激しい下痢や嘔吐に苦しめられる急性胃腸炎
実は、ビールを飲んで、水分補給しても良いそうです。

ビール党には嬉しい話しですが、それって本当なのでしょうか?

胃腸炎って、どんな病気?

2015-06-11b

胃や小腸・大腸の粘膜に炎症が起きる事を胃腸炎と言います。
一般的にはウイルス細菌などの微生物の感染によって起こる感染症の事を言います。

その他に、毒素のある化学物質が原因となって起こる事もあります。
ウイルスによって引き起こされる症状の特徴は、
水溶性(水のような)下痢・嘔吐・腹痛・発熱です。

ノロウイルス・アストロウイルス・アデノウイルス・ロタウイルスの4種類が、
主な胃腸炎の原因となるウイルスです。

細菌性の胃腸炎は、ウイルス性胃腸炎のように多くはありません。
胃腸炎を引き起こす細菌の一部は、小腸結腸の粘膜に侵入する性質を持っています。

細菌は、侵入した粘膜の細胞を破壊して潰瘍(小さな傷)を作ります。
潰瘍が原因となり、出血を引き起こす為に、血便が特徴的な症状となります。

原因となる細菌は、大腸菌・カンピロバクター菌、
赤痢菌・サルモネラ菌が代表的なものです。

ウイルス性の胃腸炎と比較して、症状が重篤になる可能性があります。
多くは、衛生管理を徹底して、調理の時に十分に加熱することで防げます。

ウイルス感染症についてはこちらの記事でも詳しく説明しています(*^^*)

胃腸炎にかかるとどうなるの?

まず、食欲が無くなり、急に吐き気を感じたり嘔吐したりして、
同時に下痢がはじまります。

腸がゴロゴロと鳴って、痙攣することからお腹に痛みを感じます。
発熱や筋肉痛・倦怠感など風邪に良く似た症状が起きる事もありますが、
下痢の症状が伴う場合は、胃腸炎の可能性が高いです。

注意すべき症状としては、
激しい嘔吐や下痢がある場合は、脱水症状が起こります。

脱水症状としては、排尿回数の減少、脱力感・口臭があります。
乳幼児の場合ですは、泣いているのに涙が出ない事もあります。

脱水は、体内の水分が不足しているだけでなく、
水と電解物質のバランスが崩れている状態でもあります。

その為、水分のみを補給するのではなく、
電解物質であるカリウムナトリウムなども一緒に補給する必要があります。

胃腸炎になったら、どうやって治すの?

胃腸炎では、多くの場合
ベットで安静にして脱水症状が起きないように、
水分補給をしっかり行って回復を待ちます。

基本的に、体内にある胃腸炎を起こす原因物質を
早く(便と一緒に)排出する為に、下痢止め等の薬は使用しません。

処方される薬は、腸内環境を整えて炎症を改善する為の
整腸剤吐き気を抑える吐き気止め程度となります。

吐き気・嘔吐が酷く水分を十分に取れずに脱水症状になった場合は、
点滴で脱水症状を改善します。

症状が酷い場合は、脱水症状にならないように水分補給をこまめに行います。
食欲がなく、吐き気が強いなら無理して食事をする必要はありません。

症状が治まってきたら、徐々に食欲が出てきます。
ゼリーやおかゆでなくても本人が食べたい物を食べて良いです。

ただし、様子を見ながら、無理をせずに食事を取るようにします。

お勧めの食品は、胃腸炎で腸内の細菌が大量に死んでしまい、
腸内環境が悪くなっていますので、腸内細菌の補充をかねて、
乳酸菌を豊富に含むヨーグルトです。

参照:http://item.rakuten.co.jp/
こちらならヨーグルトを切らしてしまったときや
食べられなかったときに水でさっと飲んで乳酸菌を摂り入れることができます。

胃腸炎になって慌てて飲むのではなく
普段から乳酸菌を摂り入れることを心がけるのがオススメです。
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このように、胃腸炎で乳酸菌を補給する方は多いんですね(*^^*)

胃腸炎の対処法については、こちらの記事もご参考に♪

胃腸炎の時に、本当にビールを飲んでいいの?

ビールに含まれる炭酸の刺激によって、胃が活性化され機能が向上します。
炭酸の刺激で、大量の胃酸が分泌される事で、胃の粘膜が保護されるからです。

また、ビールの苦みが食欲を刺激します。
この事から、現在ではビールは適切な飲み方をすれば、
胃に良い飲み物と言われるようになりました。

胃腸炎にかかった時は安静にして水分補給に努め、
症状の回復を待つ以外にありません。
とはいえ、吐き気で悩ませれている状態では、水分補給も難しい場合もあります。

そんな場合は、自分の好きな飲み物を飲んで水分補給を行う事が大切です。

ビールはアルコール度数も低く、胃に良いと言われるお酒ですので、
水分補給の手段の一つにされても構いません。

ただしビールだけを飲むのは、
胃腸炎で弱っている体に負担が掛かってしまうので
上手に他の飲み物と併用して飲むようにします。

また、どんな種類の胃腸炎でもビールを飲んで良いわけではありません。
胃腸に潰瘍(小さな傷)を作る、細菌を原因とする胃腸炎の場合はNGです。

ビールを飲んで良いのは、ウイルス性の急性胃腸炎のみです。

まとめ

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胃腸炎の時にビールを飲んで良い理由として、
ビールには豊富なミネラルビタミンが含まれている事もあります。

脱水症状は、体内の水分が不足しているだけでなく、
体内に必要なビタミンやミネラルが不足している事も原因になりますので、
水分と同時にビタミンやミネラルが豊富に含まれているビールを飲む事は、
脱水症状の予防や改善になります。

胃腸炎の時は、何よりも脱水症状が恐いので、
上手に水分やビタミン・ミネラル等を補給して下さい。

ですが、一番はかからない事です。
石鹸でしっかり正しい手洗いの習慣を付けて、
調理器具や台所の衛生管理をしっかりするなど、予防に努めて下さい。