子供の病気だと思われがちな水疱瘡ですが、
十分に大人が感染する可能性もあります。

ただし、大人が感染した場合には
その症状が重くあらわれことが多いんですよ。

大人が水疱瘡になった時にはどうすればいいのか?
どのような症状が出るのかなど
大人が水疱瘡になった時にでも対応できるよう、
水疱瘡について詳しくご紹介していきます。

水疱瘡とは?

2016-01-24b

では、まず水疱瘡とはいったいどういう病気なのでしょうか?
水疱が出来るというイメージしかもっていない場合が多いので、
ここで詳しく水疱瘡についてご紹介します。

水疱瘡は、水痘・帯状疱疹ウイルス通称VZVに初めて
感染する人が発症する病気です。

約14日の潜伏期間ののち、
発熱と特徴的な小さい赤い発疹が体中に現れます。

さらにその小さい赤い発疹の中心が水疱となるので
水疱瘡になったのかというのは比較的わかりやすいと思います。

こういった小さな水疱は次第にはがれ、びらん状態になります。
それが乾燥して約2〜3週間かけて治っていきます。

VZVに初めて感染することで発症するために、
子供の中で発症することが多いので
子供の病気のひとつとも思われていることが多いです。

これは、水疱瘡がとても感染力が強いため、
集団生活をしている保育園や学校などでVZVのウイルスを
他の子にも感染させて、広まってしまうことが多いということもありますね。

基本的に学校などには、
水疱がすべてかさぶたになるまではいけないと
いわれているほどその感染力は強いんですよ。

大人が感染した場合はどうなる?

水疱瘡=子供の病気。
そう思われていることは多いです。

それは、VZVが初めて感染する人に発症するという特徴があるからです。
ですが、VZVに一度感染すれば体の中でずっと生きており、
少ない割合ですが体内のVZVのウイルスがまた活性化するということもあります。

さらには、子供のころに感染していない場合には、
大人になってからVZVに感染してしまうことも十分にあるんですよ。

では、大人に感染した場合にはどのような症状がでるのでしょうか?
最初に感じる症状としては、
体のだるさや発熱、食欲がないなど風邪にも似たような症状で、
大人であるという理由からその症状を水疱瘡だと疑うことはほとんどありません、

特に大人の場合には、この最初の症状が重たいことが多く、
熱がかなり高くなり脱水症状を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。

さらには、こういった初期症状の後に子供と同じように、
小さく赤い発疹がおなかや背中に現れます。

熱のためお風呂に入らないと気付かないことも多いようです。
この小さな赤い発疹は、約3〜5日かけて体全体へと広がります。

赤い発疹は水疱となり、それが破れてかさぶたとなります。
この発疹の変化は子供と変わりませんが、
この発疹が子供よりも重症になってしまうことが多く、
発疹には強いかゆみを感じる、口の中にまで水疱が出来てしまう、
など子供以上につらい症状が出てきてしまいますよ。

子供よりも症状が重症化してしまう分、
「大丈夫」とは思わずしっかりと病院で見てもらって
対症療法になるような薬をもらうようにしてくださいね。

お化粧はいつからしていいの?

大人が水疱瘡に感染すればその症状は悪化する場合が高く、
発疹も顔にまで出てしまうのは正直よくあることです。

ですが、大人の女性は普段お化粧をしますよね。
そのため、いつからお化粧をしていいのか気になるところです。

基本的に、水疱瘡という病気は非常に感染力が高い病気です。
そのため、会社や学校などに通っている場合には
感染力がなくなるまでは通勤通学はできません。

その目安が、水疱からかさぶたになった時です。
水疱の中の水にはウイルスがたくさんいる状態なので、
水疱がある状態ではウイルスを撒きにいっているようなもの。

もちろん医師からも通勤通学のOKは出ません。
そのため、かさぶたになるまでは通勤通学は出来ない
つまり外出は出来ないと思っておいてください。

かさぶたになれば、通勤通学外出がOKになるので、
水疱全てが完全にかさぶたになったらお化粧もするようにしてくださいね。

ちなみに、水疱が破れてびらんの状態でお化粧をすると
その部分から雑菌などが繁殖して肌荒れの原因になってしまうので、
かならずかさぶたになってからにしてくださいね。

水疱瘡になってしまったら

出来ればなりたくない水疱瘡ですが、
万が一なってしまった場合にはどのようにしたらよいでしょうか?

脱水症状予防

特に大人が水疱瘡に感染すると、
熱がかなり高くなることも多くその時に脱水症状を起こしてしまうことが多いです。

ですが、水疱瘡でありながら
脱水症状になるとさらに症状を悪化させてしまうため、
脱水症状にならないよう食欲がなくても、
経口補水液だけはとるというようにしておいてくださいね。

くれぐれも、スポーツドリンクやジュースで
水分補給するのは避けてくださいね。

かさぶたははがさない

水疱瘡になると、小さい赤い発疹が水疱へと変わり、
それがやぶれてびらんとなり、さらにかさぶたになっていくものです。

そのかさぶたをかゆみのせいなのか、
気になるからなのかはわかりませんが
とってしまうとかさぶたの痕が残ってしまうことが多いです。

確かにかさぶたの時には、
つらいかもしれませんが無理やり取ってしまうと
跡に残ってしまうために無理やりにはがさないようにしてください。

これは水疱も同様で、水疱も無理やりつぶすと跡に残る可能性が高いですよ。

必ず病院に行く

子供が水疱瘡かも、と思ったら間違いなく病院へ連れて行きますが、
大人が水疱瘡になった場合、
数日我慢すれば・・・ということで病院へ行かないということが多いようです。

ですが、すでにご紹介の通り脱水症状を起こす可能性もありますし、
口の中にまで発疹が出来てしまった場合には
呼吸困難を起こすリスクがあるので、
大人が感染した場合にも必ず病院へ行くようにしてくださいね。

まとめ

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水疱瘡は、子供だけではなく大人も感染する可能性があります。
さらに、子供の症状よりも症状が重症化するために
大人の水疱瘡には注意が必要です。

さらに、水疱が完全にかさぶたになるまでは
通勤通学はすることはできないのでとにかく安静にしておくようにしてくださいね。