3.11の東北大震災により、福島原発からの被ばくが問題になっています。
ですが、本当のところ私たちは放射能の何が悪いのか、
どういう影響を及ぼすのかということをしっかりとわかっている人はすくないはずです。

今回は放射能についてご紹介していきます。

放射能とは?

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放射能とよくいいますが、
実際に放射能と私たちが捉えているものはちょっと曖昧です。

放射能という言葉を理解するには、
まず放射線という言葉を知っておく必要があります。

放射線は、ラジウムやヨウ素、セシウムなどから速すぎて見えないけれど
何かが出ていてそれを放射線といっています。

そして放射能は、その放射線を出す能力があるということを指しており、
ラジウムやヨウ素、セシウムなどは放射性物質と呼ばれるのです。

放射能は何がいけないの?

では、どうして放射能はいけないものなのでしょうか?
放射線を浴びてしまうことを「被ばく」といいます。
放射線は、人の細胞のDNAを傷つけてしまいます。

少しの量であれば、DNAは再生する力があるので問題ではないですが、
大量に浴びてしまうと細胞のDNAは再生できないほどになり死滅してしまうのです。

また、傷つけられて再生する時に間違った修復をしてしまうこともあります。
そうすると体は突然変異を起こしてしまう可能性もあるのです。

突然変異が起きてしまうとそれは戻すことが出来ないからこそ、
放射線を浴びてしまうことは非常に怖いことなのです。

ちなみに、被ばくには2種類あり外部被ばくと内部被ばくとに分けられます。
外部被ばくは体の外から放射線を浴びることをさしています。

内部被ばくは、放射能の影響を受けている食べ物や飲み物を口に入れて
体の中で放射能を浴びることを内部被ばくといいます。

福島原発の事故により一見外部被ばくがこわいと思われがちですが、
外に出た放射線は空気によってどんどん薄められてきます。

それ以上に怖いのが、放射線を浴びてしまった土地や物です。
これらは放射線を浴びたことによって放射能物質へと変わってしまい、
それに触れたり近づいたりするだけで人は放射線を浴びてしまうことになるのです。

だからこそ、福島原発周辺の人たちは
空気中の放射線は弱まってもなかなか帰ることができないのです。

福島だけでなく、その他の地域でも放射線濃度が高い場所はたくさんあります。
旅行先や、子供たちが遊ぶ公園など様々な場所に放射能は潜んでいます。

このような測定器を使い、少しでも放射線について考えなければ、
知らず知らずのうちに、放射能に侵されていってしまうかもしれません。

セシウムによる目のかゆみも報告されている!

セシウムはすでにご紹介した通り、
放射線を出す力がある物質なので放射能物質と呼ばれるものです。

このセシウムにより目の充血や
かゆみなどが出たという報告が出ているのです。

2011年ごろ西濃全域と岐阜で
目のかゆみなどを訴える人が多く出ているというニュースがありましたが、
これはセシウムの影響で内部被ばくしているということでした。

どうして内部被ばくに至ったかの経緯は明確にされていませんが、
内部被ばくによって目の充血やかゆみなどの症状が出てきてしまうということもわかっています。

放射能によって起きうる被害とは

では、放射能によって起きる体への被害とはどういったものがあるのでしょか?

急性障害

これは大量に放射線を浴びてしまった場合に起きるもので、
放射線を大量に浴びて数日以内には命を落としてしまいます。

命をとりとめたとしても、やけど、脱毛、発疹や皮下出血、
リンパ球や白血球の減少などの症状が残り続けてしまいます。
ちなみにこの急性障害に関しては、大量に放射線を浴びると必ず発症します。

がん

これはDNAが傷つけられることによって引き起こされます。
少しの量でもDNAが傷つけられたことによってがんが起きてしまうのです。

白血病

これはがん同様にDNA細胞を傷つけたことが原因で発症します。

内臓が機能しなくなる

放射線によってどの部分のDNAが傷つくかはわかりません。
内臓のどれかを傷つけてしまい、
修復が出来ないとなるとその内臓自体が機能できなくなるのです。

まとめ

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放射能はこわい、危険。
そういう意識はおそらく小学校の広島や
長崎の原爆の勉強をしたことで多くの人が持っているイメージです。

ですが、どう危険でどう危ないというのを
しっかりと知っている人はそう多くはありません。

しっかりと知識を持っていることが、
被ばくしないためのひとつの方法だと思うからこそ、
ぜひ今回ご紹介した内容を頭に入れておいていただければと思います。