尋常性白斑という皮膚病を、皆さんはご存知ですか?
これは、肌の一部から色素が抜け落ち、白いシミのようになってしまう皮膚病です。

発症する年齢層は幅広く、誰もが後天的にかかる可能性をもっています。
また、白斑の出かたや大きさ、形なども人によって様々です。

そこで、今回は尋常性白斑のメカニズム、治療法、普段からお家でできるケア方法などを簡単にまとめてみました。

尋常性白斑のメカニズム

先ほど、尋常性白斑のことを白いシミのようなものだといいましたが、
そのメカニズムもシミと似通っています。

なので、まずはシミができるメカニズムを簡単にまとめてみました。
シミはどうやってできるのか?
みなさん普段からシミを防止するために紫外線対策は入念に行ってますよね。

シミとは、皮膚が紫外線から刺激を受けたときに、色素細胞によって生み出されたメラニンを指します。

メラニンは皮膚の表面の細胞内にたまり、紫外線から皮膚を守る働きをします。
通常であればこのメラニンは新陳代謝によって消えるのですが、
代謝が上手くいかないと一部が皮膚の表面に残ったままになり、これがみなさんの恐れるシミの正体になります。

白斑が出る根本的な原因は実のところ、まだはっきりとはしていません。

しかし、尋常性白斑が発生するメカニズムには、
このメラニンを作り出す色素細胞の減少、消失が大きく関係しているといわれています。

治療法について

この治療法は、紫外線を患部に照射して処置をする方法です。

尋常性白斑への紫外線治療として現在知られているものはいくつかありますが、
このエキシマライト光線療法は、
既存の紫外線療法よりさらに効果が高いと言われてい308nmの紫外線を使う光線療法です。

具体的には、従来よりも少ない回数で改善効果を認めやすく、また効果の持続も長いという長所があります。

しかし、紫外線は皮膚ガンになる可能性もある危険なものですので、
10代の患者へこの処置が取られることはあまりまりません。

脱色治療法について

先ほど説明した、紫外線照射治療をためしてみたが、
長期間効果が出なかったという場合には、脱色治療法というものがとられることがあります。

これは、患部へのアプローチではなく、正常な肌の部分に脱色作用のある軟膏を塗り、
脱色することにより、患部との色の差をなくす処置です。

シミは女性の大敵です。
目につくところに白斑があると、それだけで生活の質(QOL)は下がってしまいます。
https://twitter.com/brown_bulbul/status/779159629699788800
リスクのある紫外線治療をするのは怖い、正常な肌を脱色するのは嫌だ!
そんな方にオススメしたいのが、カモフラージュメイクです。

専門機関では、白斑との色の差異を目立たなくするようなカモフラージュメイク法の指導も行われています。

また、白斑に効果的なクリームなどもあります。
肌に大きな負担のない程度にいろいろ試して効果を感じられるものを見つけましょう。

このように、尋常性白斑を治すのではなく尋常性白斑とうまく付き合っていくという選択肢もあります。


尋常性白斑への対処はこのように多様化していますので、
自分のライフスタイルに合った対処法をとることをオススメします。

まとめ

尋常性白斑とは、肌の一部から色素が抜け落ち、白いシミのようになる皮膚病であることがわかりましたね。
そのメカニズムもシミと似ており、色素細胞の減少、消滅が関係していますが、
根本的な原因はまだ分かっていないのが現状です。

治療法としてはエキシマライト治療法が効果的ですが、
紫外線照射に伴う危険性も考慮しなければいけません。

紫外線照射での効果が得られなかった場合には、脱色治療法を試してみると良いでしょう。
また、専門機関にいけば、肌の色の差異を目立たなくすることで、
患者がより生活しやすくなるような、カモフラージュメイクの指導もしてくれますよ。