水疱瘡手足口病
どちらも子供がかかりやすい伝染病で、皮膚に水疱ができるという症状まで似ています。

このように共通点が多いせいか、誤診されたという経験がある人も多いようです。
今回は、水疱瘡と手足口病の見分け方や病院へのかかり方についてお話しします。

水疱瘡・手足口病・突発性発疹の見分け方

水疱瘡は、冒頭でもお話しした手足口病
そして乳幼児の場合は突発性発疹誤診されることがあるようです。
ちゃんとしたお医者さんでも間違ってしまうことがあるので、親が見分けられるようになっておきましょう。

手足口病はその名の通り手、足、口発疹、発熱があるということから、
水疱瘡に間違われやすいです。

見分け方は、水疱瘡は全身に発疹があるのに対し、
手足口病は決まった部位のみに発疹があります。
手、足、口、そして症状が進むと、膝やお腹に発疹があるのが手足口病だと覚えておきましょう。

突発性発疹は全身に発疹がありますが、出る時期や痒みに水疱瘡との違いがあります。
水疱瘡は発熱と同時に発疹がありますが、突発性発疹はまず発熱
そして熱が下がってから発疹があることと、水疱瘡と違いあまり痒みが無いという特徴があります。


↑このように併発することも無くはないので、
両方の特徴がみられる場合は同時に感染してしまった可能性も考えておきましょう。

水疱瘡は内科と皮膚科、どちらに行くべきか

水疱瘡にかかったら、子供の場合は小児科に行きますよね。
でも、小児科は行きにくいような大きなお子さん、
そして大人の水疱瘡の場合は、大人向けの診療科に行くことになります。

この場合は、発熱などの内科的な症状が出る病気だということや、
伝染病だということから内科が適切なように見えますが、実は皮膚科に行くべきなのです。
内科でも診てもらえないことは無いのですが、皮膚科の方が適切な薬を処方してもらえます。

大人の水疱瘡は抗ウイルス薬が使えますが、
発症後48時間以上経過すると効果が薄れてしまうそうです。
そのため、適切な診断ができ、必要な薬をすぐに処方できる皮膚科に行きましょう。

再診は必要なの?

水疱瘡は、他の重篤な伝染病のように再診が義務付けられている病気ではありません。
ただ、「○日後にもう一度来てくださいね」と言われることは珍しくないそうです。

また、登園、登校可能になるのは「全ての水痘がかさぶたになるまで」と、
少しあいまいな基準になるため、その判断を仰ぐために再診をしても良いでしょう。

水疱瘡のように感染力の強い病気は、
学校によっては治癒証明書の提出が必要となることもあるので、
この場合ももう一度病院で診てもらう必要がありますね。

このように、経過観察や治癒の確認のために再診することが多いですが、
もちろん良くなる前だとしても様子がおかしいと思ったら、迷わずもう一度病院へ行ってください。
大人も子供も、水疱瘡の合併症として髄膜炎になる可能性もあるからです。

水疱瘡についてはこちらの記事もご参考に!

水疱瘡の予防法は

水疱瘡は感染力が強いため、子供の場合はクラス内に感染者がいると、
爆発的に広がってしまうことがしばしばあります。

水疱瘡のウイルスは飛沫感染、空気感染というルートで体内に入るため、
感染を防ぐためにはうがい、手洗い、マスクなどの対処法になります。

ただ、水疱瘡は潜伏期間2~3週間あること、
発症の前日から感染力を持つことから、物理的な予防は難しいとされています。

確実に防ぎたいのなら、予防接種を受けるのが一番です。
予防接種の効力は20年ほどのため、一度受けると大人になるまでは安心できます。

大人も、予防接種から20年経過している人は要注意です。
再度予防接種を受けて、大人の水疱瘡を防ぎましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
水疱瘡とその他の病気の見分け方や病院の診察などについてお伝えしました。

水疱瘡の感染力はかなりのもので、体育館に1人患者がいるだけで、
その場にいる人にうつってしまうほどだそうです。

水疱瘡は早めにうつしてもらって免疫を作るのが手っ取り早いという考え方もありますが、
予防接種が普及した今ではわざわざ感染して学校を休むのは本人もつらいですし、
親も看病のために時間を割くことになります。

水疱瘡にかかったことが無い子供も大人も、予防接種がまだのようなら、
是非時間を作って病院に行くようにして下さいね。