赤ちゃんノロウイルスに感染した場合、
そのノロウイルスは嘔吐や下痢からだけでなくよだれからも感染します。

食器類や衣類などを頻繁に交換して清潔な状態を保つのはもちろんの事
看病する大人も手洗いやうがいを頻繁に行って二次感染を防止しましょう。

看病しているお母さんから感染が広がる危険もあるのです。

赤ちゃんがノロウイルスに感染したら

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ノロウイルスに感染すると嘔吐と下痢が始まります。
ここで慌てて嘔吐や下痢を止めようと下痢止めなどを飲ませてはいけません。

嘔吐や下痢はノロウイルスを外に出す為の身体の反応なので、
それを止めると症状がずっと治らずに続く事になってしまうからです。

嘔吐で喉を詰まらせないように気を付ける事と、
赤ちゃんはすぐに脱水症状になってしまうので、
水分補給を怠らない事が大切です。

症状が1〜2週間続く事もありますが、
その間、こまめにおむつなどの交換をしてあげてください。

ノロウイルス中の下痢は
水のような便になっているので分かると思います。

便の中にウイルスが含まれているので、
少量でも出たらすぐに交換しておしりを清潔に保ってあげてください。

部屋中が汚れてしまうかもしれませんが、
熱湯や漂白剤を使って消毒して感染を防ぐようにしましょう。

長い下痢や嘔吐の場合
普通の水分補給ではミネラル分がおいつかなくなります。
ミネラルを含んだ経口補水液などを補給してあげましょう。

赤ちゃんがノロウイルスの時の注意

食べさせやすいからと
ヨーグルトなどの乳製品を与えるのはやめましょう。

体力が落ちて内臓の機能が弱っている時には
乳製品を分解する事が出来ません。

また、赤ちゃんの下痢や嘔吐物はもちろんの事、
よだれなどにもノロウイルスは含まれています。

看病をする人は必ず泡立てた石鹸で手指や接触箇所を洗い、
ウイルスを持ち出さないように注意をしてください。

下痢や嘔吐物にウイルスが入ってるのは分かっていても、
普通のよだれに注意が及ばない事も多いようです。

食器やよだれのついた衣服にも注意を払ってください。
もちろんよだれの付いた手で触られた部分も
肌と肌が触れた部分も入念に洗ってください。
うっかりするとこんな大惨事になります。


看病している人が感染してしまうと、
看病する人がいなくなるという最悪の事態に陥ってしまいます。
くれぐれも注意しましょう。

ノロウイルスから身を守る為に

嘔吐物は大体半径2m程度に拡散するとの事です。
その消毒には85℃以上の熱で1分以上浸す、
0.1%次亜塩素酸ナトリウムによる消毒などが有効とされています。

その為の道具は、熱湯や、
スチームアイロン、布団乾燥機などが利用出来ます。

処理中に温度が下がるので、やや長めに処理をしましょう。
次亜塩素酸ナトリウムは漂白剤などに含まれる物質です。

お洗濯用、台所用の漂白剤を活用しましょう。
家庭で処理する場合はスチームアイロンを一箇所につき
2分程度押し当てて消毒するのが良いとされています。

家庭用の布団乾燥機の場合は加熱が足りない場合があるので、
布団は出来れば業者に任せるのが良いでしょう。

次亜塩素酸ナトリウムは熱処理よりも簡単で使いやすい消毒方法です。
分量は大体6Lの水に20mlのキャップで5杯程度入れた物で大丈夫です。

漂白剤のラベルを確認して
次亜塩素酸ナトリウム配合の物を利用してください。

自作が困難な場合はこのような次亜塩素酸ナトリウム配合の消毒スプレーも市販されています。
近くのドラッグストアに行けば意外と置いてあるので購入した方が楽かもしれませんね。

くれぐれも赤ちゃんの誤飲には注意をしてください。
処理にはマスクとエプロン、手袋を付けてあたりましょう。

素手で処理をすると、ウイルスが手に付着してしまう可能性があります。
出来れば使い捨ての物を利用しましょう。

赤ちゃんの症状で注意が必要な事

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顔色が悪くなり、
身体がぐったりして来たら脱水症状を疑ってください。

経口補水液が無ければお味噌汁でも構いませんので飲ませてあげて、
すぐにお医者さんの診察を受けましょう。

また、ノロウイルスの症状が続くと、
熱性の痙攣が始まる場合があります。

この場合もお医者さんに診てもらう事になりますが、
痙攣が始まってからの時間が大切となるので慌てずに時間を測ってください。

また、痙攣時は嘔吐物が喉に詰まってしまう場合があります。
顔を横に向けて吐きやすい体勢にしてあげてください。

更に、掛かり付けのお医者さんが休診の場合に備えて、
休日の当番病院を調べておきましょう。
おかしいと思ったら病院に行く事が大切です。