蕁麻疹がなかなかひかないという場合があるようです。
本来蕁麻疹というのは24時間以内にひくものなのでそれ以上長引く場合には
それは蕁麻疹ではない可能性もあります。

肝臓腎臓が悪くなると蕁麻疹が出ると考える方もいるようですが、
実はあまり関連してはいない事の方が多いようです。

慢性的蕁麻疹

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蕁麻疹の多くは突発性のもので、
蕁麻疹の患者の実に73%を突発性の患者さんが占めているとされています。

突発性の蕁麻疹は原因が良くわからない事が多い症状です。
アレルギー体質であったりしてアレルゲンが判明している上で
そのアレルゲンとの接触が関連付けられていれば原因が特定出来ますが、そうでない事が多くあります。

蕁麻疹は刺激によって発生するとされるのでアレルギーだけが原因とは言えないからです。
蕁麻疹は皮膚の下にあるマスト細胞から分泌されるヒスタミンによって
引き起こされる反応で、血管が膨張して血液の中の血漿を滲み出させます。

血管の膨張が皮膚の赤味に繋がり、血漿が皮膚に漏れ出す事で膨らむのです。
この血漿の浸透による腫れは24時間以内に治まりますが、
この症状が連続で発生する場合があり、
蕁麻疹がひかずに何度も発症しているように感じられる状態を一般的に慢性的蕁麻疹と呼びます。

もし原因となるアレルゲンや、刺激が判明している場合は
その原因となる物を避ける事で症状の改善が期待出来ます。

食べ物としてはそばやエビ、カニ、果物類などのアレルゲンとなる物、
その他に薬や金属、寒さや暑さ日光なども原因としては有り得ます。

蕁麻疹と肝臓や腎臓

昔から肝臓や腎臓などが悪いと蕁麻疹が出ると良います。
実際に肝臓や腎臓が悪くて蕁麻疹が出るという方は多いようです。


この方々の他にも肝臓や腎臓が悪くなって蕁麻疹が出たという話をよく聞く事があります。

蕁麻疹で来院した病院でも聞かれる事もあるのではないでしょうか。
しかし、一方で病院の医師によると
本来は肝臓や腎臓が悪くて蕁麻疹が出るという事はあまり無いようです。

ヒスタミン分泌の仕組み上、外側や内側からの刺激が原因となる事が基本だからです。
しかし、その一方で飲酒やストレスが原因で蕁麻疹が出る場合がある事が分かっています。

肝臓も腎臓も飲酒やストレスによってダメージを受けますので
同じ原因によって発症すると考えれば肝臓や腎臓が悪い時に蕁麻疹が出るというのはむしろ当たり前の事かもしれません。

ストレスが大きい自覚がある方は岩盤浴や温泉、
そこまでいかなくても我が家のお風呂などでリラックスする時間を作るのも効果が期待出来ます。


参照:http://item.rakuten.co.jp/

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蕁麻疹が出た時の対処

蕁麻疹の治療には抗ヒスタミン剤を服用するのが1番です。
蕁麻疹はヒスタミンが血液の中を巡って血管を膨張させて血漿を漏れ出させるのが原因です。

そのため、このヒスタミンを抑える事が出来ればとりあえず症状は治まります。
もし薬が無い場合には冷やす事によって治まる事が多いので、
急場を凌ぐには冷やすのが良いとされています。

ただし、寒冷蕁麻疹という物もあり、
この場合は冷やすのは逆効果なので冷やして治まらない場合は冷やすのは止めましょう。

痒いからといって掻くと、その刺激によって患部が広がってしまいます。
出来るだけ掻かないようにしてください。

しかし、抗ヒスタミン剤はあくまでも対症療法なので、
慢性的蕁麻疹の場合は根本的な解決には至りません。

ただ、蕁麻疹の原因は身体の状態によって変化する事が多く、
抗ヒスタミン剤で抑えながら治療していく事で自然に治まる場合もあるようです。

1番良いのは蕁麻疹の原因をつきとめる事ですが、
必ずしもアレルギーが原因という訳でもないのでなかなか難しいとされています。

蕁麻疹のようで蕁麻疹ではないかも?

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蕁麻疹の見分け方は同じ場所の腫れが24時間以上続かないという事です。
実際には数時間で治ってしまうのですが他の部分がまた腫れてしまい、
ずっと続いているように見えると言うのが慢性的な蕁麻疹の症状です。

しかし、同じ場所にずっと出続けている蕁麻疹もあります。
これは蕁麻疹のようであって普通の蕁麻疹とは違うものです。

それは皮膚のもっと深い所から始まっている血管性の物で、蕁麻疹様血管炎と呼ばれています。

この症状は膠原病の皮膚症状とされていて、普通の蕁麻疹とは違います。
また、同じ膠原病に全身性エリテマトーデスという病気がありますが、
こちらは発熱やだるさを伴い赤い斑点が全身に出る病気で、
顔に蝶状の斑点が出るのが特徴とされていて、難病指定されている病気です。

このようにあまりにもひかない蕁麻疹の場合は他の病気の可能性があるので、
病院で診察の際にその事を告げてみてください。