三日はしか風疹の別名で同じ病気です。
つまり名前は違いますが、病気自体は同じものなのです。

三日はしかははしかと名前が付いていますが、実ははしかではありません。
はしかと風疹はその原因となるウイルス自体が違う、全く違う病気なのです。

はしかではない風疹が三日はしか、混乱してしまいそうですね。

三日はしか(風疹)とは?

2016-02-05a

風疹は風疹ウイルスに感染して発症する病気です。
風疹の潜伏期間は14〜23日程で、
その特徴的な発疹が出る一週間程前から他人に感染する状態になります。

更に発疹が出てからは5日ぐらいは感染力が続きます。
症状は身体中に発疹が出るなど、はしかと似ている事が多いのですが、
はしかは回復に2週間ぐらい掛かるのに対して、
風疹は約3日で回復するので三日はしかと呼ばれるようになったのです。

細かい症状として、発熱がある場合は38℃程の熱が出て、全身に発疹広がる事があります。
全体的に症状は軽めで、
場合によっては全く症状が出ずにいつの間にか治ってしまう人もいるぐらいです。

このように基本的にははしかと比べて軽い症状で
短い期間に治ってしまう病気ですが、
ただ一点、妊婦さんに感染すると大変危険な病気となります。

妊婦さん、特に妊娠初期の方に感染した場合、
胎内の赤ちゃんに風疹ウイルスが直接作用して、奇形や難聴、白内障、
心臓構造異常などの先天性風しん症候群を発症してしまう可能性が高いのです。


妊娠予定がある女性は自身に風疹の抗体があるかどうかを事前に調べておく事が大切です。

はしかと三日はしか(風疹)の違い

はしかと風疹は、ウイルスの違いという根本的な部分がまず違います。
風疹は風疹ウイルス、はしかは麻疹ウイルスの感染によって引き起こされます。

はしかの潜伏期間は10日前後、
最大20日程も潜伏期間がある風疹とはこの点もかなり違いますね。

また、主な感染経路ははしかが飛沫感染であるのに対して
風疹は空気感染で、かなり強い感染力があるとされています。

風疹の怖い所は症状が明らかになる前から感染力が発生する上、
症状が出ないまま感染力だけ持った感染者が存在するかもしれない事です。

誰から感染されたか分からないまま感染してしまう可能性が高いのです。
それでは初期の内にはしかと風疹は見分けが付かないのでしょうか?
実はこの双方には特徴的な症状があります。

まずはしかは口の中の奥歯の近くあたりの頬の裏側に赤み掛かった
白いブツブツが出るのが特徴とされています。

次に風疹は耳の下のリンパ節が腫れるという特徴があり、
これが見分ける方法です。
しかし、素人が判断するよりはお医者さんで診断を受ける方が良いでしょう。

予防接種ワクチン利用を考える

はしかと風疹を予防する麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を摂取する事で
危険な感染症になる事を防ぐ事が出来ます。

この混合ワクチンは乳幼児では1才を過ぎた時に定期接種として受けられます。
これが1回目の予防接種で、もう一度2回目を小学校入学前に受ける事が出来ます。

更にこの予防接種を逃しても自分で有料で受ける事も出来ます。
素のままでウイルスに感染する危険を避ける為にワクチン利用を考えるのは賢い選択です。

特に若い女性の場合は妊娠初期に風疹に罹ってしまうと
お腹の赤ちゃんに危険な影響が出るので、事前にワクチンを射っておくのは大切な事です。

風疹は感染源の特定が難しいので注意しても感染ってしまう事が有り得ます。
このワクチンを自費で接種する場合には大体1万円前後の金額が掛かるようです。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

ワクチンを受けていても、妊婦さんにとってマスクは必需品です。
外出するとウイルスや大気汚染が飛び交っていますので
日頃からマスクすることを心がけ、自分と赤ちゃんを守りましょう。
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わかりにくい風疹の怖さ

A caucasian boy receives an unwanted kiss from a younger girl

三日はしかという軽いイメージの別名がある風疹は、
その名の通り実際に感染して発病してもあまり危険な症状が発症しないという特徴があります。

さらにその中の何割かは症状が出ないまま免疫だけを獲得するという
不顕性感染となり、その感染者はその抗体獲得までの間は感染源となってしまっていのです。

この場合全く症状が出ないので周囲にも本人にもその事が分かりません。
その為、気付かない内に感染しているという事になりかねないのが風疹の怖さなのです。

本人はちょっとした風邪のように感じていても、それが風疹だった場合、
妊婦は胎内の赤ちゃんに悪影響が出る確率がかなり高いのが風疹の恐ろしい特徴です。

注意しすぎるぐらい注意する必要があります。
妊娠予定がある場合は抗体検査を受けて、
もし抗体が無いようならワクチン接種を考えた方が良いでしょう。

守れる手段があるのなら赤ちゃんを守るのが親の責任でもありますし、
辛い思いをするのはなによりも自分なのですから。