実際の所カイロは治療ではありません。
カイロの施術はいわば身体の状態が悪くならないように
調整する事がその定義であり、
身体の状態が悪くならないようにするだけのものなのです。

既に病気や故障があった場合には改善するより
悪化する可能性の方が高いと言ってしまって良いでしょう。

カイロとは何?

2015-12-31b

カイロとはカイロプラクティックの事ですが、
カイロプラクティックとは1895年に
アメリカのダニエル・デビッド・パーマーという人物が提唱し、
創立した療法で、脊椎ヘルスケアの徒手療法と言われるものです。

その療法の目的はと言うと、
人が年齢と共に身体の故障を起こすのは
背骨などの歪みによる神経の圧迫等によるものであるという考え方で、
その為背骨などの状態を本来の歪みの無い状態に戻せば
健康な状態を維持出来るという事で、
人間の手によって状態を確認しつつ骨を正常に戻すのがカイロプラクティックの施術です。

いわゆるこれは身体のメンテナンスであり、
本質的には病気や怪我の治療とは違う物なのです。

実際カイロプラクティックのサイトの注意書きには
刺激を与えてはならない病気の場合は利用しないようにと書かれているのです。

つまり骨折や骨粗しょう症、血管が脆くなっている人や
内臓の病気の人、癌などの病気の人は、決してカイロを行ってはいけないという事です。

腰痛にはどんな病気がある?

カイロで言われている通り、
背骨とは人体をコントロールする際に重要な器官です。

その為、色々な身体の状態悪化につれて痛くなる事が多々あります。
それがひいては腰痛という形で現れて来る事もあります。
ですが、やはり一番多いのは腰椎と呼ばれる腰の骨部分の異常です。
そんな腰痛で一番疑わしいのが腰椎椎間板ヘルニアです。

腰椎と言うのは背骨の下側であり、
腰の部分の事で、上半身を支える要の骨となっています。

腰椎間板ヘルニアというのは要するに
この骨が骨折に近い状態になっていて、
陥没した骨が神経を圧迫している状態です。

長年の負荷でそういった状態になるので
力仕事や腰を曲げる仕事の人が罹りやすい病気と言って良いでしょう。

他にも座骨神経痛などや、骨に関係ない所では
尿道結石や子宮筋腫、腹部大動脈瘤など、
様々な病気が引き金となって腰痛に繋がる事があります。

骨に病気がなくても下腹部の病気の痛みが
腰痛として現れる事も多い事が分かりますね。

カイロを利用する注意点

腰が痛くなった場合、カイロプラクティックを利用する前に
まずは病院で検査を受けてみましょう。

その検査で骨に異常が無く、血管も丈夫であり、
内臓に問題がない場合にはカイロでの治療が効果を表す可能性があります。

骨や血管、内臓に異常が見付かった場合は
決してカイロを利用しようとしてはいけません。
お医者さんでの治療を優先しましょう。
また、中にはストレスや鬱などの脳の負担で腰痛が始まる場合もあるようです。


それ以外の特に原因の見当たらない腰痛はカイロで改善されたという報告もあります。


実のところ背骨は神経のかたまりなので、
間違っても信用のない所で施術を受けるのは止めておきましょう。
カイロに通う場合にはきちんと評判を調べてからにしてください。

受ける前に、基本的な知識を身につけておくことも大切です。
何も知らずに悪い施術を受けてしまわないように気をつけましょう。

重い物を持った時に腰を傷めない為に

重い物を持って急に立ち上がるという事を繰り返すと、
翌日ぐらいに腰が痛くなる事がありますが、
これは経験した事がある人も多いのではないでしょうか?

これは腰椎に無理をさせたという事で、
後の腰椎間板ヘルニアの引き金を引いたようなものなのです。

こんな事が累積して
やがてどうにもならない状態にまで腰椎が傷んでしまいます。

重い物を持ち上げる時は立った状態からそのまま持ち上げると
腰にかなりの負担が掛かるので、
これを避けるには一度座った状態から重い物を持ち上げるという
二段階に分かれた持ち方が腰に負担を掛けない方法とされています。
この動画を見ていただくと具体的なやり方が分かると思います。

この方法だと立ったまま持ち上げるよりも動作が余分に掛かるので、
面倒くさいと思うかもしれませんが、
一度腰を悪くするとそれがずっと続いてしまい
治療しても完全に治る事はありません。

出来るだけ悪化させないように普段の行動から注意しておきましょう。