併症を起こしてしまう可能性もあり、
そうなってしまうとかなり危険な状態に陥ってしまうこともあるので、注意が必要です。

いつもと様子が違うと感じたときには、病院へ行って診察してもらい、
安静に過ごさせることが大切です。

また、熱いお風呂に入れてしまうと、
痒みが出てしまうのでお風呂のお湯はぬるくしてあげるといいでしょう。
痒みがある場合には、オロナインやかゆみ止めを塗ってあげると症状が改善されます。

一家に一つあると便利ですよね(*^^*)

赤ちゃんがりんご病に感染することは稀ではありますが、
兄弟がりんご病にかかっているときは、感染しやすくなってしまいます。

そのため、赤ちゃんにうつらないように、
看病をしているお母さんが手洗いうがいを徹底してあげることが1番の予防法でしょう。

妊婦がりんご病にかからないためには、手洗い・うがいが1番!

りんご病は飛沫感染接触感染によって、広がっていきます。
そのため、手洗い・うがいをしっかりすることや、マスクを付けることによって予防することが可能です。

また、接触感染を防ぐためにアルコールで消毒をすることも有効です。

うがいには、イソジンを使ってみるのも効果的でしょう。

りんご病の予防方法は、インフルエンザなどの予防方法と一緒です。
妊娠中にりんご病にかからないためにも、これらの方法で徹底的に予防しておくといいでしょう。

まとめ

  • 妊娠中にりんご病にかかると胎児水腫になる可能性がある
  • 妊婦がりんご病にかかると急激な貧血を起こすことがある
  • 妊娠初期にりんご病に感染してしまうと、胎児が無事に産めない可能性もある
  • りんご病は赤ちゃんにも感染することがあるので注意が必要
  • りんご病の予防には手洗い・うがい・マスク・アルコール消毒が有効

今回は、このようなことについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
妊娠中にりんご病が流行ってしまうこともあると思いますので、感染しないように十分に対策をしておくといいと思います。