百日咳マイコプラズマ肺炎
どちらも病気の名前ですが聞いたことはありますか?

この2つの病気はどちらも症状が似ているので見分けがつきにくいんです。
そして併発する可能性もあると聞けば少し怖くなってきますよね。

今回はそんな2つの病気の違いや併発の可能性、
そして2つの病気が併発することはあるのか…?についてお話します。

1歳未満がかかると死亡の可能性も・・・百日咳ってなに?

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百日咳は、その名の通り100日程の長い期間
咳が出続け、発熱もするツライもの。
主に小さな赤ちゃんから子供、青年までがよくかかってしまいます。

小児の場合は、年齢が小さければ小さいほど危険を伴うことが多く、急を要します。

非常に強い咳と荒い呼吸が目立つので、少し「おかしな咳だな」と思ったらすぐに病院へ!

成人してからの「百日咳」は、小児のように重くなることはめったにありませんが、
それだけ自覚症状もなくなるということなので気を付けるに越したことはありませんよ。

血液検査をして症状の判断が出来るようになります。

小児も成人してからの百日咳も、
「三種混合」のワクチンを接種し予防することができます。


子どものころに摂取した人も要注意!

重い肺炎を誘発するかも?「マイコプラズマ肺炎」ってなに?

では、マイコプラズマ肺炎とは一体何なのか。
マイコプラズマ肺炎は肺炎をもたらす感染症のひとつです。

「Mycoplasma pneumoniae」という名の微生物が気管や喉などに感染し、
気管から肺にかけて増殖することで症状を引き起こします。

感染から症状が出るまで2〜3週間かかります。
こちらも百日咳同様、赤ちゃんから青年の「若い世代」に発症することが多い病気なのです。

症状としては発熱や咳など、普通の風邪や百日咳とよく似ていて、
特に喉の痛みや咳は2週間ほど続くことがあります。


発症年齢は特に小学生に多いので集団生活の中では感染してしまいます。
親御さんは十分に気を付けて見てあげることが大切です。

百日咳とマイコプラズマ肺炎の違い・見分け方

このように、「百日咳」と「マイコプラズマ肺炎」は症状が似ています。
ですから見分けるのも難しいのですが、ここで2つの病気の違いについて説明しますね。

まず、病原体レベルで見ると
百日咳は「細菌」、マイコプラズマ肺炎は「微生物」です。

百日咳の百日咳菌は、自然環境の中には存在しないので
人間同士の感染でうつります。

マイコプラズマ肺炎の微生物は、
ウイルスと細菌の間に位置する「マイコプラズマ・ニューモニエ」というもの。
これが感染してしまうとマイコプラズマ肺炎が発症します。

次に、症状で見ると百日咳はまず鼻水・熱発・咳などの風邪と似た症状、
そして次に2週間にわたる発作性の咳、
それが終わると「コンコン」と連続的な咳、
「ヒュー」という呼気を特徴とした咳が連続して起こります。

マイコプラズマ肺炎は、痰の出ない激しい咳・発熱・頭痛など。
特に咳に関しては長く続くため筋肉痛が起こることもあります。

2つの病気には咳に特徴があるため咳で見分けると良いでしょう。

どちらも予防法は共通しています。

それは手洗いうがいです。
特に咳の症状が出るので、うがいを念入りに。
うがい薬を使うと殺菌効果もありますので良いでしょう。
さらに、外出時はマスクをして徹底して予防しましょう。

併発することはあるの?もし併発してしまったら?

百日咳とマイコプラズマ肺炎の併発について調べてみました。

その結果、この2つの病気の判断は医師でも難しいということが分かりました。

例えば、マイコプラズマ肺炎感染に対して、
1度「陽性」反応が出ると1年以上は「陽性」のままです。
医師側がこれを知らず、何度血液検査をしても
「陽性」と判断されてしまうケースもあるそうです。

一方百日咳の検査による診断は2週間間をおいて2回測定し、
4倍以上数値が上がらないと「陽性」だと判断できません。

ですので1度の検査で「陽性」と判断されてしまうこともあります。
なので、口コミなどで信頼できる医師を探し、
自分の症状やこれまでの検査の状況をしっかり伝えるということが大切になってくるのです。

まとめ

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百日咳とマイコプラズマ肺炎。
どちらも症状が似ていて判断も付きにくいのですが
放っておくと(特に小さなお子さんは)重大な病気を引き起こす原因になりかねません。

いつもの「咳」と少し違うなと感じたら
あるいは、咳がいつもより長く続くなと感じたら
すぐに評判の良い医師に診てもらうことをおすすめします。

また、どちらの病気も診断が難しく、
正確な判断を下すために何度も血液検査を受ける可能性も出てきます。

小さいころに予防接種のワクチンを接種していても
大人になったら効果が薄れ、発症してしまうことだってあるのです。

大切なことは少しの変化に気付くこと。
そして、大事にならないうちに病院を受診することです。