強いお腹の痛みや嘔吐、下痢などの症状が出てつらいのが胃腸風邪です。
でも、胃腸風邪って具体的に何が原因で
どんな症状が出るのかということはあまり良く知られていません。

胃腸風邪とはどういう病気か、
さらに大人が胃腸風邪になるとどんな症状がでるかなどを詳しくご紹介していきます。

胃腸風邪とは?

Pretty woman suffering from stomach pain at home in the bedroom

胃腸風邪とはよく耳にしますが、実際にどんなものなのでしょうか?
胃腸風邪という名前は、実は正式名称ではありません。

胃腸風邪の正式名称は、感染性胃腸炎です。
ウイルスまたは細菌が原因となって胃腸炎を起こしてしまうものです。

そのため、細菌性胃腸炎もウイルス性胃腸炎も胃腸風邪になるのですね。
細菌性胃腸炎の原因となるのは、サルモネラ菌や腸炎ビブリオなどがあります。

また、ウイルス性胃腸炎の原因となるのは、
ノロウイルスやロタウイルス、アデノウイルスなどです。

細菌にしてもウイルスにしても、
二次感染を引き起こしやすいものだからこそ注意が必要な病気です。

胃腸風邪の症状とは?

では、胃腸風邪になるとどんな症状が出るのでしょうか?
胃腸風邪になった時の代表的な症状としては、
お腹の痛み・嘔吐・下痢・発熱です。

この症状の中でも、お腹の痛みは特に強く感じることがほとんどです。
その痛みは、我慢が出来ないほどで立っていられないこともあるほど。

胃腸風邪が治るまで、このお腹の痛みはなかなかひいてくれないので、
胃腸風邪になるとつらいといわれることが多いのです。

また、併せて嘔吐もひどくなる場合がほとんどです。
胃腸風邪になると、嘔吐がひどく
トイレにこもりっきりになってしまうこともたびたびあります。

吐くこと自体は、
体の細菌やウイルスを出そうとしている証でもあるので、
吐いてしまった方が楽になりますよ。

下痢は、水のような下痢に。
発熱は、必ずしも出る症状ではないですが。

発熱も出ることがある可能性があるぐらいで考えておいてください。
胃腸風邪になった時に注意しなければいけないのは、
嘔吐や下痢による脱水症状と嘔吐や下痢の処理不足での二次感染です。

これらにさえ注意すれば、1〜2週間安静にすれば病気は改善に向かいます。

大人の場合、貧血症状がでることも?

大人が胃腸風邪になった時、
貧血のようなめまいを感じる症状が出ることもあります。

めまいを感じて貧血だと思ったら、
胃腸風邪になっていたと感じることが多いようです。

実は胃腸風邪になると、
普段人が平行バランスを整えるための機能をもっている、
前庭機能という部分が狂ってしまうのです。

そのため、平行バランスが乱れてめまいを感じ、
それを貧血だと思ってしまうのです。

お腹の痛みよりもそれを早く感じることがあるので、
胃腸風邪とは気づかないという場合も多々ありますよ。

胃腸風邪をはやく回復させるためには?

胃腸風邪になると、お腹の痛みだけではなく苦しいぐらいの嘔吐で、
正直本当に苦しい病気です。

だからこそ、出来るだけ早く治したいものですよね。
では、胃腸風邪を早く回復させる方法はあるのでしょうか?

水分補給

すでにご紹介の通り、胃腸風邪になると
ひどい嘔吐だけではなく水のような下痢が出てしまいます。

体調も優れないので、飲んだり食べたりを控えてしまいますが、
水分補給を怠ると脱水症状になってしまいます。

ジュースやスポーツドリンクを飲んでしまいがちですが、
脱水症状には経口補水液がオススメです。

脱水症状の改善に必要な栄養分を効率よく吸収できる成分でできています。
病院でも点滴代わりに使われることもあるようです。

脱水症状になれば、さらに症状が悪化してしまうので
とにかく水分補給をすることを忘れないようにしてください。

胃に負担をかけない食事

胃腸風邪になるとなかなか食欲はわきませんが、
少しでもお腹が減ったら栄養をとるようにすることで回復も早まります。

ですが、まだ胃腸は弱っている状態だからこそ
刺激があるものを食べてしまうと胃腸に負担をかけてしまい、症状が悪化してしまうことも。

食欲が出たら、とにかく胃に負担をかけないような味付けの薄い、
さらに消化しやすい食事を心がけるようにしてください。

下痢止めや吐き気止めは飲まない

嘔吐や下痢がひどいとつらいのはわかりますが、
胃腸風邪の時に吐き気止めや下痢止めを飲むのは逆効果です。

胃腸風邪の嘔吐や下痢は、
体内の細菌やウイルスを体から追い出そうとしている体の働きです。

それを止めてしまうと、体から排出するべき細菌やウイルスを
排出できなくなってしまい、症状が良くなりません。
つらいですが、
吐き気止めや下痢止めは飲まないようにしましょう。

まとめ

2015-11-27c

胃腸風邪とは、感染性胃腸炎の通称です。
ウイルスや細菌が原因となり引き起こされ、
最悪二次感染なども起こしてしまうものだからこそ注意が必要です。

めまいも感染性胃腸炎の症状のひとつなので、
めまいに加えお腹の痛みが出てきたら
胃腸風邪の可能性があるので、病院へ行くようにしましょう。