長時間同じ姿勢をして立ち上がろうとした時、
高い場所の荷物を取ろうとした時、あれ?なんか肩や膝が痛いぞ?

そんな体験はありませんか?
寒くなる季節の変わり目には特に感じやすくなるこの痛み、
実は関節痛を引き起こしているのかも知れません。

関節痛とは?

2016-01-13b

中高年の方は一度は経験した事があると思いますが、
膝を曲げ伸ばしする際や肩を動かそうとした際に、
ズキンと関節に痛みを感じる事があります。

場合によっては腫れたり熱っぽくなっていたりと
関節の中で炎症が起こってしまっている場合があるのです。

では、この関節痛は何が原因で起こってしまうのでしょうか?
まず単純な原因としては過度な運動や動作による関節の障害による痛みです。

若い人や普段から運動をしている人は
体が動きに慣れて痛みが出にくい事もありますが、
普段から運動していない人が急にマラソンなどをするどどうなるでしょうか?

膝には通常歩くよりも数倍から十数倍もの体重負荷がかかり、
膝の中にある軟骨を傷付けてしまう事もありますし、
膝関節周りの筋肉に炎症を起こしてしまう場合もあります。

それにより関節痛を引き起こしてしまいます。
他にも関節痛の原因としては高齢者の方などによくある変形性関節症というものがあります。

これの主な原因は加齢によるものですが、
膝の変形を引き起こす原因として肥満や運動不足などもあります。

肥満の場合は体重負荷により膝に負担がかかりやすい事や
運動不足により膝周りの筋力低下で関節の保持が難しくなり変形を引き起こしやすいというものです。

他にもリウマチによる関節リウマチという病気もありますが、
これは免疫疾患になります。

例えば膝が腫れて痛みが出るだけでなく、
人によっては指先などの関節の変形も見られますので、
万が一にそういう症状が出ている場合にはすぐに病院を受診する事をお勧め致します。

関節痛は冷やす?

関節痛が出ている場合、
とにかく湿布を貼って冷やすという人がいます。
特に運動後の関節痛などはそういった処置で早めに痛みが取れる場合があります。

例えば野球のピッチャーをしている選手が
試合のあとに良く肩にアイシングをしている事がありますが、
使い過ぎの後の炎症を抑えるためにも効果的です。

他にも普段から運動していない人が無理な運動をして関節痛が出た場合も
関節やその周りの筋肉に炎症が起こっている事が多いので処置としては正解です。

ただし、炎症が治まってからも痛みがずっと続く場合には、
冷やしたり冷湿布を貼り続けてもそれ以上の効果が出ない場合もあるので注意が必要です。

冷やすと温めるの対処の違いは?

逆に昔から膝には変形を起こしていて、
寒い時期になると関節が痛むという人もいます。

この場合にはお風呂などで温めて
軽く膝周りをマッサージしてあげる方が痛みが軽減する場合があります。

こういう場合には膝関節の変形による炎症よりも
寒さによって変形している膝周りの筋肉が硬くなって
曲げ伸ばしする際に痛みが出ているという事もありますので
温めて筋肉をほぐしてあげる事によって関節の動きも良くなり痛みが緩和するという事です。

どちらの場合にしても、
自分自身で判断するのが難しい場合には専門医に受診する事が大切です。

自分自身での対処法

病院に受診するのが面倒でなるべく自分自身で
早く痛みを緩和させたいという人の簡単な判断基準をお話しします。

まず、関節痛が出る前に体を無理に動かしたという自覚がある場合、
もしくは関節に熱や腫れがあり、
曲げ伸ばしするのも辛いという場合には最初は冷やす事が大切です。

どんな原因であっても関節に炎症がある場合にはまず、炎症を抑える事が肝心です。

もし間違えてお風呂などでしっかりと温めてしまうと、
温めている時は痛みが緩和しているように感じても
お風呂上りに体が冷えて来るとまた関節がズキズキと痛みを増して出てしまう場合があるのです。

ですから、最初の判断としては
冷やす方が楽になるパターンの方が多いでしょう。

ただし、冷やし過ぎも良くありません。
炎症が治まっても痛みが変わらずに関節を冷やし続けると
回復してきた関節や筋肉が硬く強張った状態が続いてしまいます。

変形性関節症では変形による関節痛ですので、
冷やし続けても、それ以上に痛みが取れずに関節が冷えて強張り、
余計に膝の曲げ伸ばしが辛くなったという人もいます。

そういった場合には関節が無理に
動き過ぎて痛みが出ないようにサポーターなどをする方が痛みが緩和する事があります。

ですから、痛みが出た時の原因や症状に合わせて対処する事が
何よりも関節痛を和らげるポイントとなるのです。