体の調子が悪い時かゆいと感じる事がある人もいるのではないでしょうか。

かゆいのが続いて、気付いたら唇に水疱が出来ていたという症状ならば、
それはおそらく口唇ヘルペスだと考えられます。

口唇ヘルペスは、実はヘルペスウイルスの感染症なのです。
ウイルスの感染症なのでこの病気は人に感染ります。

でも何度もこの症状になったけれど
他の人にこの症状が伝染った事は無いと思った人もいるでしょう。

それは当然で、口唇ヘルペスは本来は潜伏型のウイルスなのです。

口唇ヘルペスウイルスとは

2015-08-20b

では、口唇ヘルペスウイルスとはどんなウイルスなのでしょうか?
口唇ヘルペスウイルスは多くの場合
小さい頃に家族内で感染をしていると言われています。

子供の頃に感染した場合、
症状が表面化する事なく潜伏感染に移行するという事が多いようです。

反して大人になってから感染すると重症化して発病し、その後潜伏状態に移行します。
子供の場合と違い、一度発症した場合には感染したという自覚があるでしょう。

ですが、そういう特別な時を除き、
ほとんどの場合、口唇ヘルペスは自覚の無いまま感染しているのです。

そして感染したと自覚した場合も治ったと思った時には
実はウイルスは潜伏状態に移行しているだけなのです。

ヘルペスウイルスは一度感染すると三叉神経節という場所に潜伏し続けます。

口唇ヘルペスとは

それではそのヘルペスウイルスが引き起こす口唇ヘルペスとはどのような病気なのでしょうか。

口唇ヘルペスのウイルスは普段は三叉神経節でおとなしく潜伏しています。
ところが宿主がストレス病気で弱ってくると突如として活性化し、症状が再発します。

それが唇がかゆいという状態から唇に水疱が出来るという一連の症状です。

この唇に出来る水疱は、中に増殖した口唇ヘルペスを含んでいます。
水疱が破れると中のウイルスが他人に感染するようになります。
このウイルスは感染力が高く、水疱を触った手で触れた物に他人が触ると感染の危険があります。

口唇ヘルペスは唇に水疱が出来て痛痒い状態が続き見た目も悪いし、
そもそも体の具合が悪い時に発生するので非常に本人にとっては辛い病気です。

この口唇ヘルペスの症状は、
我慢せずに病院に行くと抗ウイルス薬で治療してもらえますし、
市販でも薬がありますので、軽度の場合はアクチビアなどで対処してみましょう。

こちらの記事でもヘルペスについて詳しく説明しています。

口唇ヘルペス以外で唇が痒い

唇がかゆいからと言ってもその全てが口唇ヘルペスではありません。
中には皮膚の状態が悪化しているだけの場合もあります。

これは口唇炎と言って、ウイルスとは何の関係もない病気です。
小さな水疱が出来たりする場合もあるので
ちょっと口唇ヘルペスと紛らわしいのですが
この病気の場合は唇全体が荒れるのでそこから違いが分かります。

唇が切れたり、カサカサだったり、
腫れぼったくなったりした場合は、この口唇炎だと思って良いでしょう。

口唇炎の原因は色々です。
古い化粧品を使った場合、紫外線を多く浴びてしまった場合、
唇を何度も舐めたり刺激を与え続けた場合、ビタミンB群が不足した場合など、実に雑多な原因があります。

中には生理などでホルモンバランスが崩れている事が原因の場合すらあります。

口唇炎を治すには基本的には原因を取り除くのが最適の方法です。
特に化粧品などは製造年月日や使用し始めてから
どのくらい経過しているのかを確認して原因の洗い出しをしてみてください。

そんなに怖くないウイルス

2015-08-20c

口唇ヘルペスのウイルスは増殖する事よりは
居心地の良い住処を手に入れる事を目的としている節があります。

その為、発病状態である人間の体内での増殖をあまり行いません。
人間の体内で増殖をする事で敵と認識されて
免疫を作られてしまう他のウイルスと比べるとウイルス自身にとっても
安定した生活を手に入れたいわゆる成功したウイルスと言えるでしょう。
そんなウイルスですが人間の体が弱ると、急に増殖活動を始めてしまいます。

おそらくこれはウイルスにとってみれば
世界が崩壊しようとしている危機的状況であり
慌てて子孫を残して新しい場所へと避難しようとしている訳です。

私達宿主としては
出来るだけウイルスに支配されないような健康な生活を送りたいものです。