無呼吸症候群は近年注目を集めている病気です。
睡眠障害の一つであり、満足な眠りを取れない為、
日中にぼんやりしたり居眠りをして
それが事故に繋がりニュースになった事を覚えている方もいるでしょう。

太っている事が原因の一つとされている無呼吸症候群ですが、
しかし必ずしも、痩せたら治るという訳では無いようです。

無呼吸症候群とは

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無呼吸症候群とは睡眠中に
呼吸が10秒以上止まった状態が一晩で30回以上、
または1時間に5回以上発生する病気で、
その為酸素不足に陥った身体が血液の循環を早めたり脳が頻繁に覚醒したりします。

その状態で睡眠時を過ごすので身体が十分な睡眠を取れずに
常に睡眠不足状態に陥るというリスクを積み重ねる病気です。

蓄積された疲労の為に身体は知らず知らず休息を求めて、
日中に居眠りをしてしまったり、
集中力が続かずぼんやりしてしまったりして、
日常生活に多大な影響を及ぼす事が分かっています。

この無呼吸症候群となっていた人による居眠り事故は
病名付きでニュースなどで報道されるようになり、
一般の方の認知度も上がってきていますね。

この病気の怖い所は、本人は眠っている間の事なので
ほとんど自覚症状が無いという事です。
ちゃんと寝ているはずなのに疲れが取れなかったり、
居眠りをしてしまったりという事が続き、
漠然と不安を覚えている方も多いのではないでしょうか。

なぜ無呼吸症候群になるのか?

無呼吸症候群の原因は肥満と体質がその9割を占めると言われています。
具体的には上気道である口や鼻から喉へと続く空気の道が、
自分自身の肉体の組織によって塞がれてしまう為、
呼吸が出来なくなってしまうという状態が無呼吸症候群の原因として最も多いのです。

これは単に太っているというだけでなく、首周りが太く短い、
或いは舌の付け根が大きい、上気道が元々狭い、
花粉症で炎症が起こっている、など様々な問題ある状態で睡眠に入ると
睡眠時には筋肉の緊張が無くなってしまう為、
緩んだ肉体がだらんと垂れて上気道を塞ぐという現象が起きてしまいます。

無呼吸症候群の前兆としていびきがよく挙げられますが、
それはいびきがこの無呼吸状態の一歩手前だからです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

いびきに悩まされている人が大変多いということなのか、いびき対策枕もあります。

気道が開きやすい高さに自分で調節でき、呼吸しやすくなります。
いびきをかかない、無呼吸症候群も予防できるということは
安眠効果も高くなりそうですね。
いびき枕の詳細はこちら

いびきは上気道が狭く、上手く空気が通らない所に無理に空気を通す為
大きな音が鳴ってしまうという状態で、これが完全に塞がると呼吸が止まります。


いびきもなかなか怖いものなのです。

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無呼吸症候群は痩せたら治るのか?

単純に肥満が無呼吸症候群の原因の全てであれば、
当然痩せれば症状は治まります。

しかし、肥満だけではなく、
複数の要因が絡み合って無呼吸症候群の原因となっている
場合が多く、単純に痩せれば治るという方ばかりではない事がほとんどです。

特に肥満ではない状態でこの無呼吸症候群になってしまったという方は
喉の構造などに問題があるか、
無呼吸症候群のもう一つの原因である脳が呼吸を止めてしまう
中枢性睡眠時無呼吸症候群である可能性もあります。

こちらの無呼吸症候群は
全体の数パーセントという割合でしかありませんが、
可能性としては無くはないのです。

その為、治療をするには自分がどの状態で
無呼吸症候群になっているのかを知る必要があります。

更に加齢や飲酒によって普通の睡眠時よりも更に筋肉が緩み、
それまでは無呼吸症候群ではなかったのにいびきや無呼吸状態が発生する事もあります。

症状が軽い場合には枕を外してみたり、
寝方を横向きやうつ伏せにする事で症状が治まる場合もあります。

酔っ払うといびきをかくのは気道が塞がれ掛けているから

Pint of beer on a bar in a traditional style pub

前述しましたが、お酒を飲むと
普段の睡眠よりも筋肉が弛緩した状態になります。

これによって本来は開いている上気道が塞がれかけてしまうので
いびきをかきやすくなるのです。
無呼吸症候群もそうですが、これは実は心臓に負担を掛け、
血管を疲弊させる危険な状態です。

無呼吸症候群の怖さは睡眠不足だけではなく、
こういった負担の蓄積にこそあります。

この無呼吸状態を繰り返す事によって、
高血圧や、心筋梗塞などのリスクが高まってしまうのです。

この異常状態には本人はなかなか気付かないので、
パートナーの方が本人に注意を促すようにして、
続く場合には一度検診を受ける事を勧めてみましょう。

無呼吸症候群は一朝一夕に治療出来る病気ではなく、
正常な状態に治すまで時間が掛かります。

それでも、健康的に人生を過ごす為には、
出来る限り、肉体に負担を掛けないようにしたいものですよね。