子どもがリンゴ病に感染した場合は、
頬が赤くなって微熱などの症状で軽く済む場合が殆どです。
でも、大人が感染し、発症すると重症化して高熱、強い関節痛、むくみ、痒みが出る場合は多いようです。
病院に行かないといけないレベルになってしまいます。
大人が発症したときの症状、対処法などを説明していきます。
リンゴ病に大人がかかった場合は?
大人がリンゴ病にかかった場合は、
子供のように紅斑が出ることは、少ないそうです。
そのため、最初は分からないことが多く風邪かと思って病院に行って分かる場合が多いそうです。
大人がかかると高熱、眩暈、強い関節痛、むくみ、腕や太ももに出てくる強い痒みがある帯状の発疹が特徴です。
高熱は3日間程度で下がりますが、倦怠感は持続します。
関節痛は歩けないほどひどくなるようです。
痒みも強くぶり返し寝られなくなり、手足のむくみもひどいようです。
当然動けない状態が何日間か続きます。
そのため、家事や育児に支障が出ることが殆どです。
妊婦さんがかかると流産する可能性が高く、胎児にも影響があることが報告されています。
軽症の場合は、病院に行かなくてもいい?
大人がかかった場合は重症化する場合が多いのです。
免疫力が強くても重症化する確率が高いようですので注意が必要ですね。
微熱程度でも関節痛や発疹の痒みは出てきます。
また、リンゴ病はウィルス性の感染症ですので
感染を広げないためにも病院に行くことをおすすめします。
大人がかかる場合は子供の看病をして移る場合が多く、
風邪の症状が出たらリンゴ病を疑って受診してください。
初期の動ける間に受診して鎮痛剤やかゆみ止めを処方してもらうといいですね。
受診する場合は内科で大丈夫です。
受付の時にリンゴ病かもしれないと申し出てください。
受診の目安は熱がみられたら、直ぐに受診しましょう。
ただの風邪だと思って放置していたら重症化してしまうかもしれません。
自宅でできる対処法は?効果のある市販薬はあるの?
リンゴ病はウィルス性の病気です。
その場合の薬はありません。病院でも対症療法が主になります。
痛みや熱を下げる薬、かゆみ止めの内服や塗り薬などです。
普通の湿疹とは違って、痛みや痒みも強烈なので、市販の痛み止めやかゆみ止めでは効果がない場合が殆どです。
その為、病院に行って処方してもらった方が確実です。
いろいろと市販薬を試すより、病院で処方したもらった方が安くなりますよ。
病院では、痒みや痛みに応じた薬を処方してもらえます。
ウィルスが原因の病気は特効薬がないので、免疫力を高めてウィルスが減るのを待つ以外ありません。
家では早く治るように安静にして消化が良くて栄養のあるものを食べるようにしてください。
熱があるときは、水分を摂るようにして脱水を防ぎます。
家族にうつさない様にするために、別の部屋で寝てマスクをするようにしましょう。
お風呂は熱が下がれば、入っても大丈夫です。
熱めのお湯は痒みが増しますし、冷たすぎても後で痒さが増します。
ぬるめの温度で、シャワーで軽く洗うようにしましょう。
罹った人のツイートです。かなり辛そうです。
大人のりんご病を発症して一週間が経過しましたが、まだまだ良くならず。
昨日からは手足の痒みとむくみ、38度以上の熱と関節痛で、動けない…
けど子供達の為にご飯を作って、お風呂に入れなければ。辛い。— さこさこ (@35sako0804) June 21, 2016
https://twitter.com/cocoayumalon/status/614259009193771008
まとめ
リンゴ病は小さいときにかかったことがない人が大人になってかかる場合が多いようです。
発症すると重症化して、かなりつらい状態になります。
痒みや痛みは、かなり強いようです。
病院には初期の段階で行かないと、辛くて動けなくなってしまいます。
微熱でもとりあえずは、受診しましょう。
仕事も他の人に感染させてしまうので休みましょうね。
子供の看病をする場合は、
自分に感染しないようにマスクをして、手洗いうがいを小まめにしていきましょう。