マイコプラズマ肺炎は風邪に似た症状が長く続く事で知られています。
しかし、年齢が高く、免疫機能が強固な人が罹ると
重症化しやすいと言われていて、
重症化するとマイコプラズマ肺炎でも肺に影が出たり
その影響で息苦しい思いをしたり喉が冒されて声が出ない事があったりもします。

マイコプラズマ肺炎とは?

2016-01-05b

マイコプラズマ肺炎は診断を受けても
なかなかマイコプラズマ肺炎と判明し辛い病気として知られています。

なぜかと言うとマイコプラズマ菌は普通のウイルスや菌と違い、
細胞ではない組織でも繁殖する為、
本来の肺炎の症状である呼吸音の変化や肺の影などが見つかりにくいのです。

マイコプラズマ肺炎は肺炎マイコプラズマという
細菌によって引き起こされる物となっていますが、
マイコプラズマは細菌というより微生物と定義されています。

その為、マイコプラズマは普通の風邪を引き起こす細菌や
ウイルスとは違う挙動を取るのです。

普通のウイルスや菌は細胞に入り込んで増殖しますが、
これは細胞内の増殖機能を利用している為です。

しかし、マイコプラズマは自分の力で増殖出来るので
細胞に入り込む必要がなく、どこででも増殖出来てしまいます。

その為か他の菌やウイルスのように
血中の白血球や炎症反応が増加する事もなく、
ただマイコプラズマ用の抗体が生成されます。

お医者さんはこれを使って検査をするのが今までのやり方でしたが、
時間が掛かる上に正確な診断が難しいという事で、
最近は直接病原体を検査する方法が主体となっています。

マイコプラズマ肺炎が重症化する理由

マイコプラズマ肺炎は若い人が罹りやすい病気なので
昔一度罹ったという方も多いでしょう。

しかし、抗体が自然消滅するタイプなので、
大人になってから再感染する事も多く、
そして大人が罹ると重症化しやすいとされています。

普通のマイコプラズマ肺炎患者は、2〜3週間の潜伏期間を経て、
倦怠感や咳、鼻水熱など、軽い風邪の症状を引き起こします。

喉が枯れたり、喉が痛くなったりという症状は
重症化していなくても見られる症状であり、
肺が侵食されても少し身体がだるいといった肺炎にしては軽い症状が特徴です。

しかし、重症化すると肺に水が溜まったり、
中耳炎や脳炎など、菌の増殖によって体内が酷く冒されると
そんな症状が出て重症化が進み、肺の呼吸機能が低下したり、
喉の炎症が広がる事もあり、
声が出ないという症状が出たり、息苦しいと感じたりします。

なぜ重症化するのか?と言うと、
免疫機能が強固に機能している方の場合、
免疫機能がやや暴走気味にマイコプラズマ菌だけでなく、
自分の組織も攻撃するからだと言われています。

マイコプラズマ肺炎の治療について

マイコプラズマ肺炎の治療は抗菌薬で行います。
ペニシリン系はマイコプラズマには効かないので
マクロライド系の抗生物質を主に使って治療するのですが、
最近ではこのマクロライド系の抗生物質に対する
耐性菌が現れ始めたので別の薬を使う事も増えたようです。
この治療の為の投薬は特に細菌相手の場合は必ず医師の指示に従う事が大切です。


特に注意する事は服用期間を守る事です。
症状が治まったからと途中で服用をやめてしまうと
生き残った菌が耐性菌となってしまい次からはその薬が効かなくなってしまいます。

マイコプラズマは基本的には軽い風邪として症状が現れやすく、
また、どこででも繁殖するのでなかなか治療の完了が分かりにくい病気です。

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若い人程自然に治るマイコプラズマ

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マイコプラズマは若い時に罹る程軽く罹り、
自然に治癒しやすいと言われています。

ただ、自然に治癒して身体が抗体を作っても、
その抗体は徐々に失われるので再度感染する事も多く、なんともしつこい細菌です。

重症化しない場合にはなんとなく身体が重い、空咳が出る、
微熱が続くといった感じで風邪が長引いていると感じると思います。

このマイコプラズマ菌は栄養さえあればどこででも増殖するので、
あまり放っておいても肺炎を起こしたり、中耳炎を起こしたり、
内臓に炎症を起こしたり、悪い時には脳炎を起こしたりするので、
長引いている時には自然治癒まかせは危険な事も多いのです。

しかし、一方で、薬を使えば使う程、
その薬の効かない耐性菌を生み出してしまうというジレンマもあり、なかなか苦しい所でしょう。


参照:楽天市場

マイコプラズマ菌に侵されないように
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