子供が水疱瘡になったため
学校や幼稚園、保育園を休ませているのに、
本人は思いのほか元気……という時は、外で遊ばせて良いのでしょうか。

「ちょっとくらいなら……」という人、
「病気なんだから絶対ダメ!」という人など意見は様々あるかと思います。

今回は、水疱瘡のお話を中心にお伝えします。

水疱瘡のおさらいをしよう

Sick little girl lying in the bed with her toy

水疱瘡は、
水痘・帯状疱疹ヘルペスウイルスによって引き起こされる伝染病です。

潜伏期間2〜3週間と長いですが、
感染力を持つのは、発症の2〜3日前からだと言われています。

症状は、まず37℃台
発熱、倦怠感軽度の頭痛などが見られることから始まります。

それから1〜2日を経て、小さくてぽつぽつとした発疹が出ます。
発疹の数が少ない頃は虫刺されと間違いやすいですが、
水疱瘡は肌を露出していない場所(お尻やお腹周りなど)にも
発疹が見られるため、このあたりの様子を見ながら、水疱瘡か虫刺されかの判断をして下さい。

発疹が出て1〜2日すると、
熱は下がりますが、発疹は徐々にふくらんで水ぶくれになり、
とても強い痒みを伴いながら、全身に広がるようになります。

ここから7〜10日ほどかけて水ぶくれがかさぶたになり、
全て剥がれ落ちて完治という流れを辿ります。

水疱瘡についてはこちらの記事でも詳しく説明しています。

出席停止中の外遊びはOK?

ご存知かとは思いますが、
水疱瘡は全ての水ぶくれがかさぶたになるまでの間は、
学校や保育園は出席停止になります。

周囲に感染拡大させないための処置なので、仕方がないことですね。

ということは、保育園をお休みしている間、
他の子供との接触は避けた方が良いということです。
長期間外に出られないのはかわいそうだからと、
他の子供がたくさんいる公園などに遊びに出かけてはいけません。

感染者(とその保護者)は、
その病気を拡げない配慮をするのがマナーです。
我が子可愛さに、周囲に迷惑をかけることのないようにしましょう。


↑このように、感染症に警戒している他のママから、
白い目で見られるのは間違いないでしょう。

庭で他の子を交えずに遊ぶのは?潜伏期間中は?

しかし、他の子供と接触しないような、
自宅のなどに出る程度だったら、
本人が元気であれば問題ありません。

お母さんや、既に水疱瘡を済ませた兄弟などと一緒に遊ぶと良いですね。

また、潜伏期間中の外遊びについてですが、
お子さんが今潜伏期間中だと確信しているケースはきっと少ないことと思います。

潜伏期間と知らずに外で遊ばせてしまった……、
他の人にうつしていたらどうしようと、心配になることもあるかもしれません。

しかし、先ほども述べた通り、
発症の2〜3日前以前には感染力が無いためそれほど心配しなくても良いでしょう。

でも、兄弟などからうつされているかも……と思ったら、
発症しそうな日を逆算して、
その直前の数日間は、あまり他の子供と積極的に遊ばない方が良いかもしれません。

水疱瘡を予防するためには

水疱瘡は、風邪などと同じ飛沫感染接触感染だけではなく、空気感染することもあります。

感染者が近くにいたら、うがいや手洗い、マスクなどを着用して、
最低限の予防をしておきましょう。
ウイルスブロック率が高いマスクを選ぶと良いですよ(*^^*)

ですが、完全に防ぎきることはまず不可能だと思った方が良いでしょう。

現在のところ、水疱瘡を防ぐためには、
予防接種が一番効果的だと言われています。

水疱瘡(水痘)ワクチンは、2回の接種が基本とされています。
1回でも効果はありますが、
感染の際の重症化を防げるようになるだけで、発症自体は予防できません。

完全に発症を防ぐためには、2回とも接種を受けた方が良いでしょう。

まとめ

2016-10-11c

水疱瘡のおさらいや、発症時の外遊びなどについてお伝えしました。

水疱瘡は小さな子供がかかることが多く、
「外遊びはダメ」ということがまだ理解できない年頃の子の場合は、
たくさんのお母さんが手を焼いてしまうそうです。

でも、そこでお子さんの泣き顔に負けてしまったり、
「ちょっとくらいなら……」の感覚で他の子にうつすことがあっては大変です。

もしかしたら、我が子から感染した他の子が、
重症化して大変なことになるかもしれません。

感染症を発症した人には、
ある程度のマナーやエチケットが必要です。
感染者がお子さんの場合は、
それを守るべきはお母さんやご家族なのですから、
ここはグッと心を鬼にして、自宅の庭などで我慢してもらうようにして下さいね。