ウイルス性、機能性、細菌性など、
様々な要因で起こる胃腸炎ですが、
あの痛みは胃痙攣によるものだとか。
これ、本当につらいですよね……。
でも、どうして胃が痙攣してしまうのでしょうか?

今回は、胃腸炎による痙攣の対処法や、
食べ物や飲み物からケアする方法についてご説明します。

胃腸炎の原因、症状

2016-10-05b

胃腸炎とは、その名の通り、胃や腸の粘膜に炎症を起こす病気を指します。

原因の大半は、ウイルス細菌による感染で、
これらは特に、感染性胃腸炎という名前で呼ばれます。
他にも、薬品化学物質によるもの、寄生虫などによっても引き起こされます。

これらの胃腸炎の中で、必ずと言って良いほど見られる症状が、
下痢嘔吐胃の痙攣痛です。

胃はみぞおちのあたりにあるので、
この周辺がキリキリ締め付けられるように痛むなら胃が痙攣を起こしている可能性大です。

また、重症になると、より激しい嘔吐血便が見られることも。
そして、下痢や嘔吐が続くことで脱水症状となり、
体内の電解質バランスが崩れて血圧の低下などが起こります。

胃腸炎の重症度は、体内に入った原因菌や原因物質の量、
毒性の強さ、または個人の抵抗力によって変わります。

血便、そしていつまでも下痢と嘔吐がおさまらない場合は、
重症の可能性があるので病院で診てもらって下さい。

胃腸炎については、こちらの記事も参考にしてみてください(*^^*)

胃痙攣はなぜ起こるの?

胃腸炎で起こりがちな胃痙攣は、
正式には胃前庭部痙攣症という症状で、
胃の筋肉が引き攣れて締め付けられるような痛みを発生させるのが特徴です。

胃腸炎による胃痛はほとんどが
胃痙攣によるものと言われており、
これは症状の重い、軽いにかかわらず起こります。

なぜ胃が引き攣れてしまうかというと、胃腸炎の場合は
原因となった毒性物質を体外に出そうと胃が反応して
急激に動くことで、あの痛みが起こるのだそうです。

胃腸炎でない場合も、ストレス刺激物の食べ過ぎ
冷えなどによって胃が緊張してしまい、胃痙攣を起こすケースもあります。

ストレスなどで胃痙攣が起こった場合は、
胃にゆたんぽなどを乗せて温めたり、
横になって安静にすると良くなることが多いようです。

胃腸炎の時の食べ物・飲み物のオススメ

胃腸炎の時は、何を食べれば良いのでしょうか。
胃に優しいものを食べると良いという説もあれば、断食が良いという説もあります。

ここで支持したいのは、食欲が無いうちは断食して、
何か食べたくなったら胃に優しいものを食べる方法です。
人の身体は、水分さえしっかり取っていれば
1、2日程度固形物を食べなくても平気なので、
胃が異常を起こしているうちは、しっかり休めた方が良いのです。

もちろん、絶食中でも経口補水液などで
水分と電解質は補給して下さいね。

所さんでおなじみのOS-1はご存知の方も多いでしょう。
経口補水液は少し温めると胃への刺激が少なく、吸収も良くなります。

胃腸炎の食事の食べ始めとしておすすめなのは、
重湯やご飯少な目のお粥をメインに、
繊維が少ない野菜を柔らかく煮たもの、
たんぱく源として卵、白身魚、鶏ささみなど。
どれも、薄味で作ったものの方が胃への刺激が少なくなります。

ここで、お粥、柔らかいサラダ菜、
鶏ささみを使ったお腹に優しいレシピをご紹介します。
胃腸炎でなくてもとっても美味しく食べられるので、
胃腸炎の家族と、健康な家族が一緒に食べられますね。

10分と少し長めの動画ですが、
解説しながらノーカットで作っているので、とてもわかりやすいですよ。

まとめ

Mixed race woman drinking coffee on sofa

胃腸炎の症状や食事についてご説明しましたが、
数日で治るものだとしても、
胃腸炎による胃痙攣は、のたうち回るくらいつらいことも少なくありません。

そうなる前に、胃腸炎自体を予防してしまいましょう。
予防のためには感染性寄生虫による胃腸炎に関しては、
感染源となるものを体内に入れないことが第一です。

しっかり加熱したものを食べ、食事の前の手洗いを徹底しましょう。
生で食べる者に関しては新鮮なものを選び、下処理でしっかり洗って、

調理中に汚染されないように衛生管理を行って下さい。

また、胃腸炎の症状の出方は、
個人の抵抗力によるものも大きいため、
普段からウイルスに負けないように、
疲れやストレスを溜めないようにすることも大切です。

寒くなると、ウイルス性の胃腸炎が増えてきます。
予防策はしっかり取るに越したことはありません。