あなたは花粉症になった事がありますか?
数十年前には花粉症という言葉も
ほとんど流行していなかったように感じますが、
今では小さい子供でも花粉症になっているというのが現実。

そして花粉症は一度発症してしまうと、
治療をしない限り毎年のように症状が出やすくなるのも特徴です。
でも、どういった過程で花粉症は発症してしまうのでしょうか?

花粉症のメカニズム

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人間の体は体内に入って来ようとする異物を取り除こうとする反応をします。

例えば鼻水や涙、くしゃみや咳など、
異物をなるべく体内から出そうとするのです。

ただ、人によってはこの異物に対して過剰な反応を起こす場合があります。
いわいるアレルギー反応というものです。
花粉症は花粉によるこのアレルギー反応が過敏な方が引き起こしやすいという訳です。

花粉症の人が増えた理由

まず1番当たり前の事ですが、
ここ数十年の間に植林されて増えたスギが
年々花粉の量を増やして飛散しているます。

吸い込む量が増えてしまうと必然的に
花粉によるアレルギー反応を起こす人も増えてしまうという訳です。

次に昔に比べて住居が増えて、
共働きなど女性も社会に進出するようになり、
主婦という位置付けの人が減った為、
掃除などをする時間が減り住宅の衛生環境が悪化して
ハウスダストやダニが増えたからだと言われています。

なぜハウスダストが関係しているのか?と言われると、
ハウスダストなどによるアレルギー反応と相まって花粉症なども悪化しやすいからです。

次に排気ガスなどによる大気汚染も問題です。
戦後からの経済発展に伴い、
工場が増え、車に乗る人も沢山増えました。

そんな化学物質を体内に取り込むと
アレルギー反応を起こしてもおかしくありません。

他にも食の飽和による食物アレルギーや、
ストレス社会による精神的なものまで、
人がアレルギー反応を起こしやすい社会になってしまったのです。
これらの原因も花粉症を発症する要因となっているのです。

花粉症の治療法

今の時代には沢山のアレルギー反応を起こす原因がある事がわかりましたが、
何よりも症状として発症しやすいのが花粉症です。

人によっては何種類もの花粉に
アレルギー反応を起こしてしまっている人もいます。

そして、花粉症に悩まされると根本的に治るという事も
なかなか難しいのが現実です。
治療法としても今は色んな方法があります。

飲み薬、点鼻薬、点眼薬、そして手術など。
それらは症状の度合いによって変わりますし、
最初の症状によって診察を受けた診療科によっても治療法は変わります。

眼科や耳鼻咽喉科、内科やアレルギー科など
色んな診療科で診てもらう事が可能で、
飲み薬や点鼻薬を処方されてとても効果の出る人もいれば、
ほとんど症状が変わらない人、
そして中には薬を使った事により余計に症状が悪化してしまう人など様々です。

最近ではドラッグストアなどで花粉症の薬が充実しているため
市販薬で症状を抑える人も少なくないようです。
もし病院へ行く時間がないという方は市販薬を試してみるといいですよ。

花粉症と抗生物質

花粉症の治療法に抗生物質を注射するという方法があります。
ひと昔前ではとても効果的で一回で治ってしまい、
それから何年も症状が出ていないという人も多かったです。

では、どんな花粉症でも抗生物質を使えば治ってしまうものなのでしょうか?

抗生物質の正しい知識

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万能薬と考えている方もいらっしゃるかも知れませんが、
抗生物質は主に細菌感染への治療法として効果を発揮してきました。

花粉症そのものはアレルギー反応ですが、
上記に述べたように花粉によるアレルギーだけでなく、
大気汚染や食物、そしてストレスなど様々な症状と併発している場合があります。

他にも花粉症から始まり副鼻腔炎を起こしている場合などもあり、
抗生物質が何に効果を出しているのかハッキリと自覚している人も少ないでしょう。

そして一番の問題は抗生物質は速効性があるだけでなく、
様々なリスクもあるという事を理解しておきましょう。

その一つは耐性菌ができる事。
抗生物質を使い続けることで体の中の菌が慣れてきて、
どんどんと性質を変化させて抵抗力を持ってしまうという事です。

次に怖いのが副作用です。
抗生物質は代謝する肝臓や腎臓、
そして腸に対して過度な負担を与えると言われています。

その結果、肝機能や腎機能の低下を起こす事や
腸内の善玉菌まで攻撃して腸内バランスの安定を崩してしまうという事です。

どんな薬も万病に効くというものはありません。
もちろん抗生物質は効果はあるでしょうが、
その分、続けて使い続けるとリスクもあるという事を理解しておきましょう。

まずは診察を受けた診療科の先生と良く相談し、
自分の症状にあった治療法を一緒に考えていくのが大切だという事です。