手のひらや足の裏にできる小さな水ぶくれは、汗疱という湿疹です。
痒いのでつぶしてしまいがちですが、それは悪化する原因になります。
汗疱とよく似た症状が出るのはアトピーです。

では、汗疱とアトピーとは、どのように違うのでしょうか?
汗疱がガサガサに悪化したときには、どのように対処すればよいでしょうか?
汗疱が悪化する原因と、悪化した時の対処や治療法をお伝えしていきます。

汗疱の炎症が悪化する原因は何?

汗疱悪化する原因は、水ぶくれ痒くて掻きつぶしてしまうことにあります。

汗疱を掻きつぶしてしまうと、
水ぶくれがあった箇所が乾燥してひび割れジュクジュクしてしまいます。
ひび割れは、しばらくすると落ち着いてきますが、そこにまた水ぶくれができてしまい、
痒くてかきむしり、乾燥してひび割れて、といったことを繰り返していくうちに赤くただれたりして…
どんどん悪化していってしまうのです。


汗疱が痒くても、掻きむしったり皮膚に刺激を与えないように気をつけて下さいね。

アトピーと汗疱の関係性や違いは?

汗疱の症状は、アトピーと似ているところがあります。
アトピーで水ぶくれができることがあるのですが、これを素人が見ると、汗疱と間違えてしまうことがあるのです。

アトピーは原因がよくわかっていない病気です。
主に乾燥肌がひどくなったり、肌のバリア機能の低下などがアトピーの原因と考えられています。

汗疱は、汗が原因の病気と考えられています。
汗をかいても、汗が出る穴がふさがった状態だと汗が肌の中にたまって、水ぶくれになります。
これが汗疱です。

汗疱とアトピーの治療法はよく似ています。
どちらも、皮膚科を受診すると、ステロイドが処方されることが多いのです。

ただ、ステロイドは汗疱を根治させる薬ではありません。
食事や日々の生活習慣を見直して、汗疱の症状が出にくい体質改善していくなどの必要があります。

ストレスも汗疱の原因といわれていますから、上手にストレス発散することも大切です。


ステロイドで汗疱が綺麗になったというツイートがありました。
痛みにまで発展してしまう前に皮膚科を受診したいですね。


ステロイドは、あまりいい印象がないようですね。
でも、汗疱の痒みに対処する力はあるので、眠れないほど痒いときはステロイドに頼りましょう。

汗疱のガサガサに馬油が効果的?

馬油は、汗疱を掻きつぶしてしまって悪化したガサガサの状態に塗ると、
保湿効果でガサガサが少しマシになります。

ただし、馬油は汗疱治療の効果はありません。
あくまで汗疱のガサガサ対策に塗る程度に考えておきましょう。

馬油以外では、ヒルドイドソフト軟膏が汗疱のガサガサに効果的です。
ただし、ヒルドイドソフト軟膏は処方箋が必要な塗り薬なので皮膚科に行って処方箋を出してもらう必要があります。

市販で手に入るハンドクリームでこまめに保湿をするのも汗疱のガサガサには効果があります。
手を洗ったりして洗剤で手の油が落ちてしまったら、必ず保湿するようにしましょう。

汗疱についてはこちらの記事もご参考に!

汗疱で病院へ行った場合はどんな治療法?

汗疱の症状が悪化して病院へ行った場合、どのような治療法が行われるでしょうか?
受診する病院は、皮膚科です。

皮膚科で汗疱と診断されると、ステロイドサリチル酸が処方されます。
痒みが強い場合には、抗ヒスタミン剤などが処方されることもあります。

これらの薬を使いながら、日常的に保湿と、汗をかいたときにこまめに拭き取るなどの方法で治療していきます。

処方されたステロイドは使い続けても大丈夫?副作用は?

処方されたステロイドは、効果はとてもありますが、
長期的に使い続けても大丈夫なのでしょうか?

ステロイドは、常習性のある薬として知られています。
でも、汗疱の治療にステロイドを使う場合は医師の指示に従って使用していれば、副作用の心配はほぼありません。

医師の指示でステロイドの使用を中止された後も使い続けることだけはやめましょう。

市販で買える汗疱の薬はあるの?

病院に行く時間がないときなどは、市販で買える薬で汗疱に対処したいですよね。
市販薬でも、汗疱に対処できる薬はいくつかあります。

ヴェレダ カレンドラケアクリーム

天然成分で、乾燥による肌荒れを保湿するクリームです。
ミツロウゴマ油も配合されていて、肌に保護膜を作ってくれます。

コーフル

殺菌力がある成分と皮膚の組織を作る成分が配合された塗り薬です。
油性の軟膏なので、保湿力も期待できます。


コーフルが汗疱に効くというツイートもあります。
病院に行く時間がないときは、市販薬で上手に対処したいですね。

ビオチン

トラブルに負けない強い皮膚を生み出す効果のあるビタミンB7のサプリです。
抗炎作用のある物質を作り出す効果もあるので、
皮膚の炎症を緩和することも期待できます。

まとめ

炎症してガサガサになると悪化してしまう汗疱
なってしまったら、なるべく水ぶくれを掻きつぶさないように気をつけることが大切です。
皮膚科で処方されるステロイド市販薬でうまく対処していって早めに治していきたいですね。