大量の発汗が予想される夏に備えて汗疱対策を実践しよう!
汗疱の特徴や概要についても詳しく紹介します。

汗疱がどのような原因で発症してどんな症状の現れるのかを知って
正しい対処法を身に付けておこう!

手の平や足の裏に小さな水疱が多数現れたら汗疱を疑う必要アリ!?
汗疱の治療に用いられるダイアコートの特徴と効能についてご紹介!

汗疱の原因や症状の現れ方について

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日本国内では春から夏にかけて気温が上昇していきますが、
それに伴って人間の発汗量も増加していくことになります。

人間の身体は暑さを感じると体温を一定に保つために
大量の汗をかくようにコントロールされていますが、
この大量の汗によってあせも汗疱などのさまざまな肌トラブルを発症するリスクが高まります。

中でも最近は汗疱に悩む人が増えてきており、
原因が分からずに放置して症状を悪化させてしまうケースも散見されます。

汗疱とは手の平や指、足の裏などに小さな水疱が無数に現れる皮膚疾患の名称です。

汗疱の原因については未だに明らかにされていませんが、
夏の暑い時期において大量に発汗する体質の人に多く見られる事から、
汗が皮膚に対して何らかの影響を及ぼしている事が考えられます。

また、人によっては汗ではなく食品や金属アレルギーなどが汗疱を発症する原因となっている場合もあります。

汗疱の症状の現れ方としては、まず第一に手の平や指、
足の裏に透明で小さな水疱が多数現れるようになります。

かゆみや痛みなどはありませんが、
稀に水疱の周りに紅斑が見られる場合は痛みや痒みを感じることがあります。

小さな水疱は次第に吸収されていき、2週間から3週間ほどで
皮膚表面から剥がれ落ちる角質に変化して治癒していきます。

汗疱についてはこちらの記事もご参考に!

汗疱に有効なダイアコートとは

夏に発症する事が多い汗疱ですが、その治療法としては
主にダイアコート軟膏と呼ばれるステロイド外用薬を用いて行います。

ダイアコートはクリーム状の軟膏として販売されているステロイド外用薬で、
主に湿疹や皮膚炎群、痒疹群、虫さされ、薬疹の治療などに用いられます。

ダイアコート軟膏に含まれる副腎皮質ステロイドには
強い抗炎症作用があるので、主に炎症性の皮膚疾患に対して使用されるのが一般的となっています。

ダイアコートは含有するステロイドが持つ炎症を抑える力によって、
汗疱だけでなく悪性リンパ腫円形脱毛症のような皮膚疾患に対しても効果を発揮します。

通常、ダイアコート軟膏は一日に一回から数回ほど適量を患部に塗布して使用しますが、
専門の医師から指示された回数や量を守らずに使用を続けると副作用のリスクが高まるので注意が必要です。

また、ステロイドは粘膜に触れないように取り扱う必要があるので
目の周りには決して使用しないように気をつける必要があります。

また、たとえ汗疱に悩まされていても
妊娠していたり子供に授乳している時期の女性は、子供に悪影響を及ぼす恐れがあるので
ダイアコートの使用を続けないことが望ましいと言われています。

ダイアコートのリスクや副作用

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汗疱を発症した箇所に塗布すると症状を緩和したり改善するのに有効とされるダイアコートですが、
使い方を間違えると副作用を発症するリスクが高まるので注意が必要です。

ダイアコートを取り扱う上で基本的な注意事項としては、
細菌性・ウイルス性の皮膚感染症には使用しない、
動物性皮膚疾患には使用しない、第二度深在性以上熱傷凍傷には使用しないなどが挙げられます。

また、長期間に渡ってダイアコート軟膏を大量に使用すると
副作用のリスクが高まるので、必ず医師の指示に従って適切に使用する事が大切です。

また、小児が使用すると発育障害を引き起こす可能性があるので
子供へのダイアコートの使用は避けた方が無難です。

ダイアコートにはステロイドが含まれている為、
時に重大な副作用を引き起こす恐れがあります。

たとえばまぶたの皮膚にダイアコートを使用する事で起きる眼圧の亢進
緑内障、白内障などを発症するリスクが挙げられます。

また、ダイアコートの大量使用を続けた場合は
下垂体・副腎皮質系の機能が低下するなどの副作用が現れる恐れがあるので注意が必要です。

どうしてもステロイド薬を使いたくない場合は、
市販薬でも汗疱に良いとされる軟膏がありますので、
こちらを試してみると良いでしょう。