風邪でつらい喉の痛み
風邪薬を飲むと、スーッと和らぎますよね。

それと同じような感覚で、市販の鎮痛剤を飲む人がいますが、
これは実は、成分によっては全く効かない場合もあるのです。

今回は、喉の痛みに効く鎮痛剤、
効かない鎮痛剤の違いについて、ご説明します。

喉の痛みはなぜ起こる?

2015-10-25b

風邪のしつこい喉の痛みは、腹痛や頭痛のように、
何もできなくなるようなものではありませんが、
集中力を乱したり、不快感を与えるという意味では、大変厄介なものです。

この喉の痛みは、どんな作用によって起こるのでしょうか。

風邪の原因となる病原体はウイルスです。
風邪を引き起こすウイルスは、
身体の各所に付着して活動し、炎症を起こして人を苦しめます。

そのウイルスが、喉の粘膜に付着して炎症を起こすので、
喉のあのヒリヒリした痛みが起こるのです。

また、風邪の症状としては頭痛もメジャーなものとして挙げられますが、
この頭痛のメカニズムは、炎症が起こるからではありません。

ウイルスに対抗するために身体が白血球を増やそうとし、
血液の循環を促進するため、
急激に太くなった血管が、頭の血管付近の神経を圧迫するからです。

この、喉の痛みと頭痛の起こり方の違いをまずは覚えておいて下さい。

喉の痛みに効く鎮痛剤、効かない鎮痛剤

鎮痛剤は頭痛を止める作用があるのだから、喉の痛みにも効くのではと、
鎮痛剤を飲んで全く効かなかった経験がある人はいませんか?

これは先ほどご説明した、
頭痛と喉の痛みの起こり方の違いに深く関わりがあります。

まず、結論から言うと、
「アセトアミノフェン」という成分が主体となった鎮痛剤は喉の痛みには効きません。

これは、脳に働きかける薬で、
体温を下げる中枢に作用して熱を下げ、
痛みを感じる中枢の神経興奮を抑えることで、痛みを感じにくくするのです。

このように、アセトアミノフェンは、風邪の原因を排除したり、
修復するためには働かない、対症療法として使われるお薬なのです。

そのため、炎症からくる痛みである、喉の痛みには、ほぼ効きません。

ですが、喉の痛みにも効果がある鎮痛剤もあります。
炎症を止める働きがある鎮痛成分はいくつかありますが、
市販薬でよく見られるものとしては、「イブプロフェン」が代表的です。

このイブプロフェンが主体の鎮痛剤は、
喉が痛くなった時に応急処置的に飲むのなら、効果は十分にあります。

ただ、どちらにせよ、風邪の治療に特化した薬ではないため、
本当に症状がつらい場合は、「風邪に効く」と謳われている薬を飲むか病院に行きましょう。

薬を使わず喉の痛みを抑える方法

風邪薬も、喉の痛みに効く鎮痛剤も無い、もしくは、妊娠中や授乳中で、
薬を安易に飲むわけにはいかないという人のために、
自宅にあるものでできる、喉の痛みを抑える応急処置方法をご紹介します。

まずは、大根はちみつ。
この方法は、昔から民間療法としておなじみですね。
とても簡単に作れるので、風邪の引き始めのうちに、
数回分作っておくと便利です。

作り方を説明した動画がありましたのでご参考にして下さい。

焼き梅干し番茶も、梅とお茶の殺菌作用が両方働くことと、
温かい飲み物のおかげで血行が良くなるため、痛みの改善に効果があります。


参照:楽天市場

市販で手に入れることができますので
喉の調子が悪くなり始めた頃に飲めるように常備しておくといいですね。

また、手作りも可能です。
作り方は、トースターなどで焦げ目がつくくらいまで焼いた梅干しを湯呑に入れ
熱い番茶を注いで、箸などで少しずつ梅干しを潰しながら飲みます。

何度か番茶を注ぎたして飲めるので、簡単な上に便利です。
梅干し番茶のお求めはこちら

まとめ

いかがでしたでしょうか。
喉の痛みが起こる原因と、
それに効く鎮痛剤・効かない鎮痛剤について、ご説明しました。

今回ご説明した通り、薬の成分が自分の病状に
効くのか効かないのかをしっかり把握しておかないと、
せっかく飲んだ薬が無駄になってしまう可能性があるのです。

それどころか、手当たり次第にある薬を飲んでしまうと、
却って体調が悪くなるなど、大変なことになるかもしれません。

このような事態を避けるために、市販薬を飲むときは、
その成分が何に効くかを事前に説明書などで確認しておくようにしましょう。

適切に使えば、
自然治癒力とは比べ物にならないくらいの効果を発揮する薬ですが、
使い方を間違えると、その強い効果によって自分の身体を傷つける恐れもあります。

使用するときは、できる限りの注意を払うようにした方が良いでしょう。