今まで花粉症じゃなかったのに急に目がかゆいし、咳や鼻水が出て来てしまって、
もしや花粉症?でも単なる風邪かも?
色々考えて迷ってしまいますよね。病院もどこへ行けば良いかわからなくなったりして、
眼科かな、内科かな?と困ってしまいます。
どうやら目のかゆみが伴う咳や鼻水は、ほぼ花粉症で良いようです。
分かりやすい花粉症の症状
花粉症で目がかゆくなって充血したりするのは、アレルギー性結膜炎の症状です。
風邪の場合、アレルギーの症状が出る事はないので、これで風邪ではない事が分かります。
また、他の症状も微妙に違いがあります。
鼻水は花粉症の場合はサラサラの透明な物が出続けます。
鼻詰まりも長く続くのが特徴です。風邪の場合は少し粘性の強い黄色っぽい鼻水です。
更に花粉症の場合は熱が出る事がほぼありません。
高熱になるのは風邪かインフルエンザと思って良いでしょう。
そして花粉症の咳は長く続くのが特徴です。
風邪の咳は1週間程度で収まりますが、
花粉症の場合は花粉がある限りずっと続きます。
特に寝入り時や起き抜けが酷い事が多いと言います。
症状が似ているようでいて結構違うのが分かると思います。
風邪でも花粉症でもない場合もあるので注意
注意すべきは、花粉症に似たような症状で咳だけがずっと続く場合は、
別の病気を疑った方が良いという事です。
それは気管支喘息、または咳喘息という病気です。
のどのイガイガやくすぐったさがずっと続いたり、
花粉症と同じように寝入りばなや寝起きに咳が続いたりします。
ひどくなると普通の喘息のように、ゼイゼイと息が苦しくなったりします。
咳止めの薬を飲んでも効かず、いつまでも苦しさが続くようならアレルギー性の喘息である、
咳喘息である可能性が高いのです。
この病気はアレルギー対応を見据えた長い治療が必要なので、
早めに病院にかかった方が良いでしょう。
花粉症からこの病気に、更に気管支炎に移行する事もあるようなので、
花粉症だから咳が出ると思っていても注意が必要です。
花粉症の病院
自分が花粉症である事は自覚出来ていても、
病院はどこに行けば良いのか分からない場合がありますよね。
症状も人それぞれで目がかゆいだけの場合だったり、
鼻が酷い人、喉がいつまでもイガイガして苦しいという人、
全部がいっぺんに出てどうにかしてくれ!という人もいるでしょう。
病院は基本的には、
その一番辛い症状の専門医に行くことがオススメです。
目だったら眼科、鼻や喉だったら耳鼻咽喉科、全部が酷いし一箇所の薬じゃどうにもならない、
という事だったらアレルギー科のある病院、お子様だったら小児内科が良いでしょう。
最近はホームページを持っている病院も多く、そのページでその病院が
何を中心に取り組んでいるのかを、見て決めるのが一番良いかもしれません。
内科の病院でも花粉症に詳しく、治療に力を入れている病院も多くあります。
なんなら電話で聞いても良いでしょう。
花粉から目を守ってくれるメガネなどをかけると良いですよ♪
こちらの記事では花粉症に効果的な濡れタオルについて詳しく紹介しています。
自分で判断しない
自分で勝手に判断して市販の薬を飲んで、
「いつまでも治らないな」と首をかしげていたりしませんか?
はっきり言ってお金が勿体無いですよ。
仕事で忙しくて病院に行く暇が無いかもしれませんが、会社だっていつまでも
辛そうにしていて、仕事に身が入らないのは却って困ります。
「ちょっと病院に行ってきます」と時間を作って貰って、病院に診察に行きましょう。
同僚や上司の人に相談すれば、ほとんどの場合快く病院に行かせてくれるはずです。
もしかしたらあなたと同じように、花粉症で苦しんでいる花粉症の先輩がいて、
なにくれとなく詳しく指導してくれるかもしれません。
今は皮下注射や内服薬で利きの良い薬があります。
花粉症の薬は、症状が出たらすぐに処方してもらうと効きが良いので、
仕事に集中する為にも早めの治療が良いでしょう。
目薬も防腐剤を使用したような物は良くないとの事で、
市販の薬には問題がある場合があります。
悩みも病気も1人で悶々としているのが一番辛いのです。
「今年も来たよ」「来ちゃいましたね」と、
愚痴を言い合えるような環境を作ってみてはどうでしょうか?