寒くなると頻繁に注意喚起される、インフルエンザ
それが厄介な病気だということは
恐らく皆さんご存知のことと思いますが、そのウイルスはどこから来るのでしょう。

何故、特定の季節にばかり流行するのか、
不思議に思ったことはありませんか?

今回は、インフルエンザがどこから来て、
何故流行するのかを考えてみましょう。

インフルエンザは、渡り鳥が運んでくる

2015-10-16b

インフルエンザウイルスがどこで発生するかというと、
シベリアやカナダなどの、北の国の湖です。

そして、その湖のウイルスたっぷりの水を水鳥が飲み、
体内にウイルスを持ったまま、寒くなると南下して日本に渡ってきます。

そして、ウイルスを含んだ糞などを日本に落とし、
そこから巡り巡って人に感染するというわけです。

この渡り鳥が飛来する時期は秋~冬、
そしてインフルエンザが流行しやすいのも秋~冬と、
時期がピッタリと一致していることがわかると思います。

しかし、不思議なことにインフルエンザウイルスに感染した渡り鳥たちは、
人間に感染したときに生じるような症状を起こしません。

そのため、ウイルスを持っているにも関わらず、大量死などせずに、
春になると元気にまた北の国へ戻っていくのです。

そして、翌年の秋、また新たにウイルスを持って日本に渡ってきて流行……
というのを繰り返すというわけですね。

どうして、毎年流行するのか

でも、インフルエンザはウイルス性の病気ですから、
一度感染して完治したら、抗体ができて
二度と感染しなくなっても良さそうなのに、何故毎年感染してしまうのでしょうか。

インフルエンザは、A型、B型などという型に分かれていることはご存知だと思います。

この型が違えば抗体自体が違うのは当然です。
去年はA型に感染して、今年はB型が流行ということになると、
体内の抗体は型が違うため、A型の抗体は全く効果を表さないということになります。

ですが、去年はA型に感染して、
今年もA型に感染するということだって、十分にあり得るのです。
そのメカニズムとは、ウイルスの突然変異によるものです。

インフルエンザウイルスは突然変異しやすく、
去年と同じ型でも、翌年には少しずつ変異したものが再度渡ってきます。

そのため、型は似ていても自分の身体にある抗体とは
一致しないものが体内に入り込むため、
身体の防御機能が働かず、翌年も再度感染してしまうのです。

予防接種の必要性は?

それでは、インフルエンザの予防接種は効果がないのでは、
と思われるかもしれません。

確かに、A型B型などの大まかな流行型が予防接種と不一致だった場合は、
あえなく感染してしまうことになります。

ですが、突然変異しているにも関わらず、
流行型と予防接種した型が近しいものだった場合は、
「交差反応」という反応が起き、少し違った型でも抗体が働いてくれるのです。

ただ、これは、あくまで重症化を食い止める働きがあるという程度で、
完全に感染をブロックできるほどのものではありません。

しかし、ながら、重症化しやすい老人や子供には、
命の危険から身を守れるという観点で

予防接種が推奨されています。
もちろん健康な大人でも予防接種をしておくことにより、
病状が長引かずに回復が早まるというメリットがありますので、
受けておくに越したことはないものと言えるでしょう。

まとめ

インフルエンザがどこから来るのか、
どうやって流行していくのかをご説明しました。

このように、インフルエンザの流行は、
毎年注意しなければいけないものというのがわかりますね。
去年感染したからと、今年は大丈夫というわけにはいかないのです。

一度感染したことがあるなら、
きっと忘れられない苦しみを味わったことと思います。

ですから、予防接種を含め、
流行時期にはありとあらゆる予防策を張り巡らす必要があるのです。

やはり、インフルエンザも風邪と同じく、
うがい、手洗い、マスクの着用などが効果的な対処法と言えるでしょう。

こちらはセンサーで泡が出てきます。
ポンプを触らずに、手を洗えるので衛生的です。
すでに泡になって出てくるのも嬉しいですよね。

以下に、インフルエンザ予防のための手洗い法を説明した動画がありますので、ご覧下さい。

今年もインフルエンザの流行時期が近づいてきています。
この季節を元気に乗り切るべく、

インフルエンザ予防のために、できることをしていきましょう。