暖かくなると思いっきり体を動かしたくなりませんか?
ストレス発散にもなりますよね。
しかし、どんなに気をつけていても突然なるのが肉離れ。
いざ肉離れになってしまった時って温めればいい、ということ知っていますか。
冷やすことは知っていても温めればいいなんて初耳ですよね。
肉離れを起こした時の正しい処置方法を紹介します。
肉離れってどんな時に起こるの?
動いていて突然変な違和感が…と思ったら痛くなってきますよね。
肉離れになる原因はいくつかあります。
- ・筋肉に瞬間的に負担がかかった時
- 普段全く運動していないのに、急に動かすと起こります。
- ・筋力自体が足りず、無理な運動をした時
- 自分がしたい運動と筋力に差があると、やはり負担がかかってしまうからです。
- ・筋力が疲れている時
- 継続的な運動で筋力が疲れているのに、休ませることなく行うとなるようです。
また、運動する前の柔軟体操が十分されてないと起こったり、
寒い時期に行うと筋肉が冷えて縮んでいるため、上手く筋肉が働かず起きてしまいます。
急に運動を始めるのではなく、しっかりと柔軟体操を行ったり、
軽い運動から徐々に激しい運動へと移していった方がいいのかもしれません。
原因がわかれば、肉離れの予防ができますね。
肉離れを起こした時の応急処置とは?
それでもどんなに注意しても起こしてしまうことがありますよね。
肉離れを起こしたときは「RICE処置」という処置を行います。
4つの処置の方法の頭文字からこの名前がつけられています。
4つの方法を紹介しましょう。
- Rest
- 肉離れの状態に関係なく運動は行わず、安静にします。
無理に動かすと、回復の遅れにつながるので注意しましょう。 - Ice
- 冷やして炎症を抑えたり、痛みを軽減することができます。
- Compression
- 肉離れを起こした部分を圧迫することで、炎症や腫れを抑えることができます。
- Elevation
- 肉離れをした部分を心臓より高い位置で休ませることにより、
血の巡りがよくなり腫れを早くひかせることができます。
1つでも抜けがないように、しっかりと治しましょう。
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回復が早まる肉離れの温熱療法
肉離れを早く治す方法としては温めることをおすすめします。
温めるとさらに悪化させそうと思いますよね。
しかし、温めることで血の流れがよくなり、回復が早まります。
わざわざ病院に通わなくても、家で簡単に行える方法があります。
ぬるめの湯船に使ったり、シャワーや蒸しタオルを肉離れした部分に当てることです。
その部分だけでなく周りを温めることで回復が早くなります。
早く回復したいと思ってすぐ高温で温めても熱が伝わりにくいので、
適度な温度でゆっくり治していきましょう。
こういった湯たんぽを使えば、長い時間温めることができますね。
ただし、肉離れの症状により通院が必要な場合もあるので、
不安であれば病院でしっかりと治すようにしましょう。
肉離れを温めるにはどのタイミングがいいの?
肉離れを起こしたときは応急処置として先ほどの「RICE処置」を行いましょう。
炎症や腫れ、痛みはおおよそ1週間程度で治まります。
それらの症状がなくなってから、先ほどの温熱療法で温めていきます。
タイミングを誤ってしまうとなかなか回復できないので、早く治したくても気をつけましょう。
まとめ
突然の痛みに襲われて、なかなか治すのに時間がかかる肉離れ。
完治するまで病院に通うのも時間もお金もかかって大変ですよね。
でも、家でできる方法を知ればそんな心配しなくても大丈夫です。
ただし、一度肉離れを起こしてしまうとクセがついてしまうようなので、
しっかり時間をかけて治すことに専念してください。
しっかり治したら、体を動かして健康やストレス発散して元気な毎日を送りましょう!