ココナッツオイルは中鎖脂肪酸で食べて良く、
肌に保湿効果があって塗ると良いと聞きますが、
どうやら頭皮にも良いようです。
頭皮環境が悪化すると髪が抜けやすくなり、育ち難くなります。
その悪化した頭皮環境をココナッツオイルで改善出来るという事なのです。
まさにココナッツオイルは万能薬のようですね。
頭皮環境はなぜ悪化するのか?
きちんと毎日シャンプーをしているのに、髪が脂っぽい、
或いはなんだかフケが多いし、かさかさしていて、痒い事がある。
そんな事になっている人はいませんか?
なんとなく抜け毛が多くなったような気がして、
鏡を見てみると、なんだか凄く薄くなっていたという事も
もしかしたらあるのではないでしょうか?
薄毛になるのは遺伝的な要因が大きいと言われていますが、
もう一方の要因として頭皮環境があります。
頭皮要因の悪化の原因の1つは
シャンプーのしすぎであると言われています。
適度なシャンプーは余分な皮脂と汚れを落としますが、
過度なシャンプーは頭皮を守っている皮脂をも剥がしてしまい、
頭皮はより多くの皮脂を分泌し、
脂っぽい頭皮が気持ちが悪いのでまたシャンプーする、
といった悪循環に陥っている場合が多いようです。
他にもストレスや食生活による血行不良や、
頭皮の再生力の低下による硬化、加齢による毛細血管の衰え、
など色々な要因が考えられます。
ココナッツオイルの頭皮への働き
ココナッツオイルを使う事で
頭皮に対して働く最も大きな影響は保湿力でしょう。
塗布するとすぐに皮膚に浸透します。
そのまま頭皮をしっとりと保湿する事が出来ます。
もう一つの作用として、抗菌効果があります。
殺菌力が強いココナッツオイルは、
頭皮に付いた雑菌を取り除きます。
頭皮の雑菌は匂いやフケの元となる存在なので、
それだけでも頭皮環境はかなり違うでしょう。
更にココナッツオイルにはビタミンEによる抗酸化作用があり、
これによって酸化状態になっていた頭皮を
健康に戻す事が出来ると考えられます。
抗菌、保湿、抗炎症、抗酸化と、
頭皮が抱えがちな問題を解決する力がココナッツオイルにはあるという事です。
ココナッツオイルの意外な効果についてはこちらの記事をどうぞ♪
ココナッツオイルを頭皮に使う場合の使用方法
ココナッツオイルはシャンプー前に頭皮に使います。
マッサージの要領で、頭皮に摺りこんで、優しくマッサージを行います。
この時、あまり激しくするのではなく、優しく丁寧に行ってください。
少々髪に付いたとしてもすぐに洗いますし、
そもそもココナッツオイルの持つ高い栄養成分は
髪にも有効なので、マッサージした後もしばらく浸透させて、それからシャンプーを行ってください。
大体お風呂の30分ぐらい前にマッサージを行っておけば良いでしょう。
浸透性の高いココナッツオイルは
頭皮に摺りこんでもすぐにサラサラになるはずです。
気を付ける事は、ココナッツオイルも人気が出て来たので、
粗悪品が出回り始めている事です。
ラベルを見て、コールドプレスで未精製の物を選ぶのが一番良いと思います。
また香りは優しいナッツの香りがするものです。
ちょっと嫌な香りがするものは
不純物が入っているか熱処理がしてあると思って良いでしょう。
こちらの動画ではヘアパックに方法を説明してくれています(*^^*)
ココナッツオイルについてはこちらの記事もご参考に♪
ココナッツは生命の木
ココナッツは古くから生命の木と言われて薬としても使われてきました。
現代になってココナッツオイルの成分が分析され、
それが故なき事ではなく、ちゃんと根拠があったという事が判明しました。
ココナッツオイルにはなんと
痴呆症にも効果がある成分が含まれているのだそうです。
もっと早く知っていればと、ちょっと悔やまれます。
とりあえず私達は今、ココナッツオイルが、
食べても塗っても効果がある事を知っているので、有効的に活用するべきでしょう。
ただ、人気が出るとたちまち粗悪品が出回るのは困りものですね。
エキストラヴァージンココナッツオイルと銘打っていても、
加熱してあったり、他成分を加えて漂白したりと、
そういった製品が多くなっているようです。
くれぐれもラベルをきちんと確認して購入するようにしましょう。