冬場になるとどうしても増えてくる嘔吐下痢症
これはいったいどのようなことが原因で起こるのでしょうか?

また寒い季節などは特に、
体調が戻ってくるとお風呂に入りたくなりますよね。

嘔吐下痢症は、入浴感染するのでしょうか?
その答えと感染経路や汚物の処理方法などをご紹介いたします。

嘔吐下痢症とは

嘔吐下痢症とは、読んで字のごとく嘔吐、
及び下痢を主症状とする疾患の総称です。

これを発症する代表的な疾患は、
ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなどの
ウイルスによる感染症で流行性があります。

ウイルス以外だと、細菌感染や細菌が作る毒素が原因となることも。
乳幼児に多くみられますが、病原ウイルス次第では成人も発症、
お年寄りなどは重症化することもあるので注意が必要です。

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嘔吐下痢を発症した時の対策はこちらをご覧ください。

嘔吐下痢症の場合の入浴は?!

嘔吐下痢症の感染経路は、
食物による経口感染、飛沫による人から人への感染が主になります。
では、心配されるお風呂や入浴での感染はどうなのでしょうか?

まず、嘔吐下痢症を発症している場合の入浴についてですが、
一日10回を超える嘔吐や下痢がある場合、発熱がある場合は入浴は控えましょう。

下痢症状があっても、元気な場合は短時間の入浴が可能ですが、
様々なことを考慮して体を拭く程度がいいでしょう。

嘔吐下痢症の感染で
最も注意しなければならないのは、吐しゃ物や便になります。

例えば飛び散った吐しゃ物や下痢便を、
目には見えないけれど吸い込んでしまったり、
処理のために手についてしまったものが何らかの形で口に入ったり、
ウイルスがついたホコリを吸い込んで感染してしまうこともあります。

嘔吐や下痢を発症していて
しばらくお風呂に入っていないかと思われますが、
久しぶりの入浴で体調が変わり、嘔吐やおもらしをしてしまうことも考えられます。

そうなると、お風呂場も感染が心配される場所となってしまいます。

お湯につかっている間に、
わからないくらいのおもらしをしてしまった場合も同様ですし
入浴前におトイレに行って、便がお尻に残っている場合も心配です。
そのお湯につけた手で顔をこすってしまうこともあるでしょう。

これらのことから、完全に症状が治まるまでは入浴は控えたほうがよさそうですね。

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もし入浴中、嘔吐やおもらしをしてしまったら?

考えたくもないことですが、
万が一お風呂場で嘔吐やおもらしをしてしまった場合の処理方法をご紹介します。

用意するものは、
マスク、手袋、新聞紙やペーパータオル、ビニール袋、塩素系漂白剤。

嘔吐物や便を処理する場合、
使い捨ての手袋、マスクを着用しましょう。
汚物は廃棄可能なペーパータオルや新聞紙で、
飛び散らないよう注意しながらふき取りビニール袋に入れましょう。

残った汚物の上に、ペーパータオルをかぶせて
50〜100倍に薄めた塩素系漂白剤を十分にかけましょう。

ウイルスは乾燥すると空気中に舞ってしまい、
それが口に入ると感染してしまうので、
汚物を乾燥させないよう十分注意し、できるだけ早く処理しましょう。

汚物や使用後のマスクやペーパータオルなどは、
ビニール袋に入れてしっかり口を縛り廃棄しましょう。

汚物や嘔吐物を処理するためのキットもあるそうです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

先ほど紹介した用意するもの意外にも処理に必要な物が
セットなっているので、洗面所の下に常備しておくと便利です。
汚物の処理ツールボックスの詳細はこちら

まとめ

2015-12-10c

家族に嘔吐下痢症の患者さんがいると、
どうしてもその処理をする人に感染する可能性があります。

手袋やマスクでしっかり予防し、素早い処理が必要ですね。

また、長くお風呂に入っていない場合は
お風呂に入りたくなることもあるかと思いますが
感染が広がらないようにもう少し我慢したほうがいいでしょう。

体調がだいぶ良くなりどうしてもという場合は、
しっかりシャワーで体を洗い流してから湯船につかりましょう。

冬になるとどうしても増える嘔吐下痢症ですが、
罹る前に健康状態を見直して、しっかりシャットアウトしたいですね。