テレビなどでも取り上げられることが多い睡眠時無呼吸症候群
まさか自分に限ってそんなことはない、と思っていると
実はそうだったということが多いです。

寝ている自分の状態がわからないからこそ、
自覚しにくいものではありますが
睡眠時無呼吸症候群の症状は、寝ている間の無呼吸以外にもあるのです。

また、睡眠時無呼吸症候群は自分で治すことは出来るのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群についてくわしくみていきましょう。

睡眠時無呼吸症候群とは?

2016-02-02b-2

睡眠時無呼吸症候群とはどういうものなのでしょうか?
睡眠時無呼吸症候群とは、
簡単に言うと寝ている間無呼吸つまり呼吸をしていない瞬間がある症候群です。

具体的にいうと、1回の睡眠を7時間とすると
7時間の間に10秒以上無呼吸の状態30回以上あるのが睡眠時無呼吸症候群とされます。

7時間のうち30回以上でなくて、
1時間に5回以上ある場合には睡眠時無呼吸症候群となります。

寝ている間に無呼吸になるので、
自覚症状が起きにくいというのもこの症候群の特徴と言えます。

また、睡眠時無呼吸症候群の症状はただ無呼吸になるだけではありません。
いびきをかいたり寝汗をかいたりなどの症状も睡眠時無呼吸症候群の症状のひとつです。

いびきが止まったと思ったらまた大きく呼吸をしていびきをかき始める、
寝ている間に呼吸が乱れてしまうなども睡眠時無呼吸症候群の症状なのです。

さらに、睡眠時無呼吸症候群は起きている時にも症状があらわれます。
集中力散漫疲労感眠気をいつも感じている、
朝起きた時に口の渇きや頭痛を感じるなどの症状も
実は睡眠時無呼吸症候群の症状なのです。

睡眠時無呼吸症候群は、男性が発症確率が高く
喫煙者・就寝前の飲酒・肥満気味・高血圧糖尿病などの人がなりやすいです。

また、見た目として、首が短くて太いタイプの人や
下のあごが小さかったり後ろに引っ込んでいるなどの場合にも
睡眠時無呼吸症候群を起こしやすいとされています。

睡眠時無呼吸症候群の原因は?

では、どうして寝ている間に呼吸が止まってしまうような症状が出るのでしょうか?

その原因は2つ考えられます。
まずひとつめの原因として考えられるのが、OSAタイプと呼ばれるもの。

具体的には、息をする時その空気の通り道が何らかの原因でふさがれてしまう
ために無呼吸になってしまうというものです。

睡眠時無呼吸症候群のほぼ9割がこれが原因とされています。
空気の通り道というのが上気道と呼ばれる部分ですが、
この上気道が狭くなってしまうと空気の通り道がふさがれてしまうことになります。

上気道が狭くなってしまう理由としては、
肥満によって首やのどに脂肪がついてしまうこと、
扁桃腺肥大舌が大きいなどが考えられます。

もうひとつの原因は、CSAタイプと呼ばれるもので中枢性睡眠時無呼吸タイプです。

寝ている間も呼吸をするというのはほぼ無意識で行われていて、
その指示を出しているのは脳です。

この脳から無意識で出されている呼吸をするという指示が
出なくなってしまうのがこの中枢性睡眠時無呼吸なのです。

OSAタイプ物理的な無呼吸状態なので、
空気が通らない間も脳は呼吸をするように指示を出していますが、
CSAタイプはその指示そのものがない状態なのです。

CSAになってしまう理由として多いのが心臓機能が落ちている時です。
心臓機能が低下している人のおよそ4割ぐらいが
CSAによる睡眠時無呼吸症候群になってしまうことがあるのです。

睡眠時無呼吸症候群は自分で治すことが出来る?

睡眠時無呼吸症候群になった場合、
対症療法のようにマウスピースCPAPを使うことで
症状を良くさせるというものもあります。

マウスピースは、上気道に空間を持たせることが出来るので
特にOSAタイプの人がすすめられます。

また、CPAPはこのように鼻に専用のマスクをして人工呼吸器のように
空気を送り込むタイプのものです。

どちらも自分で治すわけではないですが、
睡眠時無呼吸症候群になった場合に自宅でのケア方法として推進されていますよ。

症状を軽減させるためにできること

マウスピースやCPAPももちろんですが、
それ以外にも睡眠時無呼吸症候群に対して出来ることはあるのでしょうか?

特にOSAタイプの人の場合に効果的な症状緩和方法をご紹介します。

肥満解消

すでに肥満の人、または肥満気味の人は肥満を解消するだけで
睡眠時無呼吸症候群の症状が緩和またはなくなったということもあるようです。

肥満解消のためには、
食事制限や運動などを生活に取り入れるようにしましょう。
首やのどについた脂肪は簡単には落とすことはできませんが、

肥満が解消されると自然と落とすことが出来るので、
自分の健康的な体重を目標に運動や食事制限を行うようにしましょう。

禁煙

喫煙をすることで、のどに炎症が起きることがわかっています。
のどが炎症を起こせば腫れて空気の通り道が狭まってしまいます。

日常的にたばこを吸っている場合には、
のどの炎症で空気が通りにくい状況がうまれかねないので
たばこを控えるまたは禁煙するようにしましょう。

アルコール

特に寝る前に飲酒をする習慣のある人は、その習慣を見直すようにしてください。
アルコールを飲みすぎると体に力が入らなくなることがありますが、
それと同じことがのどでも起きています。

上気道の筋肉に力が入らなくなってしまい、
結果的に睡眠時無呼吸症候群を引き起こすのです。
また、睡眠の質を落とす原因にもなるために
寝る前のお酒の習慣は改善するようにしましょう。

もし、無呼吸になっている原因が肥満による脂肪で
気道がふさがれているなどでしたら、枕を変えてみると良いでしょう。

呼吸のしやすい体勢で寝ることにより、睡眠時無呼吸症候群を
改善できるかもしれません。

まとめ

睡眠時無呼吸症候群とは、
名前の通り寝ている間に無呼吸になっているものです。

家族と暮らしている人はまわりが気づくことができますが、
そうでなければ自分ではなかなか気づきにくいものです。

睡眠時無呼吸症候群には、睡眠中の無呼吸以外にも症状があるので
それに自分が該当していないかどうかチェックしてみてくださいね。

特に、高血圧や糖尿病、高脂血症などの病気がある人は
睡眠時無呼吸症候群を起こしていることが多いこともわかっています。

病院で治療を受けることももちろんですが、
自分でも出来ることはあるのでセルフケアも意識するようにしましょうね。