目が痒い事と眠い事、この両者はあまり関係が
あるようには思えません。

眠いという事は、体の活動が休止しようとしているという事だから、
神経も休まって痒みも収まりそうな物ですよね。

でも実は眠くなる時には末梢血管が拡張されるので、
皮膚に問題が起こっている部分が刺激されて痒くなるのです。

目が痒いと眠いことの理由を紹介します!

痒みってなに?

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まずは痒いという事がどういう状態で発生する現象かという事から考えてみましょう。

痒い時というのはたいがいそこが腫れていたり、
怪我をした痕だったり、火傷の痕だったりしますよね。

そう、実は痒みというのは、
問題がある体組織を回復しようとする場合に
発生する事がほどんどなのです。

血流によって破損している組織の復旧が始まると、その部分は痒くなります。

例えば炎症を起こしている皮膚や水分を失ってカサカサになった肌、
火傷や傷を負って治ろうとしている組織などで痒みを感じるのはその為です。

つまり痒みを感じる条件は2つ、
1つは体組織になんらかの破損があるという事と
もう1つはそこに血流が通じているという事です。

痒みは言うなれば工事中の合図だと思っても良いでしょう。

目が痒いと眠いのはどういう事?

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人は眠くなると末梢血管が拡張します。
これは眠る準備の為に体温を下げる為の行為なのです。

これによって体の表面は一時的に体温が上がり、
その後ゆっくりと体温が下がって眠りに入ります。

目の周りの皮膚はとても薄く、皮膚のすぐ下に血管が通っています。
これが眠くなると更に拡張される事になるわけです。

そうなると肌が乾燥していたり、ちょっとした炎症を起こしていたり
また、眼球自体に何か炎症が起こっていた場合にも
そこで急激な修復活動が始まる事になります。

その為、特に目や目の周辺が急に痒くなるのです。

目が痒いから眠くなるのではなく、眠くなったので目が痒くなったのですね。

また、花粉症などで鼻や目に炎症が起こっている場合、
そこにも一気に血流が押し寄せる事になり、
結果的に痒みがどっと高まる事になってしまいます。
体の生理現象のせいで痒くなってしまうのです。


やはり、目のかゆみと眠気はセットで襲ってくるようです(゚O゚)

目のかゆみについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

痒い時の対処法は?

眠い時に痒くなったのなら、対処法はとても簡単です。
その部分を冷やして血流を落ち着かせれば良いのです。

ただし、これは根本的な解決にはなりません。
その部分が痒いという事は、その部分になんらかの
問題が生じているという事だからです。

特別な病気や湿疹などが無い場合、
単純に肌が荒れていると考えられます。
乾燥肌や、カミソリ負け、
或いは寒い場所に長時間いて閉じていた血管に
急に血流が回復したなどがよくある事柄でしょう。

この場合、せっかく自力で回復しようとしている所を
冷やす事で止めてしまう事になります。

しかし、痒みというのはなかなか辛いもので、
放置していると肝心の眠りが妨げられてしまいます。

出来る限り保湿力の高いスキンケア
或いは更に温める事で早期の回復を促す事が一番の良策でしょう。


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乾燥していると気づいたら、こまめに保湿しましょう。
潤うことで肌への刺激の伝わりも薄れて、かゆみが軽減されます。
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末梢血管の血流の事

小さい子供はこの寝る為の準備である
末梢血管の拡張がよりはっきりと起こります。

子供が寝る時に体温がやたら高いのはその為です。
子供の眠りが理想的な睡眠であるのも、
このシステムが正常に働いているからなのです。

大人で冷え性の人や高齢者で体温が低い人など、
眠りが浅く体の回復力が落ちてしまっているのは、
末梢血管に血流が送れなくなってしまっているからなのです。
体に栄養やエネルギーを送っているのは血流です。

更に言えば夜に深い眠りに就いている状態の時に、
成長ホルモンが分泌されて体の組織が生まれ変わります。

きちんとした深い眠りが取れないと、
この仕組みが上手く働かなくなります。

これを解決するには、
お風呂に入って末梢血管の血流を回復させた状態で
すぐに眠りに就く事が効果的でしょう。

要するに本来は体が自分でやる事を
外部からの働きかけで代行してあげるという事です。

末梢血管も活発に血流が流れば回復しますので、
冷え性自体の回復にも効果がありそうですね。