花粉が飛ぶ季節になると鼻水が出て目がかゆいので大変ですよね。

かゆくなる理由を詳しく知っておきたくはないですか?
対処法を考えるのに原因を知る事は大切です。

簡単に言うと花粉症はアレルギー症状の一種です。
ですから当然目がかゆいのもアレルギー性の物です。
その症状名はアレルギー性結膜炎と言います。

花粉症はなぜ発症するのでしょうか?

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花粉症は体内でIgE抗体が作られる事が発症の要因となります。
つまりIgE抗体を作りやすい体質かどうかで発症するかしないかが決まる訳です。
そしてそれは遺伝などで決まると言われています。

IgE抗体を抑制するアレルギー抑制遺伝子を持っている人は、
IgE抗体の発生を抑制出来ます。
その抑制遺伝子を持っていない人が俗に言うアレルギー体質の人です。

しかし、IgE抗体作り出す人全て発症する訳ではありません。
中にはIgE抗体を創りだしても発症しない人もいるのです。
どうしてそのような違いが起こっているのかはまだ判明していないようです。

この発症しない理由がはっきりすれば花粉症も根治出来るかもしれませんね。

とりあえず花粉に接触して何度もIgE抗体を作り出す事の蓄積が、
遂には花粉症を引き起こしてしまうのです。

目がかゆい

花粉症の目のかゆみはアレルギー性結膜炎によって引き起こされます。
目の白目の部分とまぶたの裏を覆っているのが結膜でそれが炎症した状態です。

花粉が目に触れると血液中の好酸球という細胞が反応します。
それによってかゆみの症状が引き起こされるのです。
眼科学会による発表ではなんとアレルギー性結膜炎の内の85%が、
アレルギー性結膜炎と推定されています。

結膜炎と言えば子供時代にプールで掛かる病気のトップでしたが、
今となっては花粉症のカテゴリーに収められた物の方が圧倒的に多数派という事です。

このアレルギー反応は目だけで起こる事は稀で鼻水などの症状も同時に引き起こすのが一般的です。
花粉症の人がマスクとゴーグルで完全防備とするのは理屈的にも正しいという事ですね。

目がかゆい症状についてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

花粉は悪なのか?

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花粉症の人にしてみれば憎っくき花粉ですが
果たして花粉は毒を撒き散らす悪い物質なのでしょうか?

実の所、多くの花粉には毒性はありません、つまり完全に体の過剰反応なのです。

しかし、なぜ体が毒でもない花粉にそんな過剰反応を示すのか、
まだ完全に解明された訳ではありません。

理由が分からない以上は解決出来ないという事なのでなかなか花粉症は収まらないのです。
花粉をまき散らすからと嫌われているブタクサなどは、
逆に彼らからすれば良い迷惑でしかないでしょう。

近年特に花粉症が増えているのは小さい頃に除菌環境で育った子供が増えたからだ!
と言う人もいます。

ですが、実際にそれが正しいのかどうかはまだ分かっていません。

なぜ目と鼻に症状が集中しているのか?

花粉症の症状が目と鼻に集中する理由はなぜでしょう?
それは粘膜のせいです。

鼻はその臭いを嗅ぐという特徴から
そして目は眼球の表面を保護する為
どちらも外界との接点に粘膜を持っています。

結膜炎の結膜粘膜です。
外界と接する粘膜にはアレルギーを発症させる免疫細胞が集中しています。
更に目に関して言えば、結膜の表面を覆っている保護液である涙は、
タンパク質の物質である花粉を溶かしやすい性質があるのです。
溶かして取り込んでしまう事でアレルギー症状を引き起こしてしまうのです。

本来なら体を守る為の仕組みがことごとくアレルギー症状を引き起こす仕組みとなっているのです。
守ろうとして害を成すとはなんとも皮肉な話ですね。

目がかゆいけどこすっちゃダメ

花粉症で目がかゆいからとこすってしまったら逆に大事な角膜が傷付いてしまう可能性があります。
絶対にやめましょう。

また、水道水で目を洗うのも水道水を消毒する為の塩素で目が傷付いてしまうかもしれません。
これも緊急事態以外は避けた方が良いでしょう。

花粉症で目がかゆい時は一時的な処置として目を冷やすか生理食塩水タイプの目薬を使いましょう。
うるうるとした目はマンガやドラマの世界では魅力的な瞳として描かれますが、
花粉症で常にうるうるしている目は血走っていて痛々しいですね。


参照:楽天市場

ゴーグル装着は少し恥ずかしいですが最近は花粉症用のカバー付きメガネや、
元々メガネ装着者の為にはメガネに装着するカバーもあるので、
そういう物で防御して目を守ると良いかもしれません。
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