人間の喉はなぜ渇いてしまうのでしょうか?
そして、どのような仕組みで喉は渇いていくのでしょうか?

又、喉が渇くのを防ぐには、どのようなことをしたら良いのでしょうか?
ここでは、私たちが意外と知らない、「喉の渇き」にまつわる話を詳しく紹介していきます。

又、喉の渇きと偏頭痛が同時に起こった場合、病気のサインであることも考えられます。
そこで、そのような症状が出た時、どのような病気を疑うべきかということについても触れていきます。

喉はなぜ渇く?喉が渇く仕組みを知ろう!

喉が渇く主な原因は、体内の水分不足と、塩分の過剰摂取です。

人間の体は6割以上で構成されていますが、
その中の2%分の水分が不足すると、脳が危険センサーを発動させます。
脳の視床下部には、口渇中枢と呼ばれる器官がありますが、これこそが水分不足を警告するセンサーです。

この口渇中枢が刺激されて作動することで、喉の渇きという現象が起きるのです。

又、塩分を過剰摂取すると、体内にある体液中のナトリウム濃度が上がってしまいます。
すると、体は体液の濃度バランスを正常に戻そうとし始めます。
その結果、水分を求める指令を脳が出すようになり、喉が渇くようになるのです。

更に、唾液の分泌量が少ない時も、喉の渇きが起こります。
唾液の分泌量は、自律神経のバランスによって正常に保たれています。

そのため、自律神経のバランスが崩れると、唾液の分泌量が減り、喉が渇く原因となります。
特に、ストレスを溜め込んでいたり、
月経前後更年期などでホルモンバランスが崩れたりすると、喉が渇きやすくなります。

偏頭痛と喉の渇きが一緒に起きるのは病気のサイン?

偏頭痛と共に喉の渇きが起きている場合、以下の病気が原因であることが考えられます。

自律神経失調症

自律神経失調症は、文字通り、自律神経のバランスを乱す病気です。
これが唾液の分泌量を低下させ、喉の渇きを引き起こします。
又、自律神経が乱れると血行が悪くなり、脳に十分な血液が行き届かなくなります。
これによって、偏頭痛の症状が起きてしまうようになるのです。

更年期障害

更年期障害を発症すると、ホルモンバランスの乱れによって、自律神経のバランスも乱れ始めます。
それによって、自律神経失調症と同じメカニズムで、喉の渇きや偏頭痛の症状を引き起こすようになります。

脱水症状

体内の水分が3%失われると脱水症状を起こしますが、
この場合、喉の渇きに加えて、偏頭痛も併発するのが特徴です。

体内の水分量が急激に減ることで、それに比例して血液量が減っていき、血圧も下がってしまいます。
それによって血流も悪くなり、偏頭痛を引き起こすのです。

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喉の渇きを予防する方法は?適切な水分補給のやり方は?

喉の渇きを予防するためには、
日頃から塩分刺激の強い嗜好品(タバコなど)を控えることが大切です。

又、空気の乾燥によっても喉が渇きやしくなります。
そのため、加湿器を使うなどして、部屋の中が乾燥しないようにすることもオススメです。

しかし、何と言っても、喉の渇きを予防する1番の方法は「こめまな水分補給」です。
但し、大量の水を飲んでしまうと、その大半が尿として排出されてしまうので、意味がなくなってしまいます。

そのため、「1回の水分補給につきコップ1杯分の水を飲む」ということがポイントです。
そして、喉が渇いた後ではなく、「もうそろそろ喉が渇きそうだな」というタイミングで飲むということも大切です。

特に、寝起きや風呂上がりなどは、急激に喉が渇くことが予想されます。
なので、このような時は、できるだけ早めに水をのむようにしてくださいね。

適切な水分補給の大切さを説明している動画です。

喉が渇く時に適した飲み物とは?

喉が渇く時、最も適した飲み物は水ですが、それ以外にはこのような飲み物もオススメです。

ほうじ茶

ほうじ茶は無糖なので、「飲んだ後に喉が渇いてしまう」ということがありません。
なので、喉が渇いた時の水分補給としては最適な飲み物の1つです。

又、カフェインが入っていないこともポイントです。
カフェインの入った飲み物は、口内の粘膜を過剰に刺激して、
唾液の分泌を抑えてしまうので、余計に喉が渇く原因となります。

でも、カフェインが入っていないほうじ茶なら、安心して飲むことができますね。

麦茶

麦茶もほうじ茶同様、糖分もカフェインも入っていないので、喉が渇いた時には最適です。
又、麦茶にはミネラルも豊富に含まれているという特徴があります。

そのため、水分補給と栄養補給が同時にできるという優れ物の飲み物です!

まとめ

  • 喉が渇くという現象は水分不足、塩分の過剰摂取、唾液の分泌量不足が原因
  • 偏頭痛と喉の泡気が同時に起きる病気もいくつか存在する
  • 喉が渇く前の段階で、こまめに水分補給をすることが大切
  • 喉が渇いた時は、水か、無糖・カフェインレスの飲み物を飲むと良い

喉の渇きは、「体内の水分不足」「塩分の過剰摂取」「唾液の分泌量不足」のいずれかが原因で起こります。

病気が原因でこれが起こる場合もあり、
特に、偏頭痛と同時に喉の渇きが起きた場合は、早めの対処が必要です。

又、喉の渇きを予防するためには、日頃からこまめな水分補給を意識しましょう。
「喉が渇いてから大量に水分補給をする」という形ではなく、
「喉が渇く前に、水分を少しずつ取る」ということがポイントです。

水分補給として最適な飲み物は水ですが、
ほうじ茶や麦茶など、無糖でカフェインの入っていない飲み物もオススメです。