インフルエンザは一旦罹ってしまうと、高熱にうなされるわ
学校や仕事は休まなきゃいけないわで本当に大変ですよね。
結局治療費を払うくらいなら、
インフルエンザに罹らないように予防接種を受ける方が
金銭的にも体力的にも精神的にもいいですよね。
でも、インフルエンザと同じシーズンに流行する風邪。
これら風邪や鼻風邪の症状があるときでも予防接種を受けてもいいの?
という疑問もあります。
こちらではインフルエンザワクチンを受ける際に
気を付けたいことをご紹介いたします。
そもそもインフルエンザって?
インフルエンザウイルスが、のどや気管支、肺などの呼吸器で感染、
増殖することにより発症する疾病です。
感染後、潜伏期間があり1〜5日後に発症します。
症状は38℃以上の高熱、筋肉痛、
悪寒、頭痛、関節痛、倦怠感などの全身症状、咳、痰
呼吸困難、腹痛、下痢などで、
これらの症状が3〜7日間続いた後、回復に向かいます。
ただ、気管支炎や肺炎などの他の疾病も併発しやすいので、
子供やお年寄り、病気治療中の方などの体力のない方は
より一層の注意が必要です。
感染経路は主に、くしゃみや咳、
鼻水などが飛んでうつる飛沫感染となります。
予防方法は、やはり一番有効なのがワクチンの接種。
そのほかにも、うがい手洗い、
人ごみに出かける際はウイルス対策のマスクなどがあります。
そして自宅では除菌をする。
一家に一台、空気清浄機があると安心かもしれません。
インフルエンザワクチンってどんなもの?
インフルエンザに罹らないための一番の予防方法が
インフルエンザワクチンの接種です。
残念ながらワクチンを接種すると、
100%インフルエンザに罹らない!というわけにはいきませんが、
重症化や死亡を予防することができます。
感染を防ぐ、また症状を軽く抑えるために摂取することが望ましいでしょう。
インフルエンザには、その年々で流行するタイプが違います。
大きく分けてA、B、C型があり、
毎年流行を予測してワクチンを製造しています。
ワクチンとは、あらかじめ弱いウイルスを体に入れることによって、
そのウイルスを排除する物質である抗体を作り、
次に同じウイルスが体内に入った時に感染しにくくする働きがあります。
一般的にはその効果は、
摂取後2週間から5カ月程度持続するといわれています。
インフルエンザワクチンを受けられないことはあるの?
こんな場合は、
インフルエンザワクチンの接種ができない場合があります。
37.5℃以上の熱がある場合、
ワクチンの成分にアレルギー症状がある場合、
過去一カ月以内に風疹、
麻疹、おたふく風邪、水痘、ポリオに罹った、
もしくは予防接種を受けた人。
また、鶏卵でワクチンを作るため鶏卵に対して
明確なアレルギーがある人も受けることができません。
では、これらには当てはまらないけれど、
軽い風邪症状、鼻かぜ症状がみられる場合はどうでしょう?
風邪の前兆もどきなんだけどインフル予防接種受けていいかなヽ(^。^)ノ
— 地底人 (@cutban65) November 29, 2014
この体調で予防接種受けていいのか謎。学校行くべきかも謎。
— こば (@kobameron) November 26, 2014
こうゲホラゲホラ咳き込む状態でインフルエンザ予防接種受けていいのもなのだろうか
— くぬぎ (@kunren) October 28, 2014
やはり疑問が多いようです。
これに対しての意見は様々ですが、
ネット上で見かけた医療従事者の方や、
鼻かぜ症状の子供さんを連れて行った経験のあるママさん達は
「鼻水のみの症状で、熱がなければ予防接種しています」
「鼻水だけなら、それを待っている間に
インフルエンザに罹る可能性も考慮して予防接種をしています」
などという意見が多く見られました。
まとめ
インフルエンザの流行シーズンと、風邪のシーズンが同じ頃なので、
どうしても風邪をひいた場合の予防接種はどうすればいいのか?
という問題が出てきますよね。
風邪の諸症状がある場合の予防接種に関しては、
慎重派の意見もあるようですが、
大多数が「高熱が出なければ」「鼻水が出て1週間ほど経過していれば」
予防接種に踏み切るようです。
ただ、予防接種は自己判断、親御さんの判断となりますので、
なんらかの風邪症状がみられる場合には、
一度お医者様に相談し納得した上で受けたいですね。
毎年やってくるインフルエンザシーズン。
上手にワクチン摂取を利用して、健康に冬を越したいですね。