パルボウイルスは子供が感染すると
俗にりんご病と言われる症状が出る事で有名なウイルスです。

パルボウイルスは特に妊婦に危険なウイルスとされていますが、
消毒抵抗性が高くアルコール消毒などはほとんど効果がないウイルスとなっています。

しかし、次亜塩素酸水を利用する事で殺菌効果を得る事が出来ます。

パルボウイルスとは

2016-01-26b-2

パルボウイルスは正式にはヒトパルボウイルスB19と言って、
主に小児の感染病です。

しかし、子供の頃に感染して免疫を獲得していない大人も感染してしまいます。
このウイルスで発症する症状は子供と大人では違いが大きく、
小児の場合は、熱や悪寒が続いた後、
りんご病の名前の通りまず顔がりんごのように赤くなります。

その後、手足にレース状の発疹が広がり、一週間程度でその発疹も消えます。

大人が感染した場合は症状が重くなる傾向にあり、
特徴的な発疹の他に関節が痛み、動けなくなってしまう事すらあるとされています。

更に妊婦に感染すると胎児に感染して胎児水腫を生じたり、
流産の可能性があったりするので、より感染に注意する必要がある要注意のウイルスなのです。

しかし、パルボウイルスはその特徴である発疹が出る頃には
すでに感染力は衰退した後という状態で、
一番感染力が強いその前の段階ではパルボウイルスとは一見分からない為、
相手がパルボウイルスに感染している事に気付かないまま
感染してしまうという、感染を避けがたい病気でもあります。


このように、妊娠中は流行地域を避ける事が推奨されています。

パルボウイルスはなぜアルコール消毒が効かないのか?

実はパルボウイルスはノロウイルスと同じように
アルコール消毒が効かない事で知られているウイルスです。

普通ウイルスにはエンベロープと呼ばれる脂質の膜があり、
アルコールはこの膜を破壊する事が出来る為、
エンベロープを破壊されたウイルスは感染力を失います。

それで大方のウイルスはアルコール消毒で殺菌出来るのです。
しかし、ノロウイルスやパルボウイルスには
このエンベロープという膜がなく、アルコール消毒の効果が無いのです。

その為、最も効果的な方法としては、
石鹸を泡立てて洗い流す感染防止法が中心に行われて来ました。

また、感染者の嘔吐物や便の処理などには
次亜塩素酸ナトリウムが含まれている漂白剤などを希釈して拭き取る事で
殺菌処理を行い、感染防止をするというのが一般的だったのです。

そう、パルボウイルスはウイルスの中でも特殊な作りをしているので、
アルコール消毒が効かないという事なのです。

次亜塩素酸はパルボウイルスを殺菌出来る?

アルコール消毒が効かないパルボウイルスですが、
次亜塩素酸ナトリウムは効果があります。

しかし、次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤などに含まれる成分で
人体などに安全とは言えませんでした。

その為、キッチン周りや
小さな子供が口にするような物には使えなかったのですが、
口にしても大丈夫な次亜塩素酸水を使う事によってこの問題は解消される事となりました。

次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムと字面は似ていますが、
この二つは安全性において全く違います。

次亜塩素酸水は食品添加物として許可されている安全性の高い成分で、
それこそ口に入れる物に直接吹きかけても問題ありません。

次亜塩素酸がパルボウイルスなどの
エンベロープを持たないウイルスに効果がある理由は、
この成分が酸化力が高いという事にあります。

たんぱく質や脂質に接触すると酸化反応を起こして、
遺伝物質を分解して増殖能力を失わせる事が出来るのです。
実はこの次亜塩素酸は元々人の体内に存在するので、安全な物質として利用出来るのです。

ウイルスから赤ちゃんを守る為に

このパルボウイルスもですが、
風疹ウイルスなども妊婦にとっては危険なウイルスです。

パルボウイルスは最初は普通の軽い風邪のような症状なので、
それと気付かないまま感染し、危機感を抱かない内に流産してしまう事もあるのです。


次亜塩素酸水はエンベロープを持たないウイルスだけでなく、
もちろんエンベロープを備えたウイルスにも、
また菌類にも効果があるとされる消毒剤なので、
対応するウイルスや菌が分からない場合でもスプレーで室内やトイレ、
キッチンなどに噴霧するだけでも効果があります。

この次亜塩素酸は食塩水から作る事が出来るのですが、
その方法は電気分解で、一般家庭では少々作るのが難しい為、
市販の物を使うのが最良でしょう。

ノロウイルスなどの菌に効く除菌スプレーもあります。
市販品でありながら、赤ちゃんや食べ物にかけても
安心な成分でつくられています。
カバンに一本入れておけば大変活躍してくれますよ♪

妊婦さん、特に妊娠初期の時期の方がいる家庭では、
注意しすぎるという事はありません

ので、この次亜塩素酸水を利用してみるのも良いと思います。
ただ、漂白剤に含まれている次亜塩素酸ナトリウムを薄めれば
同じだと思うのは間違いなので、
くれぐれも漂白剤を口に入れる物に塗布しないようにしてくださいね。

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