赤ちゃんに授乳中なのに胃腸炎になってしまって、
授乳を続けていいかどうか気にするお母さんがいるようです。

ウイルス性胃腸炎などの場合にそれが感染らないか心配になるようです。
これは心配いりません。

授乳で病気が感染るような事はありません。
ただ、薬を飲んでいる時は授乳を止めた方が良いでしょう。

胃腸炎と母乳の関係

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胃腸炎がウイルス性ならば、
むしろお母さんの母乳を通して抗体を摂取出来るので、
積極的に授乳をした方が良いぐらいです。

しかし、病院あるいは市販の薬を服用している場合は別です。
薬は血液に乗って運ばれますので、
血液から作られる母乳にも入り込んでしまいます。

このため、赤ちゃんが知らず知らずに薬を服用した状態となってしまうのです。

薬は身体に劇的な効果を引き起こす物がほとんどです。
赤ちゃんの身体は小さいので、
僅かな量でも大きな負担となる可能性があります。

薬を服用した時には授乳は一旦止めた方が良いでしょう。
また、薬を服用しなければならない程に体調が悪いのなら、
少しの間は粉ミルクを使って、他のご家族の方に手伝ってもらう事を考えても良いでしょう。

胃腸炎についてはこちらの記事もご参考に(*^^*)

赤ちゃんを病気から守るのは母乳

赤ちゃんの免疫で最も大事なのは初乳と言われています。
これは出産後2、3日の間に出る母乳の事です。

初乳には免疫グロブリンAと呼ばれる免疫物質が含まれています。
この免疫グロブリンAは、
赤ちゃんの口から食道、胃、腸などの粘膜に広がって、
細菌ウイルス、アレルゲンを寄せ付けません。

初乳でない母乳にも大切な役割があります。
母乳に含まれる成分には
腸の中の鉄分を吸収しやすくする成分があるのですが、
このおかげで腸内の大腸菌の繁殖が抑えられ、乳酸菌が優勢になる事となります。

つまり腸内環境が善玉菌優勢となるのです。
よく知られているように、人の健康の多くは、
腸内環境による所が大きいのです。

更に、お母さんが病気に掛かっていると、
赤ちゃんにはその抗体が出来る事が分かっています。

これは先に述べたように母乳を通して抗体が摂取出来るからです。
母乳で育った赤ちゃんが丈夫なのは、このような理由があるのです。

ウイルス性胃腸炎で赤ちゃんに感染る場合

これはお母さんや家族からの接触感染の可能性が高いです。
赤ちゃんに触れる時には徹底的に消毒をしてから触れるようにしましょう。

案外と盲点なのが、父親や兄弟の接触です。
赤ちゃんに触る時にはきちんと手を消毒する癖をつけてもらってください。

特に幼稚園などの集団の中へ通うお子さんがいる場合は注意が必要です。


このように、乳幼児は初乳の影響で感染しにくい状態で
家族の中一人だけ無事だったという話は良くありますが、
それでも完全に無事という訳にはいかない時もあります。

それ以前に家族自体が全員に感染してしまう事の無いように、
外から帰った時には手洗い消毒の癖を付けるようにすると良いですね。

こういった物を洗面所に置いておけば
外から帰ってきて手を洗い、消毒もできます。

乳幼児の育児中はどうしても神経質になりがちですが、
家族で話し合いの場をなるべく設けて、
色々相談しながら子育てをしていく事が大切です。

小さい兄姉にも一緒に話をしておいた方が
家族の一体感も強くなるし、
頼られているという自覚が生まれるはずです。

胃腸炎の対処法については、こちらの記事でも詳しく説明しています♪

子供が病気の時に役立つちょっとした事

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小さいお子さんが病気になってしまったけれど
家で看病が出来ない、あるいは自分も病気になって
子供の面倒を看てあげられない、
そんな場合に役立つ制度があります。
それが病児保育です。

お母さんならご存知の方も多いと思いますが、
知らない人もいるかもしれないので、一応ご紹介しておきます。

病児保育はその地域の方針によって違うと思いますが、
感染性の病気でも大体は引受てくれます。

入院程ではないけど、看病が必要という状態の時に、
保育園では受けてくれませんが、専門の病児保育という制度があるのです。

病院内の施設だったり、NPO法人だったりしますが、
どうしても自分では子供の世話を出来ない場合は
利用出来るかどうか確認してみると良いでしょう。

まだなかなか普及していない部分もありますし、
病後保育の所が多いですが、感染性でもOKの訪問タイプの所などもあるようです。
どうしても無理な時には弱音を吐くことも大切です。