目がかゆい、そんな症状を覚えたらプール熱の可能性を疑おう!
夏の暑い時期に発症する事の多い
プール熱の危険性や症状について徹底解説!
プール熱にならないための予防法や治療方法についても紹介します。
プール熱の特徴や現れる症状についての
正しい知識を学んで効果的に予防を行おう!
プール熱にならない為の予防法や罹患した場合の対処法とは?
プール熱の原因と症状について
子供達にとって夏休みは非常に楽しい期間ですが、
この時期になると急増するプール熱と呼ばれる夏風邪があります。
このプール熱は正式名称を咽頭結膜熱と呼び、
夏の暑い季節に入るプールなどを介して感染する病気として知られているため
このような名前が付けられています。
プール熱は子供達が楽しみにしている夏休み期間中に発症する事が多く、
主にプールなどを通して子供達の間で流行する病気としてよく知られています。
プール熱の原因となっているのはアデノウイルスと呼ばれるウイルスで、
感染すると39℃以上の高熱が4日から5日ほど続き、
非常に強いのどの痛みや結膜炎が発症します。
また、発熱による頭痛や吐き気、
腹痛や下痢などの症状が現れる場合もあります。
ひとたびアデノウイルスに感染すると通常の夏風邪とは異なり、
高熱が続いてなかなか熱が下がらなくなります。
また、発熱に伴って強いのどの痛みが発症し、
食欲減退による栄養不足や体温上昇による
脱水症状を引き起こす場合もあるので注意が必要です。
ちなみにプール熱に感染した子供は
学校へ登校する事が法律によって禁止されているため、
発熱や結膜炎、咽頭痛などの症状が無くなってから
二日を経過するまでは学校へ行くことが出来なくなってしまいます。
これはプール熱に特効薬がないのに加え、
他の子供達への感染拡大を防ぐための措置です。
調べたら小児科は15までだってよ!私はマイコプラズマの迅速をしに行ったのに使わせてくれずにプール熱疑われるし!私は!!!カナヅチです!!!!!!
— たちばな(よいやみのすがた) (@tachibana_520) October 18, 2016
何かプール熱とかいうのが職場で流行ってて今日も3人休み。うつされてないといいけど
— ユキノ夫妻は静かに暮らしたい (@udukiyukino) October 16, 2016
https://twitter.com/aaa_ari__jump/status/784542921706074112
子供だけでなく大人へも非常に感染力が強いことがわかりますね(゚O゚)
プール熱・咽頭結膜炎についてはこちらの記事もご参考に(*^^*)
プール熱の潜伏期間と大人への感染リスク
最近、夏の暑い時期になると
プール熱に感染する子供が増えてきていますが、
その主な感染経路はその名のとおり「プール」を介して
アデノウイルスに感染することが大半となっています。
アデノウイルスの感染力は非常に強く、プール内でウイルスに感染した場合は
5日~一週間ほどの潜伏期間を経て発熱や頭痛、喉の痛みなどの症状が現れてきます。
また、プールで遊んだ後に目がかゆいと感じた場合は
アデノウイルスに感染している可能性があるので、
家族に乳児がいる場合は隔離措置をしておくのが無難です。
何故なら乳児がこのアデノウイルスに感染した場合、
幼児に比べて免疫力や体力が無いので重症化する恐れがあるからです。
そのため、もしも子供が二人居て上の子がプール熱に感染した場合、
症状が治まってから二日間が経過するまでは
下の子との接触をさせない事が大切です。
また、たとえプール熱の症状が無くなって回復したとしても、
二週間程度は子供の排泄物にウイルスが残っている場合があるので注意が必要です。
そのため、プール熱から回復した子供には
症状が治まってから二週間ほどは手洗いやうがいを
徹底させる事が重要となります。
ちなみにプール熱は子供の病気と考えられがちですが、
大人でも発症するリスクは存在しています。
アデノウイルスは非常に感染力が強いので、
プール熱に感染した子供を看病している間に
保護者も感染してしまうといったケースが幾つも報告されています。
そのため、たとえ免疫力の強い大人でも
プール熱に感染した子供を看病する際は二次感染を防ぐため、
手洗いやうがいを徹底しておく必要があります。
こちらの記事でもプール熱について詳しく説明しています。
プール熱になってしまった場合の対処法
アデノウイルスに感染してプール熱を発症してしまった場合、
効果的な特効薬は存在しないので基本的には対症療法による治療がメインとなります。
普通の風邪と同様に安静にしたまま発熱に耐え、
体力を落とさないように消化しやすい食事で栄養補給を行います。
また、脱水症状に陥ってしまうリスクを軽減するためにも
水分補給は細かく行う必要があります。
経口補水液の方が水分補給に向いているようです。
高熱でぐったりとして元気が出ない場合は
解熱剤などを活用して症状の緩和を試みたり、
のどの痛みが強過ぎる場合はうがい薬やトローチなどを活用して鎮痛効果を狙います。
また、それでも改善されない場合は
鎮痛剤を服用してのどの痛みの緩和を図ります。
また、プール熱を発症すると免疫力が落ちてしまいがちなので、
免疫力が低下しないようにひたすら睡眠時間を確保する事が大切です。