汗疱へのステロイド塗り方をご存知ですか?
ステロイドは汗疱に対し、高い効果を発揮する薬です。

でも正しく使わないとかえって汗疱を悪化する可能性もあります。
え?薬を使うのに悪化してしまうの?
そんな薬、使いたくないしなんだか怖い。

でも、ステロイドは汗疱でお悩みの方の強い味方になってくれる効果の高い薬です。
正しい使い方をすれば、完治の方向に導いてくれるのは間違いありません。

今回は汗疱の正しい治療法、ステロイドの使い方についてまとめてみたいと思います。

汗疱へのステロイドの正しい塗り方とは?

汗疱へのステロイドの正しい塗り方を実践する為には、
処方された医者にきちんと使い方を指導してもらうことが重要です。
理由としては、ステロイドは使い方によって思わぬ副作用を起こす可能性があること、
また、ステロイドの効果のランクは、5段階に分かれていて、
最強の「Ⅰ群」から一番弱い「Ⅴ群」まであるので、その使い方には十分な注意が必要なのです。

ステロイドは皮膚の疾患に対して、即効性の強い薬で、効果が表れるのも早いです。
だからといって、使用する回数、塗る量、使用期間などをきちんと守らないと、
完治出来ないばかりか、副作用を起こすリスクもあります。
長期間の使用も、常習性や副作用を招きやすくなります。

もし、医者に汗疱の治療で、ステロイドを処方されたら、
使い方、使用期間をきちんと相談・確認した上で使うようにしてください。
その指示を守ればステロイドは、汗疱を改善の方向に導く強い味方になってくれるはずです。

マイザー軟膏は汗疱に効果的?

マイザー軟膏はステロイドのひとつで、汗疱に効果的である可能性が高い薬です。
なぜなら、マイザー軟膏はステロイドの強さ5段階で最も強い「Ⅰ群」の次、「Ⅱ群」のランクになる薬だからです。

こちらでは一般的な塗り方・使用方法をご紹介しますが、
前章で申し上げたように、汗疱に効果的である反面、医者にしっかりと説明を仰ぎ、
指示をしっかりと守って使用してください。

まず、塗る前に皮膚を清潔にしましょう。
ステロイドが十分に高い効果を発揮できるように、汚れなどを落としてください。
皮膚に塗る回数などは十分に医者の説明を聞く必要がありますが、
1日に2~3回塗るのが一般的で、症状が改善に向かい始めたら、徐々にその回数を減らしていきましょう。

ここで注意しなければならないのは、治りかけたからといって、使用を急に中断することです。
薬により患部は一時的にマイザー軟膏によって補給されている
副腎皮質ホルモン」の供給が少ない状態になっています。

副腎皮質ホルモンは人間の体内の炎症を抑える働きがありますが、
このホルモンが少ない状態の患部にかえって悪影響が出る可能性があるので、注意してください。

塗る量は、両手のひらの面積に対して人差し指の第一関節くらいの量を目安とする。
患部に塗るときには擦り込まずに、指の腹を使ってさっとなぞるようにして塗布してください。

患部が化のうしている場合などは、ガーゼに薄く延ばして覆うようにして塗布しましょう。
こうした方法を正しく守って使用すれば、患部には数日から1週間で効果が表れるはずです。

効果的で症状を改善の方向に向かわせるためにも、
こうした使用方法や医者から指導された処方の仕方を正しく守るようにしましょう!

モクタールとはどんな薬?

モクタールは体の炎症部分に効果のある塗り薬です。
タールという言葉からも連想されるように、真っ黒な色をしています。

ステロイドと異なる点は、即効性のあるステロイドに対し、モクタールはあくまで、
汗疱などの皮膚トラブルに対し「手助けをする」という効果のある薬になります。

ステロイドに見られるような副作用がないので、その部分ではメリットのある薬でしたが、
発がん性の問題などがあったようで、2018年3月31日に薬価削除されることが官報に告示されています。

そのため、今後使うことはできなくなりますが、
使い方としては、患部にモクタールを塗った後、
チョビファーストとよばれる筒状の包帯に似たものを2枚使用します。

1枚目に濡らして絞ったものを患部にのせ、その上に2枚目の乾いたものをのせます。
これにより患部を冷やして、痒みを抑えることができます。

残念ながら今後はモクタールを手に入れたり、使用したりすることは難しそうです。
代替品も発売されていますが、こちらも薬価外の薬なので、入手困難になっています。

汗疱の対処法についてはこちらの記事もご参考に!

お風呂上がりにやるべきことは?

汗疱を改善の方向に導くために、お風呂上がりにやるべきこととは患部の乾燥を防ぐことです。
乾燥は汗疱の完治を妨げるのに大敵です。

汗疱が起こっている皮膚は水分が奪われやすくなっていて、
放置するとどんどん患部が乾燥し、症状が悪化する可能性があるのです。

そこでお風呂上がりに大切なことは、患部に対し化粧水などで適切な保湿をすることです。
なぜかというと、お風呂でシャンプーやせっけん、ボディーソープなどは
肌から必要以上に脂分を奪ってしまうので、乾燥しやすい状態になっています。

そのため、患部には極力これらのものをつけないことがベストなのですが、
「完全にゼロ」といったことは難しいですよね。

そこでお風呂上がりには患部に対し特に保湿をしっかりと行いましょう。
これを怠ると、せっかくマイザー軟膏などで、改善の方向にある患部の完治を妨げることになってしまいます。

ステロイドが心配な場合は市販薬でも対処できるので
チェックしてみてくださいね(*^^*)

まとめ

  • 汗疱にはステロイドが効果的だが、医者の指導のもと正しい使い方をすること
  • マイザー軟膏は汗疱へ高い効果を発揮するが、ステロイドの中でも強い効力をもつので注意が必要
  • モクタールは使用が困難である
  • お風呂上がりは特に保湿が重要

乾燥は汗疱完治の大敵。
今回の内容をまとめてみました。
完治が難しいと呼ばれている汗疱。

しかし、ステロイドなど効果の高い薬を正しく使えば、しっかりと治すことができそうですね。
マイザー軟膏など、ステロイドの薬の特徴などをしっかりと把握することはすごく大切です。

そういった情報を知らないと、完治が進まないばかりか、
かえって悪影響を及ぼす可能性もありそうです。

良薬口に苦しではありませんが、効果の高い薬は用法をしっかりと守ることが必要ですね。
適正な使い方を守る、そして医者とのコミュニケーションをしっかりととることが、
汗疱完治の最短コースになりそうです。