胃腸炎や食中毒を引き起こす代表的なウイルスがノロウイルスです。
近年になって感染者数が拡大し、特に冬場の感染が多く、
冬場に起こる食中毒の約9割がノロウイルスと言われています。

そんなノロウイルスに罹ってしまったら
どのように対策すればいいのでしょうか?
こちらでは、ノロウイルスとその対策方法をご紹介します。

ノロウイルスとは

2015-10-17b

ノロウイルスは胃腸炎や食中毒を引き起こす原因となり、
冬場の感染が多く見られます。

とても小さな細菌ですが、
その脅威は恐ろしいもので、感染量が非常に強く、
10〜100個程度という少数でも発症してしまいます。

サルモネラ菌などは1〜10万個程度で発症するので、
かなり少ない数字だということがわかりますね。

ノロウイルスに罹患すると激しい下痢、
嘔吐、チクチク刺すような腹痛などが症状としてあらわれます。
初期症状では微熱、その後37〜38度の発熱を伴うことも。

潜伏期間は約1〜2日で、症状が現れるのも1〜2日。
しかし、いきなり激しい症状に見舞われるのも
このウイルスの特徴と言えるでしょう。

感染経路は大きく分けて2つ。
一つは、ウイルスで汚染された食べ物や水道水、井戸水からの食中毒。

もう一つは、人から人への感染です。
手を洗わずに触れたものからの感染などの接触感染となります。

ノロウイルスに罹ったら…

このように、かなりつらい症状がでるものの、
残念ながら現在ノロウイルスに有効な薬はありません。
したがって、この症状が過ぎ去るのを待つしかないのです。

でも、ただ待つよりも少しでも楽になるように、
また症状がひどくならないように対策したいですよね。

まず、つらい下痢や嘔吐ですが、
これはウイルスを体外に排出する働きがあるため、
無理に薬で止めたりせずに出し切ってしまう方が良いようです。

ただ、下痢や嘔吐が続くと脱水症状が心配されますので、
経口補水液を少しずつ摂取し、脱水症状を防ぎましょう。

このとき、水を飲んでしまうと胃液を薄めてしいます。
ウイルスと戦うためにも胃液は重要ですので、
胃は胃液を薄める水を排出しようと吐き気が起こります。

ですから市販の経口補水液か、
家族に作ってもらうなどしてそちらを飲みましょう。

おなかを温めよう!

特効薬がないのなら、自分の体の免疫力に期待するしかありません!
そこで効果的なのが、おなかを温めることです。
というのも、免疫細胞の7割は私たちの腸の中で生きているのです。

お腹、腸を温めることによって免疫細胞を活性化させ、
内臓の機能アップも期待できます。


参照:楽天市場

方法は、湯たんぽをおなかに当てる、
貼るカイロを使うなど、なんでもOK。

その他、吐き気、下痢などの症状が治まってきて、
椅子に座れるようになったらバケツやたらいにお湯を入れて、
足浴で足を温めてもいいですね。

体を温めることによって血液循環がスムーズになり、
栄養分をすみずみまで運び、老廃物を運び去る手助けにもなります。

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まとめ

ノロウイルスは毎年11月から3月ごろがピークだといわれています。
寒い季節なので、風邪やインフルエンザなども流行しており、
どうしても体調を崩しやすい季節となります。

また、風疹やおたふく風邪などのように
一度発症したら、体内に抗体ができるため
もう発症しないものとは違い、一度発症した人でも、
翌年以降何度でも繰り返し感染、発症してしまう疾患です。

良く手を洗う、カキなどの二枚貝は
よく火を通して食べるなどの予防も重要になります。

できるだけ予防して、それでも感染、発症してしまったら、
ウイルスを体外に出し切り、
あとは十分な休養で一刻も早く治したいですね。

また、普段からもお腹や体全体を温めて免疫力を高め、
感染しても発症しない丈夫な体作りを心がけたいですね。